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兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

野うさぎさん

本日、職場にて。

お昼過ぎ、トイレに立ったら、途中でうさ担さんがすれ違いざま、
「野うさぎの赤ちゃんがいるの~ って。

何その話? って、よくよく聞けば。
外回りの施設関係の仕事をしているおじさんが、親とはぐれた子うさぎを見つけて洗濯場のカゴに入れて保護していると・・・。

これは聞き捨てならぬと大急ぎで用を足して、洗濯場に行ってみれば。
片手に乗るようなサイズのお目々くりくりのそれはかわゆい子うさぎちゃんがっ

すでに女の子数人が群がっており、新人ちゃんなんて連れて帰りたそうにしてるし。
でもさ~、はぐれたっていうけど、絶対に親うさぎは近くにいると思うのよね。

子うさぎちゃん、ぜんぜん人間を怖がらなくって、されるがままでしたが・・・
「これ、絶対に誘拐してるし元の場所に戻した方がいいよ」
って言って。
近くにアオダイショウもいたから危ないって言うんだけど、これだけ人がわらわらしてれば蛇ももう逃げてるよってことで。

なんて言ってるそばから、おじさんが
「ここにもいた
って、ひょいと片手でつかんで拾って来ちゃうし

まったく困ったもんです。
みんな、目もあいてるし毛も生えてるから普通にお世話できるって思ったらしいけど、野うさぎだったら初めっからまんまミニチュアサイズで生まれてくるはずだから、このサイズだとまだおっぱい飲んでるかもしれないって思いました。

帰る頃にまだいたら保護すればいいんだからって、なんとか皆々さまを説得して子うさぎを草むらに戻したのでありました。
2匹目の子は口元に傷があって少し痩せていたので心配ではありましたが、育たなかったとしてもそれが自然の摂理。
野生に人間が介入するべきではないと思いました。

子うさぎたち、戻したそのときは手足を伸ばしたまんまの形でピクリとも動かなかったのですが、
「ウチら見てると動けないんだよ」
って言って、早々に退散しました。

夕方にはやっぱり影も形もなかったのですが、
お母さんのところに戻れているといいな~
みんなベタベタ触ってたけど、お母さんに嫌がられてなきゃいいな~
なんて、ただ祈るのみ。

帰ってきてからネット検索してみたら、やっぱり、野うさぎってそういうもんらしいですね。
親うさぎは子うさぎから離れたところにいるって。


それにしても、声を大にして言いたい。
みんな、拾うな~

とはいえ、かくいうワタクシめも、
動物用粉ミルク、ウチにまだあったよね?
保温器もあるし・・・
って、一瞬アタマの中を駆け巡ったのでありました。
で、きち先生にしかられるぅ~って m(_ _)m


あ、写真くらい撮っておけばよかったです・・・。
ホント、可愛かったんですもの。

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