兎鳥庵 日記

インコ3羽と ウサギ9羽にヒト1人の日常です                  - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

ダブルうっ滞 (後篇)

皆さまにはご心配いただいて、ありがとうございます。
あい君は、とりあえず快方に向かっております。


きち先生には最初に
「2人とも同じ原因だと思いますか?」
と聞かれて、

「いえ、ゴブちんの方はうっ滞常習犯で原因もはっきりしているのですが、
あいちゃんの方は本当に突然で、全く分かりません。
昨日の朝までは元気で良く食べていました。」

と答えたのですが、今でも、

あいちゃん、あれは何だったの~

って聞きたい気分。


太鼓をたたくようないい音がしていたのに、最後までガスが出なかったので、
「ガスはもう抜けないんですか?」
ってお聞きしましたら、

「もしかしたら、腸の方の音を拾っていたのかもしれません。
腸だったら、下から抜けるのでむしろ、いいです。」

ということです。

今回のような状態になると、胃に圧迫されて血流も止まるので下半身から血液が戻れなくなり、エコノミー症候群のような状態になって血栓ができて亡くなってしまう事もあるそうです。

あい君は換毛期まっさかり。
普段なら何の問題もなく通過できる毛が、何かの拍子に胃の動きが悪くなると、とたんに詰まってしまうというのはよくあるそうで。
特にストレスになるようなものもなかったし、その前々日にはハクたんと団子になって元気に遊んでいたし。

出てきた胃液は新鮮で、本当に急にたまってしまったのだろうということです。
山口先生や研修の先生、居合わせた人みんなで交互に臭いをかいで、口々に
「ほう~!」
なんて言い合っている光景は、今思えば異様かも・・・。

これだけ胃液が出ている状態だと、お薬を飲ませても効かないだろうということで、
「じゃあ、家で注射してください。 注射、できますか?」

「えっと、耳(静注)ですか?」
「いえ、皮下です。」

そりゃ、やれと言われればやりますけど、やったことないし
一応、こんな仕事してますけど、監査部門の人間ですので実技経験はゼロです。

その後、山口先生にコツを教えていただいて、生食で1回投与練習。
「うっかり皮内になちゃったり、筋注になっちゃったりしても大丈夫ですか?」
「早く効いちゃうだけだから、大丈夫ですよ。」

帰ってから、夜の12時と翌朝6-7時の2回、投与するようにとのことです。
中身はいつものプリンぺランだそうです。
失敗したときのために3本、シリンジに充填して針も付けた状態で渡してくださいました。
消毒用のアル綿付き。

やれやれ、ダッチさんたちのために自分で注射もできるようになっておくといいかな~
なんて思った事はあったのですが、まさかライオンズにやるはめになるとは思ってもみませんでした。

帰り道、回復が遅い場合、強制給餌しても大丈夫か聞いておけばよかったな~
と、ちょっと後悔。
閉塞している場合は、うっかりやると、またパンパンになっちゃいそうです。
胃がカラになったところで、補液と注射で胃を動かして詰まっているものを流してしまおうという作戦だと思うのですが、うまくいくかどうか・・・。


胃液を抜いていただいた後、明らかに楽になってホッとしたような表情をしたあい君ですが、それでも、帰ってきたときはボロぞうきんのようにヨレヨレ。

12時に指示通り注射。
うまくいきました。
でも、効き目はさっぱり・・・? な感じ。

冷蔵庫に合ったブロッコリーと菜っ葉を出すと、菜っ葉を3枚ばかり食べました。
強制給餌は怖いけど、自力で食べてくれるのは嬉しい。


翌朝 ―
起き抜けに注射 (爆)
半分寝ぼけていて手元がアヤシイし、あい君、ちょっと元気になっていてじっとしてない。
危うく、背中に針刺したまま逃げられるところでした。

昨夜は手つかずだったブロッコリーは花芽の部分だけなくなっていました。
よしよしと、残りのブロッコリーと菜っ葉を出すと、ちょこっとだけお召し上がりになりました。
でも、牧草とペレットは相変わらず無視。

夜は残業もそこそこに、野菜をしこたま買い込んで帰宅しました。
元気がないのは相変わらずだけど、表情はいいです。

さて、お薬はどうしましょう?
予備の1本を残しておくのはもったいないですから、やっちまいましょう。
抵抗する元気はしっかり出てきたようです。

でも、やっぱり食べない。
小松菜は気に入ったようで、4枚ほど。
シソとプチトマトはお気に召さない。
お腹の悪いときにどうかとは思うけど、人参も出してみました。
人参は気に入って、スティックの 1/3 ほど齧りましたが、もうギブアップのようで、前足の間に人参を抱え込んでお休みになりました。


そして、今朝 ―
お腹が張っていない事を確認してから、きち先生のプリンペランミックスと常備してある流動食 (クリティカルケア) を少しだけ強制給餌。
ペレットも牧草も食べませんが、純を一切れつまんでいました。

夜もプリンぺランミックスと流動食。
食いつきは悪かったものの、バナナ一切れ。
小松菜、人参。
ちっとも食べないので、やきもきしますが、確実に動きも表情も良くなってきているので大丈夫でしょう。


長くなってしまったので、ゴブちんの方はまた次回、書きますね。

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コメント


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あぁ・・・よかったです!
ちゅんちきさん注射をしたなんてスゴイです~
その甲斐あって本当に徐々に快方に向かってますね!
●も出てきていますか?
閉塞していたら強制給餌は絶対にダメだと言われていました。
こういうときは自ら食べてくれることが一番ですよね^^
ちゅんちきさんの強制給餌のタイミングもばっちりだと私は思います!
表情は元気になってくると全然違いますよね。
うっ滞は突然なのでとても怖いですね。。。
あい君、危険な状態を脱してよかったです(涙)

もこまる | URL | 2010年06月10日(Thu)00:24 [EDIT]


ちゅんちきさん、こんにちは。ダブルうっ滞だったなんて、今読んでびっくりです。快方に向かってるようでよかったです。鼻からチューブ入れて胃液を抜くんですね、初めて知りました。家も先週、ナナちゃんがうっ滞になり山口先生にお世話になったとこです。急に具合が悪くなるから怖いですよね。きち先生はお薬を予備にくれるので助かります。それにしても注射まで出してくれるのはすごいですね(>_<)私にはできないな~自分が注射されるのが嫌いなので・・・!
お仕事休むのは大変だと思いますが、ウサたちのためにがんばってくだいね(^^♪

ゆり | URL | 2010年06月10日(Thu)08:35 [EDIT]


あい君、元気になってきてるようでよかったです~。
うっ滞って怖いんですね。
注射か・・・。
以前に飼ってたネコが高齢になってきた時に注射(点滴かな?)、自分でした事を思い出しました。
病院の先生に毎日連れてくるのは大変でしょうからと言われて自宅でやる事にしたんですけどね。
頑張って何回かチャレンジしましたが、毎回ドキドキしながら針を刺してました。

サン | URL | 2010年06月10日(Thu)12:09 [EDIT]


ヤレヤレ 今夜はひとまずは安心して寝られそうです(笑)
ちゅんちきさんは ほそっこいし。
あータロウはそこそこの年だし。
ゴブチンまでだから、共倒れになりゃしないかと、内心ヒヤヒヤでした。
なんたって昨日の今日を経験しているもんだから、ついね(^^;; やーねー年寄りの老婆心は。
ゴブチンの事が書いてないってことは、こちらは一段落なんだろうと見当つけて、ひとまずホッとする事にしました。
でも、マミーはもっと太らなくちゃいけません。
ふくらし粉でも送ろうかしらん?

チーママ | URL | 2010年06月10日(Thu)17:30 [EDIT]


もこまるさま
ご心配いただいて、ありがとうございます。
●はとってもしょぼいですが、一応、出ています。
死なない程度に、詰まらない程度に食べさせる感じで行きました。
今回は本当に何の前触れもなく、急だったのでビックリでした。

ゆりさま
私もチューブで胃液やガスを抜く方法は初めて知りました。
先生、「じゃあ、自分で注射してください」って、いとも簡単におっしゃるんで、目が点になりました。
遠いからって言うんですけど、近くたって夜中の12時とか朝6時なんて、病院、行かないよねぇ・・・
って、ちょっと笑ってしまいました。
でも、入院にならなくて、助かりました。

サンさま
ネコちゃんだと、自宅で点滴されるという話もときどき聞きますよね。
あの針を刺す感触がなんとも言えませんでした・・・。
おヘタッぴに針刺されて、あい君は災難でした。
まさしく、泣きっ面にハチ(笑)

チーママさま
大変、ご心配をおかけしました。
あい君、普段はタフに見えても、やっぱり歳なんだな~
って思いました。
今回、あい君は運がありました。
とりあえず、今はホッとしています。
あ、まみ~はこれ以上太ると体が重くて大変なので、ふくらし粉は送らないでくださいね(笑)
筋肉がないので、体は軽量にしておかないと・・・。

ちゅんちき | URL | 2010年06月11日(Fri)00:52 [EDIT]