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兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

命拾い

先週末からEZの治療を始めたレン。
週明けまでは現状維持してくれていました。
フェンベンもそんなに即効性はないっていうし・・・
と、まあこんなものかとも思っていたのですが・・・。


火曜日の晩、帰って来たら、どうも様子がおかしい。
ボーっとうずくまっているのはいつものことなのですが、まるで反応がない。
触ってみたら、もう半分、あっちに行っちゃってる感じで。

それまではいつもよりは少ないながら、ある程度、ゴハンは自力で食べていたのですが、
朝あげたのがそのまま残っていました。

野菜なら食べられるかな?
と、ちょうどキャベツを買ってきたところだったので、青々としたところを葉っぱ半分、入れてやったのですが。

食べる!
って喜んだのは一瞬で、キャベツに食いつこうとしたのに足がもつれ、
キャベツを踏みつけて行きすぎたところで、
キャベツない、ない!
って探しているんです。
しっかり、大きいのが後ろ足の下にあったのですけど。

そのうち、キャベツをもらったことも忘れたようで


首はそんなみ曲がってないけど・・・。

先生は、がーっと来たら、ステラロールとグリセリンを飲ませるようにとおっしゃったけど、これって、がーっと来たって言っていいのかなぁ・・・。
と、しばしお悩みモード。

おびやんのこともあるから、できることならステロイドはもう使いたくない。
というか、使うことに恐怖があります。

そんな訳で、しばらく様子を見ていたのですが。

千鳥足でグルグル回っている。
はじめは、わざとやってる? って思ったけど、やっぱりそうじゃない。
後ろ足が立たなくて、しりもちをついたような姿勢でしゃがみ込む。

その後は、ケージの壁面にもたれかかるように体全体が傾いていて。
声をかければ、シャキッと姿勢を戻したりもするのですが。
いつもは避けている、マイカヒーターの前で寝そべっているのも気になるところ。


そんな様子を見ていたら、やっぱり、今やらないと手遅れになる・・・
いや、もしかしたら、もう手遅れなのかもしれないけれど、
と思ったのでした。

このままやらなかったら、確実にこの子の命はない。
と、覚悟を決めて、ステラロールとグリセリンを投与したのでした。

そうしたら、少し、状態が良くなったようで、ふやかしペレットを食べ始め。
寝る前にも強制給餌をしましたが、おいしい、おいしいと、大喜びで食べてくれました。


翌日からは、ステラロールとグリセリンは1日2回、投薬。
本当はすぐにでも先生に連絡をしたかったけど、水曜日は休診で。

ステラロールを飲ませると明らかに反応が良くなるので、これで正解と思いつつも気がかりでありました。

水曜は、ひょっとして死んじゃっているかも・・・
なんて、ドキドキしながら大急ぎで帰宅したのですが。

部屋の明かりをつけた瞬間、ピーンと立っている耳が見えて。
ああ、生きてる・・・ とホッとしたのでありました。


その後は日に日に上向いてくれたのでありました。
一気に食欲も戻って、今までの分を取り戻そうとするかのように良く食べるようになりました。

木曜の朝に先生に連絡すると、5日間(15日まで)は現在の量(0.3mL)で、その後3日間は半量に減らしてステロイドの投薬を続けるようにとのこと。
いつ抗酸菌が悪さを始めやしないかと、こちらは気が気じゃないのですが、ここはしっかりやらないと。

ということで、投薬を続けてきましたが、ようやく元に戻ってくれた感じで、足取りもしっかりしてきました。
あとは、どうかこの後何も起こらないでくれと祈るばかりです。


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