兎鳥庵 日記

インコ3羽と ウサギ9羽にヒト1人の日常です                  - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

はる通院

12日の土曜日も、はるの病院へ。

19時くらいに来てくださいとのことで、夕方ゆっくり目に出たのですが、いつもと時間帯が違うと道路の混み具合も違っていて、ちょいと早く着いてしまいました。

まだまだ混んでる時間かなと思ったのですが、意外にも待っている人も少なくて。
待合室のベンチにはるっちのキャリーを置いて、様子を確認していたら、あらら5分とたっていないというのに、もう呼ばれてしまいました。

車中にいるときから呼吸が荒かったので、すぐに診ていただけてありがたいことでした。


「どうですか?
何か反応があるといいのですが・・・。」


「どうも、はっきりしないんですけど・・・。
食欲もだんだん落ちてきていて、以前の半分くらいしか食べていないんじゃないかと思います。
あ、口臭は消えました!」


とは言ったものの、先生がご覧になると、やはり、まだ臭うとのこと。
大きい綿棒で喉の奥をぬぐうと、あらホント、さきイカの臭いが。
でも、腐ったさきイカじゃなくて、普通のさきイカになっていました。

どうやら、ちゅんちきのぬぐい方が手ぬるかったようで、もっと奥の方まで突っ込まないとダメらしいです。

「あの、綿棒は百均のじゃなくて、高いやつ使ってくださいね。
百均のは、先っぽがすぐに取れてしまったり、大きさがまちまちだったりしますから。
人間は百均のでいいですが、ウサギにはジョン○ン&ジョン○ンを使ってください。」


さすがにウチもウサギさんやら鳥さんにも使うので、百均では買いませんが、そこまでメーカー品じゃないなぁ。
「ハイ、高いの買ってきます。」
って、一応答えておきましたけど。
(前、探したんですけど、その辺のドラッグチェーンストアでは、そんなに高いのは置いてないですね)


体重 1.74kg

やはり、だいぶ落ちています。
量を食べられないので、そんなものかとは思いましたが。

強制給餌をするかどうかが悩みどころで、今回、相談してから決めようと思っていたのですが、
「胃はすごく柔らかいので、もっと食べていいです。」
とのことで、やはり、本兎が食べられない分は補ってやった方が良さそうです。

ただ、強制的に食べさせられるのは嫌がるし、可哀想なのですよね。
実験動物出身の子たちになら問答無用で何でもやるけれど、ライオンズにはやはり、遠慮があるというかなんというか・・・。
若い子なら、この場をしのげれば確実に命はつながるという希望があるけれど、今のはるはガリガリに痩せ細っていて、抵抗する力すらなくなってきている状態なので、余計に切ないです。
こんなに嫌がることしても、助からないのなら・・・なんて、ふと思ってしまうのです。

野菜なら、まだ食べたい気持ちがあるようなので相談したのですが、果物じゃなきゃそんなに気にしなくてもいいのではないかとのことで、
「ためしに5日間くらい野菜食にしてみてもいいんじゃないですか。」
ということです。

この野菜の高い時になんともトホホではありますが、お薬代よりは安いわよねとか、訳の分かんない納得の仕方をしたりして。


抗生剤のバイトリルは継続するとのこと。
エナカルドとガスコンドロップ、プリンペランも継続。

これまでの経過を見ても、1本筋の通ったものがないので、場当たり的な対応を続けざるを得ないが、それでも当たらずとも遠からずという気はするそうです。
口臭も完全ではないが軽減していますし、今後、反応があることを期待したいとのことです。

口臭について、
「むせた時に食べているものを吸い込んでしまって、ということも考えられますか?」
と聞きますと、
「その可能性もあります。
何かが気管にあるんだと思います。」


「何か」というのは、レントゲンには写らないような食べ物がらみのもので、過去の事例では呼吸不全で亡くなった子の気管にコーンが引っかかっていたりとか、息が臭いと来院した子にスナッフルの治療をしていたら、ある日、鼻から5cmくらいの牧草が出てきたり(両手に乗るくらいの小さな子だったそうです)ということもあったそうです。

はるは、ずっと酸素室に閉じ込めていますから、何か引っかかっているとしても、普段食べているものなのでしょう。

それはそれとして、胸部には、やはり腫瘍があると思うとのことです。
ステロイドは使ってみたいけれど、でも、こんな状態ですから、副作用が怖くてまだ使えない。
あと10日間くらい抗生剤で援護射撃をを続けて、反応があることを期待したいということです。

それなら、なおのことステロイドが使えるようになるまでに体重を戻して体力をつけておかないとね。


正直、肺の腫瘍には抗がん剤は使わないと言われた時には、ホッとした一面もありました。
ひと昔もふた昔も前のことだけど、自分が入社した当時、ラボでは抗がん剤の試験がさかんに行われていました。
その作用の激しさから現場は凄惨を極めていて、本当にこれ、人間に使うつもりなのかしらんと思ったものでした。
自分は癌になったって治療したくない、迷わず死を選ぶぞと思ったほど。
もちろん、人間の場合は治療の選択肢は動物とは比べ物にならないくらいいろいろとあるのでしょうが。

抗がん剤を使わないでステロイドだけで治療するとしても、お話を聞く限り、ウサギにとっても飼い主にとっても辛いものになるのでしょう。
まだ、そのスタート地点にも立てないでいるのだけど、「もう、このままダメかもね」なんて思いが何度となく頭をよぎっています。

隣の部屋で寝ていても、はるっちのむせる音で目が覚めます。
声だけ聴いていると、ああ、もうこのままダメなんじゃない?
という気がしてしまうのです。
見に行くと、案外元気そうな顔をしているので、ああ、まだ大丈夫だったか・・・
と安堵して。
毎日、その繰り返し。

ちょっと精神的にも参ってしまっていますが、頑張れるところまでは頑張らないとね。

土曜日の晩から、はるっちは豪勢にもありったけのお野菜てんこ盛りで、それなりに食べているのかなという感じですが、どのくらい食べたら十分なんだろう?
というのがイマイチ分からないです。
一度にドカンとあげても、食欲失せるみたいですし・・・。
難しいものです。

次回は、1週間後の19日。
この日は午前のみの診療ということで、10時半の予約になりました。
ちょうど休みの土曜日でラッキーでしたが、頑張って早起きしなくっちゃです。

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