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兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

ななぶーのこと

突然ですが、今朝、ななぶーがお月さまに跳ねて行ってしまいました。
急性の鼓脹症ではとのことです。
(何の検査もしていないので、到着時の先生のお見立てです)


体調を崩したのは昨日未明でしたが、水曜日はかかりつけが休診で。
その時点では元気もあり、1日くらいなら手持ちの薬でしのげるかな?
って思ってしまって。
お腹を触っても、少し胃が張ってはいましたが、腸の方までじゃない感じだしと。

元気だけが取り柄みたいな子でしたが、かえってそれがあだとなってしまいました。
たぶん、他の子だったら、別の病院に連れて行っていたと思うので。
昨日も休めないほど忙しいわけじゃなかったけど、1日たてばケロッとしてそうな気がしていました。

だから、昨日も特段に早く帰ろうとも思わず・・・
18時半頃に帰って来たら、どうも感じがよろしくなくて。
近所の病院で補液だけでもしてもらおうかとも思ったけど、どこも受付終了なお時間で。
無理言って聞いてもらえない時間でもないかとも思いましたが、ただ、そういう問題ではないという気がしてきていて。
その時点で、急性胃拡張とか鼓脹症を疑いましたが、それなら、補液してもらってもあまり意味ないかも・・・と。

シンシアさんなら電話すれば時間外で診てくださるかも・・・
と思って確認したら、昨日は成毛先生ご不在で。
よくよく運のない子だわ・・・
と思いつつ、夜間救急もウサギに詳しい先生がいないと怖いので、ななぶーの体力を信じて待つしかないなと。
お腹のガスが心配だったのでガスコンを投薬しましたが、もう、うまく飲み込むめるかも怪しくて。


昨夜は1時間おきに起きて、背中をさすってやって励ましていました。
今朝、病院にメッセージを入れて、返事を待たずに朝いちで診てもらえるように出発したのだけど。
だいぶぐったりした感じではありましたが、なんとか病院まではもってくれると思ったのですが、残念ながら道中、力尽きてしまいました。

病院に着いて、看護師さんに間に合わなかったと伝えたのですが、すぐに呼ばれて。
先生は、亡くなってすぐなら蘇生を試みようかというご様子でしたが、もう硬直が始まっていて、
これはもうダメですね・・・と。

ついこの間、元気バリバリで健康診断していただいたばかりだったのに。
先生も、
「こういう子がこういう亡くなり方をするとショックですねぇ・・・」
と、飼い主以上にショックを受けていらして。

「これは突然なるものですから、飼い主さんの落ち度じゃありません。
判断ミスはなかったと思いますよ。」


とおっしゃってくださったのですが、いや、1日の猶予がありましたからねぇ。
昨日、異変を感じて午前3時すぎくらいにプリンペランを投薬して、出勤前の時点でその効果が現れていないって、その時点で判断できていれば・・・
後になってみれば、そういうことなのです。

ななぶーはプリンペランなんて飲んだことはないか、あっても1回くらい。
そういう子は普通のうっ滞なら、劇的に効くはずなんですけど、それが効いてない時点で別のものを疑わなきゃいけなかったなと。

おかしくなる3、4時間前はオヤツの野菜やペレボクを普段と変わらずがっついていて。
おかしいな、と思ったその時も、ケージ(プロケージ80)のハッチからジャンプして部屋んぽ行こうとしていたり。
そういうの見てたら、知識としてあっても、そこまで差し迫っている気がしなかった。
というのが本当のところです。


死に至った機序としては、
胃にガスがたまって血管を圧迫して血流が止まり血栓ができる。
振動など、何かの拍子で血栓が脳に飛ぶ。
と、そういうことのようです。

先生も、以前は、胃カテーテルでガスを抜いたりもしていらっしゃったそうですが(実際、ライオンズのあいちゃんもやっていただきました)、ガスが抜けると急激に体内の圧が変わってショック死してしまう場合が稀にあるとのことで、今はやらないそうです。
そういう子はどの道やらなければ助からないでしょうから、飼い主的にはイチかバチかでやっていただきたい気がしますが、病院での処置中に亡くなればトラブルになることもあるでしょうから、仕方ないのでしょうか。

ななぶーも、生きてたどり着ければ(たぶん大丈夫と思っていた)、ダメ元でお腹切ってもらってもいいとさえ思っていましたが、幸か不幸かその機会もなく。

突然のことで飼い主も呆然としておりまして、で、この後どうするんだろ?
と思いつつ、とりあえずは病理検査をお願いしてきました。
えっと、、、それで何を調べるんだろ?
って思ったりもしましたが、もう、先生にお任せです。

よほど毛球が詰まってたとか、そういうのがなければ、死後にお腹を開いてもハッキリとは分からないだろうとのことでした。


「どんどん記録を出して、これからも期待されていたのに」
とアスリートとしてのななぶーのことも、先生は悼んでくださって。

本当にねぇ、秋になればまたみんなと一緒に楽しく練習できるって信じて疑わなかったのに。
後継者も育ててもらわなきゃいけなかったのに。
残念でなりません。

もしかして、筋肉ムキムキすぎて、腹腔に余裕がなさ過ぎたのか・・・
と思わないでもないのですが、今度、先生に聞いてみましょう。


たまたま休診日で、たまたま緊急時に診ていただく先生もご不在で、運ってありますよね~。
って言ったら。

「いや、生きていることの方が奇跡ですから」
って、先生、哲学者みたい。

そうね、実験動物として生まれて、用が済んだらハイさようなら、の世界に生きていて。
処分を免れた時点ですでに奇跡だったのですよね。
そういう意味でも。

実際、ななぶーは、処分目前、すんでのところで確保した子たちの1人でした。
大多数は助けることはできませんから。

それで命拾いしたと思ったら、今度は感染症の不幸に見舞われて、里子に行く機会も逸してしまって。

それが飼い主の趣味で始めたラビットホッピングで、いつしか大脚光を浴びる存在になって。
波乱万丈の兎生でした。

こんなに早くお別れのときが来るなんて思ってもいなかったけど、楽しい思い出をいっぱい残してくれました。
最後にありがとうって言って抱きしめてあげられなかったのが心残りです。

たくさんのウサギたちと暮らしてきた中で、ななぶーはベストパートナーともいえる存在でした。
いつでも以心伝心だったのに。
最後にまみ~は、ななぶーの必要を読み誤りました。
ななぶー、本当にごめんなさい。

お月さまで、おびやんやぶっちたちと一緒にラビットホッピング大会、楽しんでね。


最後に、、、
ななぶーはお花なんてガラではないので、お心遣いは無用でお願いしますね。

今まで、ななぶーを応援してくださいました皆さま、どうもありがとうございました。

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