
上の里親募集記事では先週よりご案内していましたが、りんちゃん、募集再開しております。
記事の 「つづき」 の方にこれまでの経過を簡単にまとめましたので、興味のある方はご覧ください。
我が家に来たころとはまるで別ウサのように、すっかりきれいになったりんちゃん。
この頃は、お世話のときに甘えてくることもあり、日に日に可愛くなってきています。
しかし、健康状態については、依然、問題があることには変わりないので、その辺の状況をお知らせします。
11月29日(土)の健康診断のときに、先生にお話を伺いました。
体重は 1.32kg
りんちゃんについて懸案となっているのは、右側臼歯の不正咬合と、避妊手術の際に発覚した心肺機能の問題。
不正咬合については、半年以上、処置なしできていましたので、なんとかこのまま落ち着いてほしいところでしたが・・・。
診ていただいたところ、今回は切っておきたい感じとのことで、右上の伸びている歯をカットしていただきました。
変に伸びているのは1本だけなのですが、対応する下の歯の伸びが悪いために上の歯が伸びてしまう状況です。
初めの頃に比べれば、かなり改善はされてきていますが、定期的にチェックして処置していかないと、また伸びてきて口の中を傷つける可能性はあるとのことです。
先生に、結果が良ければ里親募集を再開したい旨お話しして、再度、レントゲンを撮っていただきました。
この半年ほどで少しでも改善が見られれば、この先のお世話次第では、 「普通のウサギ」 に戻れるかもしれないという、かすかな期待を抱いて。
しかし、残念ながら、結果は前回からほとんど変化なし。
心臓が寝ている (普通はもう少し立っているが、肥大しているため転んでしまう状態)
気管の周りにもやもやとした影がある。
食道、大動脈がくっきりと写っており、石灰化が進んでいる。
といった状況です。
心臓は、もう半回りほど小さくてもいいそうです。
イヌなんかですと、心臓の大きさの比率で病状を判断できるそうですが、ウサギではまだそういう判断基準がないとのこと。
イヌネコの場合、このようなケースでは上皮小体機能亢進症が疑われるそうです。
カルシウムの代謝異常が起こるそうですが、ウサギの場合は食べたカルシウムを全部吸収できるので、イヌネコと同等には考えられないそうです。
ただ、同じような状況になると仮定すれば、将来的に腎不全を起こす可能性があり、そのときには、ストンと急激に悪くなるので予兆をとらえるのは難しいとのこと。
つまりは、突然、パタッと倒れて亡くなってしまう、そういう可能性もあるということです。
なぜ、先生がそこまで言われたかといえば、里親となる方のことを思ってのこと。
引き取ってすぐに (たとえば、次の日にでも) 亡くなってしまったとき、ショックを受けるだろうし、悲しい思いだけをさせてしまうことになりかねないと。
突然死の心配があることは、あらかじめ了承してもらった方が良いと。
でも、穏やかに暮らしていれば、何事もなく生きていける可能性もあるわけで。
自分としては、そちらにかけたい気持ちではあります。
ウサギは動脈硬化のモデル動物にもなるくらいなので、遺伝的にそういう体質の家系があることも十分、考えられるそうです。
りんちゃんが4歳以下であることは確かなので、それでこの状況、というのはそういうことなのかもしれません。
レスキューが始まる前、亡くなった大人ウサギがいたというのも、状況証拠的には符合します。
「里親さんに渡されるときは、8歳くらいと言った方が良いかもしれません。」
とは、先生からのアドバイス。
そして、もう一つ。
「早いうちからシニアを食べるのも手です。」
ということです。
以下、11月3日のりんちゃんです。
(ごめんなさい、設定を間違えて、写真が小さくなってしまいました)

この頃、少し、可愛げというものを身につけました。

一時、ウンチがゆるい時がありましたが、今は改善して、快食快便です。

意志の強そうな、キッパリとした顔つきです。

完全に仕上がるまでには、まだもうちょっとかな?
とまあ、こんな感じです。
問題の多い子ですし、早死にした時のことを思えば、このままうちに置いておく方が良いのかもしれません。
でも、もし、全てを納得の上でこの子を受け入れてくださる方があるなら・・・
と、りんちゃんにはまだチャンスを残しておいてあげたいと思っています。
記事の 「つづき」 の方にこれまでの経過を簡単にまとめましたので、興味のある方はご覧ください。
我が家に来たころとはまるで別ウサのように、すっかりきれいになったりんちゃん。
この頃は、お世話のときに甘えてくることもあり、日に日に可愛くなってきています。
しかし、健康状態については、依然、問題があることには変わりないので、その辺の状況をお知らせします。
11月29日(土)の健康診断のときに、先生にお話を伺いました。
体重は 1.32kg
りんちゃんについて懸案となっているのは、右側臼歯の不正咬合と、避妊手術の際に発覚した心肺機能の問題。
不正咬合については、半年以上、処置なしできていましたので、なんとかこのまま落ち着いてほしいところでしたが・・・。
診ていただいたところ、今回は切っておきたい感じとのことで、右上の伸びている歯をカットしていただきました。
変に伸びているのは1本だけなのですが、対応する下の歯の伸びが悪いために上の歯が伸びてしまう状況です。
初めの頃に比べれば、かなり改善はされてきていますが、定期的にチェックして処置していかないと、また伸びてきて口の中を傷つける可能性はあるとのことです。
先生に、結果が良ければ里親募集を再開したい旨お話しして、再度、レントゲンを撮っていただきました。
この半年ほどで少しでも改善が見られれば、この先のお世話次第では、 「普通のウサギ」 に戻れるかもしれないという、かすかな期待を抱いて。
しかし、残念ながら、結果は前回からほとんど変化なし。
心臓が寝ている (普通はもう少し立っているが、肥大しているため転んでしまう状態)
気管の周りにもやもやとした影がある。
食道、大動脈がくっきりと写っており、石灰化が進んでいる。
といった状況です。
心臓は、もう半回りほど小さくてもいいそうです。
イヌなんかですと、心臓の大きさの比率で病状を判断できるそうですが、ウサギではまだそういう判断基準がないとのこと。
イヌネコの場合、このようなケースでは上皮小体機能亢進症が疑われるそうです。
カルシウムの代謝異常が起こるそうですが、ウサギの場合は食べたカルシウムを全部吸収できるので、イヌネコと同等には考えられないそうです。
ただ、同じような状況になると仮定すれば、将来的に腎不全を起こす可能性があり、そのときには、ストンと急激に悪くなるので予兆をとらえるのは難しいとのこと。
つまりは、突然、パタッと倒れて亡くなってしまう、そういう可能性もあるということです。
なぜ、先生がそこまで言われたかといえば、里親となる方のことを思ってのこと。
引き取ってすぐに (たとえば、次の日にでも) 亡くなってしまったとき、ショックを受けるだろうし、悲しい思いだけをさせてしまうことになりかねないと。
突然死の心配があることは、あらかじめ了承してもらった方が良いと。
でも、穏やかに暮らしていれば、何事もなく生きていける可能性もあるわけで。
自分としては、そちらにかけたい気持ちではあります。
ウサギは動脈硬化のモデル動物にもなるくらいなので、遺伝的にそういう体質の家系があることも十分、考えられるそうです。
りんちゃんが4歳以下であることは確かなので、それでこの状況、というのはそういうことなのかもしれません。
レスキューが始まる前、亡くなった大人ウサギがいたというのも、状況証拠的には符合します。
「里親さんに渡されるときは、8歳くらいと言った方が良いかもしれません。」
とは、先生からのアドバイス。
そして、もう一つ。
「早いうちからシニアを食べるのも手です。」
ということです。
以下、11月3日のりんちゃんです。
(ごめんなさい、設定を間違えて、写真が小さくなってしまいました)

この頃、少し、可愛げというものを身につけました。

一時、ウンチがゆるい時がありましたが、今は改善して、快食快便です。

意志の強そうな、キッパリとした顔つきです。

完全に仕上がるまでには、まだもうちょっとかな?
とまあ、こんな感じです。
問題の多い子ですし、早死にした時のことを思えば、このままうちに置いておく方が良いのかもしれません。
でも、もし、全てを納得の上でこの子を受け入れてくださる方があるなら・・・
と、りんちゃんにはまだチャンスを残しておいてあげたいと思っています。


