兎鳥庵 日記

インコ3羽と ウサギ9羽にヒト1人の日常です                  - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

まーたん、バイバイ

まいが昨日、16時35分頃、天に帰りました。
突然のことで呆然とするばかりでしたが、最後までみんなと楽しく遊んで、まーたんらしい潔い最期でした。

やっぱり、団子の会は最高だね♪
 まーたん、最後の笑顔 (7日、団子の会にて)
 

3週間ほど前からでしたでしょうか、立ち上がった後よろけるような感じがあったのですが、まあ歳だからね、、、なんて思っておりました。
6月23日の健診のとき、どうも元気がないし、おかしいなとイヤな予感がして。
翌24日には久々の団子の会を開催しましたところ、全然足が立たないようで殆ど動けないままでした。
今までは心臓が悪いのなんてものともせずに、キャッキャと走り回り、団子の会の中心的存在だったというのに。

月末は忙しくて休みも取れなかったのですが、低空飛行ながらなんとか維持してくれていました。
牧草を食べる量が徐々に減ってきていましたし、ペレットを食べる速度も明らかに遅くなっていました。
きち先生に診ていただいたばかりだから歯が悪いなんて訳もないし、こりゃ絶対何かあるわねと。

6月30日の土曜日、やっと病院に行けると思って電話したら、、、何とウサギは臨時休診(涙)
シンシアさんにとも思ったけれど、こういう場合は検査をしても、いつも診ていただいている先生じゃないと的確な判断が下せないかもしれないと、思いとどまりました。
無駄に体力を消耗させる訳にも行きませんし。

7月1日の夜には少し悪化してきている気がして、2日の月曜日、きちさんで診ていただいてきました。
先生も、
「これはおじいさんの弱り方とは明らかに違いますね。」
とおっしゃいます。

わきの下を抱きかかえて診察台に足をかけさせ、
「左足に力が入ってませんね。」

その後、キャリーに戻して様子を見ていましたが、座り方というか動き方が、効かない方の脚を軸にしているような感じとのことです。

お腹を触って、
「この子はいつもお腹がパンパンだから、うっ滞かどうかなんて分からないですね。
誰でしたっけ、この前、シンシアさんで言われた子は・・・」


「ええ、はるちゃんですね。
何だかすごいこと (食塊周囲ガスパターン) を言われましたっけ。。。」


「これをうっ滞って言っちゃう先生は多いんだろうな~」

・・・ということは、はるっちはあの時、お腹は何でもなかったって事? (^^;;
そういえば、イチさんなんかも他の病院に健診に行くと、お腹が固いって言われて毎度レントゲン撮ったり、補液されたりするのよね。
でも、飼い主的には全然異常を感じていないから、多分、何でもない。
ウチのはこんな子ばっかりです。

でも、レントゲンまで撮られてうっ滞だと獣医さんに言われれば、
「いえ、ウチの子はいつもこうなんです」
ともなかなか言えませんしねぇ。。。
飼い主的には経済的打撃が大きいのでヤレヤレですが、まあ、これもお勉強代かな?

ちょっと脱線しましたが、きち先生としては神経系、それもエンセファリトゾーン(EZ)を疑うということです。

それはないでしょう!? 
というのが飼い主の率直な受け止めでしたが、可能性がある以上、第一に疑って対処すべきというのは了承できます。

心臓の音も今までと相変わらず。
主には左後肢だけど、右足だって弱っているでしょうし、何となくですが、前足も流れているように見えます。

「あまり、先には検査しない主義ですが、ステロイドを使うので肝臓の値を確認しておきたいから・・・」
と血液検査はしてくださいました。

血液検査

幸いにも、血液検査の結果からはEZを示唆する変化はなく、いたって正常値。
肝臓の値もOK、CPK値も低いです。

EZで怖いのは、免疫系の縦断爆撃による脳の損傷で、それを抑えるために免疫を落とす、そのためにステロイドを使うそうです。
とはいえ、免疫抑制量までは使わず、先生なりのさじ加減があるそうです。
脳圧を下げるために、グリセリンも使います。

お薬
 フェバンテルmix (EZ駆虫薬)   1日1回
 ステラロール (ステロイド)     1日2回 (0.3mL×2)
 グリセリン               1日2回 (1.0mL×2)



「やった方が良ければレントゲンも先に・・・」
とお願いしましたが、きち先生としては、まずEZの治療をしてみて、その反応次第でレントゲンを撮るかどうか決めたいとのことです。

先にすべての可能性がリストアップされていれば、ダメだったときに路線変更が迅速にできていいじゃないって思うけれど、ここは先生の判断にゆだねることにしました。
ダメだと思ったら、また連れてくればいいんだし。
まーたんにはまだその余力があるように思えました。



薬が効けば、次の日から状態がぐっと良くなるだろうとのことだったのですが、翌3日はかなり悪化の気配
これは覚悟を決めた方がいいかもしれないわね、と思いました。
この日から、帰宅時のあいさつが、
「まーたん、生きとるか~?」
になりました。

でも、次の日にはまた持ち直して、顔つきも明るくなりました。
ペレットタイムの 「ゴハンちょーだいっ」 のパフォーマンスも再び見られるようになり、立ち上がる元気が出てきたかと喜びました。

3日後の木曜日に様子を連絡するようにとのことでしたので、ウサギ専用回線にメッセージを入れました。
折り返し先生からかかってきた電話で、
「薬を飲んだ後、明らかによろめかなくなるとか、そんなことはないですか?」
と聞かれて、

「お薬を飲んですぐにとか分かる効果はなくて、相変わらずよたってますけど、力は入ってきているみたいです。」
そう答えると、先生、ややがっかりした感じ???

「それなら、ステラロールを徐々に減らしていって、また変化があるかどうか見ましょう。」
という事で、次の日からはステラロールを1日1回に減らしました。

次は月曜日に様子を連絡してくださいとのことで、それまでもつのかな? という不安がよぎりましたが、ダメそうなら土曜日にでもまた診ていただくことにしようと思いました。


そして、7日、土曜日。
午前中は出勤して、13時頃帰宅。
相変わらずお立ち台の下に顔を突っ込んで突っ伏しているので、こりゃやっぱり連れて行った方がいいかな?
と思いつつ、試しにお外遊びさせてみることに。
ケージの中だけでは、本当に動けないのか、動けるけど動きたくないだけなのか、見極めが難しいというのもありました。

この前みたいに具合が悪くて動けないようならすぐにやめさせるつもりでしたが、みんなとベランダに出たら元気が出てきたようで、後ろ足を引きずり気味にではありましたが、しっかりと跳ねまわってましたので、これなら大丈夫かと40分間ほど団子の会を楽しみました。
(その時の様子は、改めてご紹介しますね)

まーたん、ホレ、団子じゃ
 (左から はる、ハク、まい)



団子の会の後、ケージにバスマットを敷いてみました。
木曜日の電話で先生が
「SUSUマットというのご存知ですか?
それを敷いてあげると、体を支えられていいかもしれません。」

とおっしゃっていたので、まだそこまで不自由じゃないけどと思いつつ、今のうちに試しておこうと。

SUSUマットはお高くて手が出ませんので、我が家では生協さんで扱っている1枚680円也の類似品を使っています。
今まではハクたん専用でしたが、まーたんにも分けてもらいましょう。


コレ、ボクにくれるの?

今まではスノコを入れても夏用に御影石のタイルを入れても、ことごとくシッコまみれにされて却下されてきましたが、珍しく今回は気に入ってくれた模様。

1日に600mL 満水にしたボトルを飲み干す子なので、シッコも大量。
マットを避けてしてくれたら使えそうです。

ずっとマットの上で寝そべっていたので、よほど気持ち良かったのでしょうか。


ちょっと、頑張りすぎちゃったかな・・・

しかし、しばらくして牧草入れと金網の間に顔を突っ込んで、ちょっと苦しそうな感じに。
ああ、最後にみんなと団子になろうとして頑張っちゃったからね、興奮させてまずかったかも・・・
と、反省しつつ様子を見守っていると・・・

やおら立ち上がったかとおもうと、パタリと倒れて、ゆっくりと泳いでいるように痙攣しました。
この時点でも、死んじゃうかもという気は全然しなくて、動画に撮って先生にご報告しなくては・・・
新しい携帯、動画撮れたよね?
ケータイ、ケータイ・・・なんて探していましたら、だんだんヤバイ感じに。。。

あれ?
まーたん、冗談だよね?
え、もしかして死んじゃうの?
ウソだよね、ウソだよね?

あわてて抱き上げましたが、ぐったりとして力がありません。
ひざに抱いて体をさすりながら、呼び続けましたが力及ばず。。。
曽我先生の 「体を振り回したら生き返った」 というエピソードを思い出したけど、まさか心臓の悪い子をぶん回す訳にもいかず、顔をパンパンと何回か軽くたたきましたが、ダメでした。

でも、いつ息を引き取ったのか分からないくらい穏やかな最期でした。
腕に抱いたときはまだ動いていたのに。
病院に電話しようと思って、まだ生きてる?って確認したら、もう息をしていなかった。

団子の会が終わって30分後のことでした。


亡くなったにしても、最後にEZを疑うと言われたからには、きちんと検査してもらわなくてはなりません。
まいが亡くなったので病理検査をお願いしたい旨、病院の留守電にメッセージを入れました。
すぐに支度して出れば、19時前には着けるからと思ったのですが、折り返しの電話できち先生から、
「7時じゃまだこちらの診療が終わっていないので、7時半くらいに着くようにゆっくり来てください」
との連絡が。


病院に着いたら、まだまだ駐車場は満車だし、その日健診のチーママさまがシジミ君とこゆきちゃんを連れて、まだ待っていらっしゃいました。
思えば、チーママさまには、ライオンズをお迎えして最初の健診のときにわざわざ病院に駆けつけてご一緒していただきました。
最期の日にもまた、お目にかかれて、まーたん、良かったね。

最後の人が帰られたのがもう21時過ぎ。
先生方には、それからまたひと仕事していただかなくてはならなくて、申し訳なかったです。
それでも、まーたんが最後に教えてくれることは非常に大切な事だと思うから、無理を承知でお願いしました。

「解剖のときに、だいたいのことはお見せした方が良いですね?」
と聞いてくださって、お腹を開いた後に呼んでいただき、作業しながらいろいろと説明していただきました。
私が動物試験施設に勤務していて普段から解剖なども見ていることをご存じだからそうしてくださったのでしょう。

お腹を開いたときの所見をざっと記しておきます。
(聞きながらメモったので、不正確な部分もあるかもしれませんがご了承ください)

腹水(80mL くらいだったでしょうか) :
 右心室に異常があるとたまるそうです。
 反省としては、利尿剤を使えば良かったかもとのこと。
心臓 :
 少し大きめだがそんなに大きくはない。
 心耳が少し大きい。 
 乳頭筋が切れているかと思ったが、とてもキレイ。
 多分、弁にほつれはあると思う。 どこの弁か突き止めたかったが肉眼では分からない。
 血栓もなし。
胃腸 :
 状態もよく、毛球もなし。
腎臓 :
 EZがあると表面に斑点が見られるが、それはなく、キレイ。
 ただ、断面に白色点があるので、そこは組織検査してみる価値はあるかも。
肺、肝臓 :
 異常なし


これがという死因は特に見つからなかったのですが、全体として、心臓のキャパを超えたということではないかと。
心筋梗塞とか胃捻転、膀胱破裂など、激しい痛みを伴うものではないと言えるそうです。

ちゅんちきの目にもまーたんのお腹はとてもしっかりとしていてキレイに見えました。
長く苦しんだ子は内臓もそれなりになのでしょうが、この子は苦しまずに逝ったのだと思いました。

まーたんは前日から牧草を全然食べていませんでしたし、飲み魔のくせにその日は殆どお水も減っていなかった。
そんな事を考えあわせると、やっぱりこれで寿命だったのかなとも思います。
多頭飼いでなかったら、至れり尽くせりのお世話でもう少し生きられたかもしれない。
あるいは、団子の会で無理をしなければ・・・。

でも、まーたんは最後にみんなと遊んで、ご挨拶も済ませて、満足して最期の時を迎えたのだと。
本兎もまだ自分が死ぬとは思っていなかったのかもしれないけれど。。。

足が麻痺して寝たきりウサギになるとか、酸素室閉じこもりのウサギになるとか、そんなのはまーたんらしくない。
元気なうちにパタッと、いかにもそれがまーたんらしかった。

10歳のお誕生日まであと1週間だったというのに、一緒にお祝いできなかったのは残念でしたが、これがまーたんの時だったのでしょう。
心臓を悪くして随分と頑張ってきたまーたん。

ご苦労さん、そして、ありがとう。
バイバイ、またね。

そう言って、明るく送り出してやらなきゃね、と思います。

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コメント


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(ー人ー)

hayano | URL | 2012年07月08日(Sun)20:52 [EDIT]


ほんとうにねー まいたん 昨日私が行くのを知っていたように・・・ なんて律儀な子でしょう。
団子の会でみんなにご挨拶して、病院で私に挨拶して、マミーに抱かれて、本当にいい子。こんなに潔く素敵なゴールはありませんね。
本当に寿命、自然死だと思います。
ちゅんちき家に来てから、どんどん表情が出て、目がキラキラしてきて、楽しそうに団子になっていたまーたん。
最後にナデナデさせてくれて、たくさんお話させてくれて、まーたん ありがとうね!!

チーママ | URL | 2012年07月08日(Sun)23:29 [EDIT]


まーたんの御冥福をお祈り申し上げます。

最後まで可愛いまーたん、
ここ爺を思い出しました。
ここ爺も直前までハッスル(?)していて
あっという間に逝ってしまったのですが
最後、楽しんでくれたかな?っと思うと
少し気が楽になったりしたんです。

まーたん、私も寿命だと思います。
天寿を全うしたって感じました。
まーたん、お疲れ様でした。
そして、沢山の可愛いお姿、ありがとうね!

さってぃん | URL | 2012年07月09日(Mon)00:05 [EDIT]


まいさん、お空へお引っ越ししちゃいましたか…
今頃は、先に引っ越した仲間達と運動会でもしてるかしら(=゜ω゜)

| URL | 2012年07月09日(Mon)00:14 [EDIT]


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| | 2012年07月09日(Mon)06:31 [EDIT]


チーママさんから入らせていただきました。
まーたんちゃん、良く頑張りましたね。
ちゅんちき家で幸せな日々を過ごし、
きっと喜んでお空へ帰って行ったと思います。
ご冥福をお祈りしています。

野いちご | URL | 2012年07月10日(Tue)09:39 [EDIT]


びっくりして、PCの前で固まってしまいました・・・

心よりお悔やみ申し上げます。
まーたん。。。団子の会、気持ちの良いマット、そして
大好きなマミーの腕の中で眠りについて・・・
最後の日も、愛がいっぱいで幸せな1日だったんだね。
神様のそばで、どうぞ安らかに、幸せにね。
まーたん、ありがとう・・・

waka | URL | 2012年07月13日(Fri)02:21 [EDIT]


まーたん、天国にいってしまったのですね。
でも、とても充実した余生だったと思います。
多頭飼いでなければ、もっと色々してやれたかも、というのは、多頭飼いの人間は誰でも思うことかと思いますが、記事を拝見した限り、まーたんはとても自然に旅立ったように見えました。
人間がいじくり回すより、仲間のウサギに元気をもらって、次の世界へ旅立つ、本当は、それが一番ウサギにとって良いのかもしれない、と思いました。
解剖の結果など、大変貴重な資料を有り難うございます。
今後の参考にさせていただきますね。

もぐら | URL | 2012年07月15日(Sun)01:34 [EDIT]


お返事

皆さま、まいのためにあたたかいコメント、ありがとうございました。
今頃はお空であいと兄弟喧嘩でもしているのだろうと思います。

hayanoさま
ありがとうございますv-22

チーママさま
まだまだ元気で生きてくれると思っていたのに、突然のお別れになってしまいました。
置物のようだった子もいつの間にかウサギたちの間ではとても大きな存在になっていました。
いなくなって、みんな戸惑っています。

さってぃんさま
まーたんはびっくりするほどの食いしん坊で、いつもみんなの盛り上げ役でした。
彼自身は自分の死期を悟っていたのかなとも思いますが、そんなそぶりも見せず、最後まで皆と楽しんで潔く去っていきました。
本当にありがとう、ですね。

ヴィニーさま
きっと、一足先に行ったあいちゃんとワーワーやっているのではないかと・・・。

野いちごさま
お悔やみの言葉、ありがとうございます。
ライオンズも彼らだけを可愛がってくれるお家に行ければもっと幸せだったのに・・・と思ったこともありましたが、まーたんは自分の力で幸せを築き上げていったように思います。
動物たちにはいろいろと教えられることが多いです。

wakaさま
お別れは悲しいですが、まーたんは精いっぱい生きて、心置きなく旅立っていったことと思います。
マットもこれから使ってもらうつもりで敷いたのに、飼い主の方が心残りで。
でも、最後に喜んでもらえて良かったです。

もぐらさま
どんなにしても亡くなると心残りはあるものですが、まーたんは本当に一瞬たりとも心配をかけずにいってしまいました。
ウサギがたくさんでお世話が大変だから、手をわずらわせないように飼い主にも気を使ってくれたのかもしれません。
いつも何やら企んでいるような子でしたが、最後にほろりとさせられてしまいました。

病理組織検査もお願いしてあるので、結果が出たらまたアップする予定です。

ちゅんちき | URL | 2012年07月22日(Sun)22:01 [EDIT]