
その時のことはまた落ち着いてから書こうと思います。
実は、うさフェスタの余波で、チェリーちゃんにとんでもない災難が。。。
25日の帰宅後、不覚にも疲れ果てて寝入ってしまい、目覚ましの音で飛び起きた時はすでに朝7時だったという。
あー、チェリーちゃんとユッピーちゃんに晩ゴハンあげてなかった・・・

うさうさずのゴハンもお水もお掃除も・・・


まずは文鳥たちの様子を確認し、その時はいつもと変わらないように見えました。
そして、大急ぎでウサギたちにペレットを配り、お水を交換し、鳥さんのお世話を始めました。
いつもなら、お世話のときはエサ入れのある下段の止まり木でゴハンがもらえるのを待ち受けるのが日課のぶんちょさんたち。
ユッピーは軽やかに舞い降りてきましたが、チェリーちゃんは3段目の最上段からボトッと思いっきり落下。
あわててケージの扉を開けて手を差し伸べると、よたよたと手に乗ってきましたが足に力が入らないようで、どうにも足取りがおぼつかない。
「あー、お腹すきすぎちゃったよね、、、ゴメンネ~」
と言いながら、いつものメニュー(AR+皮付き餌少々)をケージに入れて、チェリーちゃんをエサ入れのおちょこの上に乗せてやりました。
夢中で皮付き餌をがっつき・・・
と思いきや、3口ほど食べた後、羽毛を膨らませて丸くなってしまいました。
ああ、こんなんじゃダメだ、もっと消化の良いものをあげなくっちゃと、ズプリームナチュラルとハリソンマッシュの盛り合わせをお出ししました。
目先が変わって再びがっつくも、また中断。
ダメダメ、もっと即効性のあるものを・・・
そうそう、はるっちのアクアライトがあります。
軽くレンジでチンしてぬるま湯状態にしたものをシリンジでくちばしの横からたらしてやりました。
1回目はそのまま流れてしまいましたが、2回目、3回目は何とか飲み込んでくれました。
手の中で気持ちよさそうにしているチェリーちゃん。
この状態って、まじヤバい。
半分、死亡モードに入っています。
アマアマして体をくっと伸ばして握り文鳥状態になって寝入ってしまいそうになるのを、
「ダメダメ、そんなことしてたら死んじゃうんだから。
ホラ、ちゃんと起きて!」
と、よたっているチェリーちゃんをケージに戻しました。
ウサギの応急手当なら何度か曽我先生からお話を聞いていますが、鳥さんの応急処置ってどうしたらいいんだろう?
って頭の中が真っ白。
でも、まずは保温よね。
あわてて保温電球を取り出しケージに設置しました。
あーダメ。
こんな大きいケージにつるしたって、そんなに暖まらないじゃない。
小さいカゴにしなくっちゃ、体力だって無駄に消耗しちゃうし。
またまたあわてて通院用キャリーケージを持ってきて、ペレットとお水(アクアライト水)に保温電球(40W)を設置。
大きいケージは下におろして、いつもの場所にキャリーケージを置いてフリースをかぶせました。
これで相当あたたかくなるはず。
止まり木にとまるのもままならない様子なので、止まり木は床に置いてテープで固定しました。
お水と餌は上らなくてもいいように小皿に変更。
初めはペレットのそばで丸まっていたチェリーちゃん、ヒーターのそばの方が暖かいのに気付いてすぐに移動してくれました。
すぐ病院に連れて行こうかとも思いましたが、この状態じゃ病院までの2時間半、もたないよね。
外はすんごい雨だし。
新幹線で行けば多少短縮できるけど、それでも2時間近くかかる。
保温して体力が回復するのを待とうか。
ゴハンもなくて、いつもなら寝るときにかぶせるフリースのカバーもなかったから冷えちゃったのかもしれません。
どのみち、会社に行っている場合じゃないから、休みの電話を入れて。
そうこうしているうちに、暖まって少し元気が出てきたようで、チェリーちゃんに表情が戻ってきました。
意識がハッキリしたら、またペレットに突撃して。
食べては休み、食べては休み。
あ~よかった。
ひとまず、目の前の危機は脱したようです。
あまり食べすぎてはかえってお腹に悪いですから、そのうがいっぱいになったのを確認して取り上げました。
このまま保温して休ませれば大丈夫かな?
そんな気もしてきて、とりあえず、ウサギたちのウンコ掃除に取り掛かりました。
午前中は様子を見て、午後から出社するか病院に行くか決めることにして。
11時半。
チェリーちゃんを出してみました。
手を差し出すと素直に乗ってきます。
この時点で十分にアヤシイ。
元気な時なら、「チッ」と鳴いてブ~ンと飛んで行ってしまうものです。
手のひらに乗って甘えているってことは、死期が近いか相当に弱っている証拠。
ケージの屋根に乗せてやると、餌を探そうとしてか飛び立ったはいいものの、すぐにへなへなと落下。
やっぱり、力が出ないのね。
手に乗せた時の足の力も全然ないし。
お腹がすきすぎてってことだけならこのまま安静にしてやればいいのかな~
と思ったけれど、それだけじゃないような気もして。
そういえば、このところずっと水浴びもしないし、丸まって寝ていることが多かったのです。
様子がおかしいというほどではなかったけど、何か引っかかっていて。
これでチェリーちゃんを亡くしたら、もう立ち直れないし、一生後悔すると思いました。
結局、笑い話になっても病院に行くべしという結論に。
病院に電話して5時に診ていただけることになりました。
電車の時間まで2時間ほどあったので、速攻で会社に行ってどうしても処理しなくてはならない書類を片付けて、ついでに薬局に行って行き帰りの保温用品を買い込んで戻りました。
そして大慌てでカップ麺流し込んで出発。
土砂降りの中、チェリーちゃん抱えて駅まで走りました。
電車に乗ってからキャリーの中をのぞくと、可哀想にチェリーちゃん、止まり木から落ちて床の上でうずくまっていました。
傘なんてあまり役に立たなくて、こっちもずぶ濡れ。
寒かったです。
このときばかりは暖かすぎる(なんと27.7℃!)病院の待合室がありがたかったです。
チェリーちゃんはといえば、止まり木には止まっていましたが、いくら呼んでも丸くなって背中に顔を突っ込んだまま。
すっかり無理させちゃったな、とつくづく反省。
ほどなく呼ばれて診察室へ。
バッグからキャリーを取り出すと・・・
あらら、さっきまで丸まってピクリともしなかったチェリーちゃん、細ーくなって、お目々パッチリ。
えー、なんで? 元気そうじゃん(爆)
しかも、止まり木の下にはこんもりとウンチもりもり。
先生には事情をお話しして、
「心配なので連れて来たのですが・・・」と。
ウンチを見ていただいて問題なし。
「チェリーちゃん、ペレット食でしたよね?
朝食べて、今これだけ出ているってことは、かなり通過速度が速いです。
こういう子が一食抜くと、血糖値があっという間に下がってしまいます。
お腹がすいて血糖値が下がったところに冷えが来てってことでしょう。」
とのことです。
「くちばしの色はいつもこんな感じですか?」
「いえ、普段はもう少しきれいな色をしています。」
くちばしの色も悪くて、赤黒い感じになっていました。
「この色になったら、お歳のサインです。」
文鳥の寿命は8-10年なので、そろそろ、ということです。
「スパルタでずっと保温なしで来たんですけど、やっぱり無理があったかなと思ってます。」
「お歳になったらスパルタはダメです。
温度は30℃にしてください。」
ひょえ~でございます。
確かに、チェリーちゃん、ずっと羽毛を膨らませていましたから寒かったのでしょう。
膨らまなくなる温度がやっぱり30℃なのかしらん。
病院の温度もそれに近いですしね。
今後、お部屋の温度管理をどうしようかと迷います。
ケージ内だけ温室にしたら放鳥時に負担になりそうですし。
かといって、そうそうお部屋も暑くはできませんし。
ウサギたちの中では暖かくした方がいいのは、はるっちだけだし。
チェリーちゃん、お注射を1本打っていただいて無罪放免。
あとできるのは、暖かくしてあげるだけだそうです。
「心配だったら、来週また連れてきてもいいですよ。」
と先生がおっしゃるので、実は来週、バードドックを予約していたのだけどどうしたものかと相談しました。
さすがに、この状態では血液検査は無理だそうです。
でも、甲状腺腫が心配なので、レントゲンだけのコースに変更してもらうことにしました。
帰るとき、助手の先生がキャリーに餌が入ってないけど大丈夫かと心配してくださるので、
「いつもこの子、朝晩2回の食事で、朝の分はがっつり食べて来たので、帰るまでは大丈夫です。」
と答えると、海老沢先生も
「これだけそのうに入っていたら、十分もちますよ。」
って笑っていらっしゃいました。
我が家はみんな、具合が悪くてもお腹パンパンな子ばかりです。
なんでだろ?
それにしても、チェリーちゃん、このままジジイ街道まっしぐらなのかしら?
確かにあと3ヵ月で8歳ですものね。
正直、チェリーちゃんが平均以上に長生きするとも思えないし。
いろいろ考えちゃって、涙、涙、でありました。
注射がえらく効いたようで、帰宅してからは文鳥キックをかましてくれました(ホッ)

本日のチェリユピ。
いつにも増して食いつきが違います。
気持ちがもう飢えてしまっているようで。
本当に可哀想なことをしました。

くちばしの色は少し良くなりましたが、アイリングも薄くて顔色が悪いです。
くちばしが伸びていたのですが、先生にきれいにカットしていただきました^^
チェリーちゃん、あのときはまみ~の手の中で、本当に死んじゃうつもりだったんだよね?
よくぞ帰ってきてくれました。
もしかしたら、橋のたもとでヤッピーさんに追い返されたのかもしれませんね。
チェリーちゃんも、ヤッピーさんもありがとう。
まみ~は、とってもとっても反省いたしました。
ホントにゴメンナサイ。


