兎鳥庵 日記

インコ3羽と ウサギ9羽にヒト1人の日常です                  - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

イチさん、ありがとう

昨日は、イチさんの剖検をしていただきました。
土曜日でしたし、可能であれば立ち会いたいと言いましたところ、診察が終わるお昼過ぎにということになりました。


肺に少し違和感があった以外は、どの臓器もいたってキレイで。
死因に抗酸菌が影響したのかどうか、あるいは、感染はしていたけれど、それ以外の要因で亡くなったのかは、知りたいところでした。
イチは、一時、くしゃみが出た時もありましたが、それ以降は長らく抗酸菌を感染を思わせるような症状は全く出ていませんでした。

肺は、少し色が悪いのと、なんとなくブツブツ感が (これがイヤなのですよね)
先生は、膨らませてみないと分からないとおっしゃいましたが。
で、空気を入れてぶっと膨らませると、そうすると、あんまり気にならないかもねって感じでしたが、でもまあ、ちょっとイヤな感じ。
ぶっちの肺は、それはもう強烈でしたが、イチさんのは、ちょっと変かな? くらいの感じ。

亡くなった日の未明くらいから、少し呼吸も荒くなったのですが、これが死因につながるのかどうか。
死ぬ前は誰だって息は苦しいだろうからな~
なんても思ってみたり。


イチさんの記録をさかのぼってみると・・・。

最初の異変は、2014年の4月。
激やせしたのと、足に力が入っていないというのに気付きました。
念のため、EZも疑って、駆虫薬の投薬もしました。

5月には、呼吸がおかしくなって、心臓の薬 (エナカルドmix) の投薬を始めました。
このときのレントゲン検査では、心肥大と肺全体が白っぽい、年齢の割に石灰化が進んでいる、などの所見がありました。

11月には、てんかん発作がありました。
2015年5月に、右眼が緑内障に。
そして、2016年の9月には、背中に出来た腫瘍の摘出手術を受けました。

足の方は、2014年4月以降、徐々に悪化して、
後肢に力が入らない ⇒ 前足の開張肢 ⇒ 後肢も立たなくなる ⇒ 寝たきり
という経過をたどりました。
ここ半年はほぼ寝たきりで、当初はそれでも前後左右に自在に泳いでいたのが、ここ2ヵ月ほどは完全に寝たきり (多少は前方方向への移動だけはできていた) 感じでした。



こうしてみると、この3年弱、イチさんは随分と頑張ったんだな~
と改めて思わされたのでありました。
思えば、最初に体重が激減した時、あのまま下降線で亡くなっていてもおかしくはなかったなって。

良い先生に巡り会えたのは、何より幸運でした。
長きに渡って、うまくコントロールしていただきました。


そう思う一方で、もう少し自分がうまくお世話できていたなら、まだ生きられたんじゃないかという思いもあり。

最初のウサギ、レン・イチ・ゴブをお迎えした時、ウサギについての知識はないに等しかったので、情報収集にいそしんだわけですが。
寿命に関しては、当時、7-8歳としているところが多かったように思います。
それで、うまく飼えば、10歳越えも、みたいな。
雌雄差について言及しているところはなかったように思いますが、生物一般として、当然、雌の方が長生きするだろうと思い込んでいたわけです。
もちろん、子宮がんのファクターは除いての話ですが。

イチさんはお迎えしてすぐに避妊手術をしましたから、この3匹の中では最後まで残るだろうと思い込んでいました。
レンもゴブちんもそれなりに元気にしているのに、なんで!? と。
そもそもの思い込みが間違っていたのかと、先生に聞いてみましたら、やはり、子宮がんを除けば、雌の方が長生きだと。
きちさんの最高齢のウサギの患者さんは17歳だったそうですが、その子も女の子だったと。
残念ながら、18歳を目前にしてお亡くなりになったそうですが。

もう少し保温に気を配っていれば、これでもかというくらいに暖かくしてやっていれば、持ちこたえられたかもとか。
固いものが食べにくくなっているのに、もう少し早く気付いていれば、とか。
もう少し下のお世話がうまくできていれば、違ったんじゃないかとか。
足が不自由になるのを防ぐのに、もう少しリハビリを頑張ってやっていれば、とか。
いろいろ思う訳です。



イチさんの胃の中には、バスマットの毛足が2、3個と、あと、小さなツブツブがありました。
先生が、
「なんか鳥の餌みたいのが入ってますけど、何ですかね?」
っておっしゃったけど、その時すぐには思い当たらなくて。
「オーツヘイについていた実か、牧草に交じっている雑草の種ですかね!?」
なんて答えたのですが。

家に帰ってきてから、思い出しました。
100均 (実際には300円でしたが) で買ったネックピローの中身でした。
手触りもクッション性も申し分なく、気に入ってくれるようなら、これならいくら汚しても買い換えられるしと思ったのですが、レンさまが齧っちゃって。
そしたら中から細かい白いツブツブが溢れ出してきて、もう難儀しました。
とってもとっても取りきれないのですね。
静電気であっちこっちにくっついて、忘れた頃にまた出て来るし。
それが、餌入れの中にも混じっちゃっていることもありましたから、ペレットと一緒に食べちゃったんでしょうね。
随分前の話ですが、それがまだそのまま胃の中に残っていたんですね。
それでうっ滞を起こすかと言われれば、そんな感じにも見えなかったですが。
バスマットの毛足の方が詰まったらヤバそうな感じでしたけど、これも、レンさまが齧ったのが餌入れに混入したのでしょう。

最後に食べた野菜はすべて消化されていました。
ぶっちのときは、にんじんのすりおろしがそのまま残っていましたから、そういう意味でも、イチさんの方がはるかに状態は良かった。

状態が良かったからこそ、異物が胃の中にあっても閉塞もせず、ということだったのでしょう。
若かりし頃にお腹にしまいこんだマンションの壁は、跡形もなく。
やんちゃだった頃は、ありとあらゆるものを誤食していたように思いますが、それらは痕跡もなくでした。
ここ数か月分のだけが残っていた感じでしょうか。

まったくね、最後に解剖していただくのは、飼い主にとっても答え合わせみたいなものです。
自分の飼い方がどうだったのか、最後に自分の目で見られて良かったです。

最初のウサギだけに、今思えば、随分とメチャクチャな飼い方をしていた部分もあったと思います。
うん、それでこの結果かって。
ウサギさんは強いですね。


イチさんには、最後の最後まで、たくさんのことを教えてもらいました。
本当にどうもありがとう。

大所帯になってからは、我慢ばかりさせてしまったけど、至らないまみ~を許してね。
イチさんは、ずっと我が家のウサギのカナメでしたから、なかなかその穴は埋まらないと思うけど、みんな頑張るからね。
お月さまから、レンちゃんやゴブちんのことを見守っていてね。

じゃあね、また逢う日まで!


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コメント


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お疲れ様でした

ちゅんちき様。
イチさんの最後の様子、お知らせいただき、ありがとうございます。

私は。
ヘタレだったので、くまちゃんを剖検せず。
そのまま見送ってしまいました。

うさちゃん医療への貢献を考えると。
とても悔やまれます。

イチさんは、お野菜をちゃんと消化して。
満足しての旅立ちだったのですね。

それでも、寂しくて悲しいですね。

どういう経緯をたどっても。
愛おしい子とのお別れは、後悔だらけと思います。

愛していたからこその、悔やみ。
お辛いですよね。

イチさんは。
幸せ者な一生を楽しんでくれたと思いますよ。

お月様でも。
虹の橋のたもとでも。

みんな、仲良く、元気な体にリフレッシュして。
次の世界を楽しんでくれているでしょう。

いつか。
私たちも、そちらにお邪魔しに行く日が来ますよね。

その日を楽しみに。
こっちも、こっちで。
その時が来るまでは、がんばりましょうね。

くまの姉 | URL | 2017年01月22日(Sun)20:34 [EDIT]


剖検は、ほんと答え合わせよね。
でもシジミは、これといった怪しい傾向もなかったせいか、先生「シジミ君は老衰でしょうから、そのまま見送ってあげていいんじゃないですか?」って。本当は大腸壁を調べたかったのですけどね。 ひょっとしてアレルギー性の炎症が見られたかもしれないと、気になったのですが。
こゆきのように剖検しても「なんで?」と思うこともありますが、それでもたくわえがきれいさっぱりなくなっていることは分かって、頑張るだけ頑張ったんだなって納得いく部分もある。
ユキなどは、剖検しなくちゃ分からなかったものね。
今のお世話の仕方で良いのかどうか、多頭飼いの場合は途中で答え合わせは大事だなぁと思います。

どんなにしても、もしああだったらこうだったらと思う事は残るものですね。シジミももっと手をかけていたら、あと数か月はもったかなぁとか思いますもの。でもその数か月で、飼い主が満足するかと言えば、それはないでしょうね。
我が家もりんだけになって(ちょろは娘のだから)、もう卒業していくことが堪える年になったから、これでオシマイと思っています。でもその反面、ウサギのいない生活はどんなに味気ないだろうとも予感します。
本当に このふわふわのモフモフの生き物たちは、何なのでしょうねぇ。

あ イチさん そこで「ヒヒヒヒ ほーら無理でしょ」って笑わないで!
ええ そうですよ。ウサギのいない生活なんて、笑いもないし、生きがいもないですよ!
だからね りんをお迎えに来るのは、もう少し後にしてって、シミに言っておいてね。

チーママ | URL | 2017年01月22日(Sun)22:42 [EDIT]


そっか、イチさんも逝ってしまったのですね。
私も聞太の剖検は出来ませんでしたが、最後にちゃんと答え合わせをするのもペットを飼っている者の務めなのかもしれないですね・・・。
イチさん!たくさん頑張ったわね。
いい子いい子!合掌。ランタン拝

ランタン | URL | 2017年01月30日(Mon)17:39 [EDIT]


お返事

くまの姉さま
こういう仕事をしているので、剖検もお願いすることにしていますが、なかなか普通はできないと思いますし、無理にすることでもないのかなぁと思います。
イチも今頃は自由な体になって、お月さまでも悪事を企んでいるのかもです。

チーママさま
イチとりんちゃんで、今ごろ、ウサギの神さまに
「りんのかーさんが寂しいから、次の子をお願い!」
って言ってるかもですよ(笑)

ランタンさま
ま、イチはそれがお仕事だったから、ということで。
お月さまの女子会、聞太ちゃんも一緒に盛り上がっているといいな~。

ちゅんちき | URL | 2017年02月05日(Sun)15:00 [EDIT]