
本当は大福くんと一緒に行ければ良かったのですが、お話がまとまりかけたところで、先住うさぎさんにパスツレラの治療歴があることが分かって、ブレーキがかかってしまったのでありました。
この子たちは元がSPF動物でパスツレラフリーということもありまして、ちょっと慎重になった方がいいかな?
というのがあって。
ただ、パスツレラとかEZなんて、大多数のうさぎさんが持っているものなので、そもそも気にする方がおかしいかも!?
なところもあり。
たまたま発症したから分かったけど、まったくの健康体でキャリアの子なんてゴマンといるわけだから、多頭飼い=キャリアの子と一緒になる、と思ってもほぼ間違いないわけで。
分かっているから気になる、ってだけって気もしますし。
きち先生に、どんなものだろうか?
と相談したところ、
「パスツレラフリーの子が、いきなり接触すると危ない」
と言いつつも、
「そんなことを言っていたらキリがないし、発症するかどうかは確率の問題ということもあるし、そんないいお話があるんだったら行くべきだと思いますよ」
って背中を押してくださって。
一度、抗酸菌症でひどい目に遭っているので慎重にならざるを得ない面もありますが、でもね、それだからこそ、我が家でも少しずつ他のうさぎさんと接触させるようにしてきたのです。
一つ屋根の下で暮らす以上、完全隔離は無理ですし、それなら頑張って免疫をつけてもらうしかないわけで。
初めはお客さま専用部屋でしか遊ばせていなかったのを、去年の暮れあたりから徐々に大部屋の子たちと行き来させるようにしていました。
先生からは、お世話の順番の徹底とこまめな消毒、ケージはなるべく離して置くことなどのアドバイスをいただいて。
初めはしっかり対策して、その後は様子を見ながらでいいのではないかと。
ご指名をいただいたのはかりんちゃんですが、先住さんがいるのなら相性も見た方がいいしということで、とりあえず、全員つれて行ったのでありました。
ただ、上記の理由から、うさぎさん同士で顔を合わせてのお見合いができないので、どうしたもんだか・・・って感じで。

とりあえず、本命のかりんちゃんに出てもらって。
かりんちゃん、飲み込みの早い子で、何しにここに来たのかすぐに分かったみたい。
空気読みながら、あちこち探検していらっしゃいました。

こちらは、プリン君。
病歴があるのは、もう一人のピーター君の方なのですが、一応、用心して離れたところからのご対面となりました。
初めはぜんぜん興味なさげな様子でしたが、楽しそうなかりんちゃんを次第に目で追うように。
これなら、大丈夫ね・・・
ということで、めでたく、かりんちゃんで決まったのでありました。

断固、お見合い拒否のヒト(笑)
ウィンクちゃんがダメなのは初めっから分かっていたのですけどね。
でも、人生(兎生)何が起こるか分からないんだからって。

ぽんちゃんも、 「あの、あたしもいるんですけど」 って、控えめに視線を送っていたのですが、残念ながら出番はございませんでした m(_ _)m
かりんちゃんは横目で新しいおうちを見つつ、 「でも、あたし、こっちにかえる~」 ってやってました。

我が家では、他の子たちよりも大きいイージーホーム80に住んでいたものだから、かりんちゃん的にはちょっと納得がいかなかったらしいです。
でもね、これからは毎日、たくさん遊ばせてもらえるんだからね。
早くもお皿をぶん投げそうな勢いだった、かりんちゃん。
お利口にしているでしょうか。。。
お名前は新しく付けてくださいってお願いしましたけど、かりんちゃんのままでと。
ご配慮いただきました。
しばらくはお預けだけど、プリン君やピーター君とも仲良くできるといいね。
かりんちゃん、幸せにね



