
まみ~が起きてくるのをずっと待っていてくれたみたい。
それなのに、まだきっと大丈夫って、ハクたんに湯たんぽ用意しに行ったりわたわたしていました。
「ハクたん、ほらあったかいよ~」
って湯たんぽあてて体をさすっていたら、いつの間にか出かけちゃってました。
確かに、さっきまで息があったのにな。
ちゃんと呼びかけにも反応してたのになって。
今日は丸1日休むわけにはいかないけれど、午前中なら休めるからと、そのつもりでした。
朝一番に先生に相談して、何か手立てを講じれば、もう少し頑張れると思っていました。
そんなにあわてて行かなくてもいいのにね。
そんな訳で、結局、その後大慌てで支度して普通に出勤したのでした。
病院には、相談じゃなくて病理検査のお願いになってしまったけど、電話を入れて。
「夜7時くらいまでに来てもらえれば」 と先生がおっしゃってくださったので、ギリギリまで仕事して。
夕方4時半くらいには早退させてもらうつもりだったけど、相手のある仕事なので自分のペースだけではいかず。
会社を出たのが定時5分前の、16時55分。
すっ飛んで家に帰ってハクたん引っさらって、、、
と行きたいところでしたが、用意したキャリーには全然入らない(--)
あれ、生きてる時には入ったのになって。
まあ、丸くなって死んでくれるわけじゃないから、当然と言えば当然なんですが。
すぐに連れて行けない時にはいつも冷蔵庫にいてもらうのですが、ハクたん、当然ながら冷蔵庫にも入らなくて、1日お外に出されていたのでした。
今日は会社では朝からずっとみぞれが降っていましたが、そういうときは箱根は完璧雪ですから、東名で迂回して行きました。
出るのが遅くなったうえに道もそこそこ混んでいて心配しましたが、何とか7時ちょうどくらいに滑り込みました。
剖検の結果は、大体は予想どおりでした。
胸水がたくさんたまっていたそうです。
それで呼吸が苦しかったのだろうと。
利尿剤を使って、とても楽になったはずだと。
もしかして、逆に苦しい時間を長引かせちゃったんじゃないかなという気もしていたのですが、
やっぱり、これで良かったんだと思うしかないですね。
予想どおり、肺の状態が一番ひどくて。
大きい分、正常な部分も多少は残っているように見えたので、ぶっちよりはマシだっただろうとは思いました。
でも、目で見ただけでは分かりませんから。
先生も、これの判断は病理に任せますとおっしゃっていました。
心臓も右心が大きいとのことです。
ハクたん、がんばって呼吸してたんだよね。
あとは、脂肪肝だったのと、胃潰瘍がポツポツと。
最後はほとんど何も食べられなかったからな、と思いました。
胃潰瘍は、なにがストレスだったんだろう。
酸素室に閉じ込められているのがイヤだったのか、それとも・・・。
それでも、胃の中にはちゃんとまだ内容物があって。
最後の1日は殆どウンチも出なかったのですけど。
気管には結節は見られず。
最後の2日間ほど、動きがメチャクチャでてんかん発作かと思ったのですが、脳に十分な酸素が行きわたらなくて、神経にきちゃったのかもということでした。
昨日の晩には、19時頃にお薬を飲んだのが最後で、それ以降はお水が飲めていないんじゃないかとシリンジで飲ませようとしても、一切受け付けませんでした。
飲み込むことすらできなくなっているというか、そんな感じで。
皆さまには、ハクたんに多大なる励ましをいただいたのに、力及ばずでごめんなさい。
りんママさまから送っていただいた野菜も第一弾を少しばかり食べただけで。
冷蔵庫の中にはハクたんのために買いこんだお野菜もまだたくさん残っているのに。
皆さま、りんママさま、どうもありがとうございました。
どうか、お花などお気遣いなさらないでくださいね。
イチさんのときにハクたんの分もまとめていただいたと思っております。
一旦は、イチが追い返してくれたんだろうなって思います。
「ちょっとぉ、なんでアンタがついてくんのよ

って怒られて、すごすご引き返したけど、やっぱり、ついてっちゃって。
最後の10日間、ずいぶんと苦しい思いをさせてしまったので、もう苦しくないよねって思うと、ホッとする部分もあります。
苦しそうなハクたんを見るのは辛かったですから。
ちょっとおツムが弱くて、調子乗りで、陽気だったハクたん。
お人好しで、いつも誰かにがぶられていて。
先生もあっちこっちにかさぶたを見つけては、
「あれ、ここも、ここも、齧られてる。 この子おいしいのかな?」
なんて笑っていらっしゃいましたっけ。
いつもどでーんと、転がっていて。
可愛いアザラシがいなくなって、まみ~は寂しいです。
うん、最後に病院に連れて行こうと抱えた時、アシベがごまちゃん小脇に抱えてるみたいになっちゃって、なんかちょっと笑ってしまいましたっけ。
最後にもっとお話ししてあげればよかったなとか、ユキリキちゃんとちゃんとお別れをさせてあげればよかったなとか。
後悔は尽きないです。
でも、ハクたんがいて、ライオンズのおじちゃまたちもいて、本当に楽しかった。
唯一、子ウサギのときから育てた子でした。
レンたちは怒っていたけど、またそれも楽しくて。
ハクたん、ありがとうね。
これで、お月さまで団子の会が開けるね。
ぶっちゃんも、ちゃんと仲間に入れてやるんだよ。
おっきいお団子、楽しみだね。
じゃあ、そっちで楽しくね。
もう、イチさん怒らせちゃダメだからね。


