おさぼりしているうちに1週間以上たってしまい、記憶も定かではありませんが、チェリーちゃんの健診結果です。
鳥さんたちの次の健診はいつにしようか・・・と思っていた時でもあり、全員前倒しでお願いすることにして、ユッピーちゃんとサブレ君も一緒です。
診察中の発作が癖になりつつあるチェリーちゃん。
他の子を先に診ていただいて、落ち着いたところでチェリーちゃんに行けば大丈夫という算段もありました。
真ん中を透明シートで区切ってお二人様用に改造したキャリーケージ、大きな扉側にユッピーちゃん、餌入れ用の小窓がついている方にチェリーちゃんを入れました。
チェリーはキャリーから出す際に脱走した事が過去何回かありますし、ユッピーは手を差し出せば乗ってくる子なので・・・。
チェリーちゃんもサブレ君もすっかり旅慣れていますから、落ち着いたものです。
でも、今回2回目のユッピーちゃんは、ちょっと緊張していたようです。
サブちゃんは道中たまにごしょごしょ言っていましたが、チェリユピは一言も発せず。
ヤッピーさんのときは、ときおりピッピ、ギャルギャルやってたんですが。
チェリーは流されるタイプらしく、いつも相棒に合せているんですよね。

この日の健診メニューは、普段のそのう、糞便検査に加え、レントゲン検査と血液検査をお願いしました。
トップバッターのサブがレントゲン室に拉致られている間、待ちのお二人さん。
ユッピーは先生から「若者」と呼ばれています ^^
「この子に何かあったら大変だ!」と言いながら、診てくださる先生。
チェリーは前回、眼に光を当てたところで発作が起きたので、今回は眼は最後にしていただけるようにお願いしました。
体重はチェリー
28.5g、ユッピー
26.5g 。
チェリーちゃんは体調が気になって餌を増量気味にしていたので、普段より1.5ポイントアップです。
「うん、このくらいでいいですよ。
心配なときは、もう少し増やしても大丈夫です。
一番あったときって、34gでしたっけ?」「最高記録 35gですよ~。」「まあ、30g くらいまでなら大丈夫ですよ。」体重に関しては、松岡先生はちょこっと甘めです。
ダイエットで横浜の病院に通院していた時も、30gを切った時点で終了宣言していただきました。
でもね、苦労して痩せたんですから、できる事ならこのまま維持したい。
こちらのさじ加減も難しいです。
全身チェックでは、チェリーちゃん、肝臓はOK。
でも、保定していると、やっぱり眼が充血してくるそうです。
「やっぱり、チェリーちゃんは血圧が高いのかもしれませんね・・・。」糞便、そのう検査もチェリーは問題なし。
意外にも、ユッピーが消化不良気味でウンチがゆるいとか。
「緊張しているだけでしょう、心配ありません。」と先生。
やっぱり、ユッピーは小心者ですね ^^
普段の健診メニュー終了時点では、チェリーちゃん、全く問題なし。
キャリーケージの中でも、いつものもさ~っとした感じはなくて、体もすらりと細くて表情もいいです。
そして、いよいよスペシャルメニューのレントゲン。
先生がチェリユピのキャリーを持ってレントゲン室に消えていった・・・
と思いきや、すぐに出てきて、その足元の先をヨロヨロと低空飛行で逃げていくグレーのヒトが(笑)
「あれ、逃げちゃったんですか?」「ボクの手が入らなくて・・・で、手袋で滑って・・・」と、先生あたあた。
そうでした、忘れてました。
チェリーちゃんはちゅんちきが出して先生に渡さなきゃいけなかったのでした。
「今度からチェリーちゃんは、反対側に入れてきてください。」と、トホホ顔の先生でした。
いえいえ、決してイジワルしたワケではございません・・・作戦が裏目に出ただけで(爆)
幸い、チェリーちゃんはすぐに捕まって、発作も起きていなかったのでそのまま検査続行していただきました。
結果は、チェリーちゃん、胃が大きく、胃拡張だそうです。
生まれつきそうなのか、太っていた時になってしまったのかは、分からないということです。
もし、胃が悪くて消化不良とか何とかなら、胃の薬も使えるそうです。
ウサギさんと同じ、プリンぺランだそうです。
ちなみに、人間も胃の調子が悪くて気持ちが悪いときには、効くそうです。
最近、ちょこっと気持ちの悪い事が多いちゅんちき、ゴブちんの上前はねたろか・・・
と一瞬、思ってしまいました。
(れーせーに考えれば、ウサギさんのお薬の方がよっぽど高いので、NGですね・笑)
場合によっては、バリウム検査をしてみるのも良いそうですが、チェリーちゃんはちょっとしかゴハンをもらえない割には誰よりもウンチもりもりな子なので、胃が悪いってのも考えにくい。
きっと、最高体重35gをマークしていたあの頃に、食べすぎでなっちゃったんだわ・・・
と思ったのでした。
でも、人間だったら、食べないでいると胃が小さくなるというけれど、ぶんちょはそのままなんですね。
朝はペレット3‐4種類をトータルで 2.5g あげているのですが、それを一気食いしてしまうせいもあるのでしょうか・・・。
あとは、お腹の脂肪は普通の子に比べて多いそうです。
見た目はスレンダーでも、中はやっぱり・・・なのでした。
胃の中には程よく砂粒が入っていました。
「あれ~?
ペレットしかあげてないはずなんですけどねぇ・・・この子。
何か食べちゃってるんでしょうか?」「いや、ペレットにもそういうものが入っているんでしょう。
表示には書いてなくても、いろいろ入れちゃってるみたいなんですよ。
だから、ロットごとのばらつきもかなりあるし。
その辺は日本と違って、かなりアバウトです。」ふーん、です。
「成分表示もないようなものは鳥にくれるな」
と鳥の先生方はよくおっしゃっていますが、まあ、どっこいどっこいなんでしょうね。
ペレット食の選択も、「それが良いものだから」というよりは、「こっちの方がマシかな?」くらいの気持ちでいた方がいいのかもしれません。
最後は、いよいよ本日のメインイベント、採血です。
ぶんちょさんの採血をしていただくのは初めてです。
これも、チェリーちゃんは最後。
サブとユッピーはスムーズにいったのですが・・・
チェリーちゃんの番になって、
「わっ、そのうがパンパンで血管が見えない!」と、一瞬、頭を抱えた先生なのでした。
ハハハ、ごめんなさ~い、ワタクシがやりました。
レントゲンフィルムの現像が終わるのを待っている間に、ご苦労さんのご褒美にペレットを少々あげてしまいました。
だって、ホントに少ししかあげてないし、ユッピーちゃんだって食べてたけど何ともなかったし・・・
とはイイワケで。
そのうにものが入っていると採血できないってのは知りませんでしたが、フツーあげませんよね、
採血の前には。
って、あまりのバカさ加減にこっちも頭抱えちゃいました。
チェリーちゃんも疲れてきているだろうし、こういうときはインターバルを置いた方が良いので、何人か待っている方がいらしたこともあり、ここで1回休戦ということにしていただきました。



検査結果です。
待っている間にそのうは少し小さくなって、無事に採血していただくことができました。
チェリーちゃんの血管は少し固め、ユッピーちゃんの血はサラサラだそうです。
検査値ですが、LDHとCPKが機械の測定範囲の上限を越えてエラーになっています。
というとびっくりしてしまいますが、ユッピーの値を「ほぼ正常値」とみなして比較した方が良いそうです。
こちらもそのつもりで、ユッピーにも検査を受けさせた訳ですが。
LDHはあいまいな値が出てしまうことも多く、それ単独では肝機能の判断はしないということです。
LDHとCPKが上がっていると肝臓の炎症を疑うということもあるけれど、他の項目が上がっていないので大丈夫とのことです。
CPKの方は、サンプル量が少なかったので血球が混ざってエラーになった可能性もあるそうです。
レントゲン検査の後だったから、ストレスで値が跳ね上がってるって可能性もないわけではないようですが、同時検査じゃなきゃ何かあったときに判断に困るんでしょうし・・・。
ともあれ、ユッピーもほぼ同じ結果というのが何よりの安心材料です。
チェリーだけ検査してこれだったら、かなり焦るんじゃないかしら・・・。
意外だったのは、脂質系の値がチェリーちゃんの方が低かったってこと。
ダイエット食を食べているだけの事はありました。
とりあえず、「チェリーちゃん、高脂血漿説」は否定されました ^^
結局、延々、午後の診療時間をめいっぱい占拠して、あれこれ検査していただいた結果は、どこも悪くないってことで・・・。
一応、喜んでいいんだよねって思う事にしましたが、謎のチェリーちゃんです。
ヤッピーさんがいなくなったショックもあったでしょうし、
ユッピーちゃんと一時的にはいい感じになったものの、やっぱりユッピーちゃんではダメで、
「ボクにはヤッピーちゃんしかいないのにぃ!」
ってことかしら・・・?
見ていて、ひょっとしてウツ? って気もしないわけでもないんですよね。
ぶんちょ心はよく分かりませんが、とりあえず体には悪いところはないってことで安心できました。
長々と読んでいただいて、ありがとうございました!