
うさフェスタ2016の講習会から、いくつかご紹介したいと思います。
まずは、熊本の水前寺公園ペットクリニックの中田至郎先生による、熊本地震の体験談とアンケート結果からの講習会。
ウサギ連れの関係上、端っこの席しかとれなかったため、スライドが見にくくてすみません。

震災時、イヌネコさんの情報は多少なりともありますが、ウサギさんに関しては皆無です。
うさぎの飼い主にとっては、非常に貴重なお話しでした。
7月に行ったアンケート結果 (対象は病院の患者さんの飼い主さん) をもとにお話ししてくださいました。

被害状況について:
アンケートに答えてくださった方、殆どが被災されて、そのうち大部分が一部損壊、
半壊以上については、かなり深刻な被害が出ている状況、
そして、一部損壊も含め、被災した大部分の地域でライフラインがストップした状況でした。

避難の状況について:
熊本県全体では14%の人が避難。
ただし、局地的な地震でもあり、アンケートでは、73%の人が避難したということで、
先生ご自身も避難されたそうです。

避難先について:
車中泊 45%
学校など避難所 25%
最初の地震のときには車中泊をした人が多かったのですが、2回目の地震以降は、ライフラインが通じていないこともあり、避難所に行かざるを得ない状況もあったということです。

人の被害:
余震が非常に多く、縦揺れの場合、震度1でも恐怖を感じる方が多いそうです。
それが2か月間続きました。

そのときウサギはどうしたか?
ウサギの行動 地震中 :
赤 動的作用 13%
青 静的作用 15%
合わせて3分の1くらいのウサギさんは、怖い思いをしたという、何かしらの反応があったということです。
パニックになって走り回っている子を無理やり捕まえて、ものすごく噛まれたけど、手を放したらどこに行ってしまうか分からないので、噛まれたままをキープしてウサギさんを確保したという方が3名ほどいらっしゃったそうです。

ウサギの行動 地震直後 :
赤 動的作用 6%
青 静的作用 23%
飼い主さんの話では、2~3時間は、ウサギさんはゴハンを食べないそうです。
災害の直後は、そういうことは当たり前なんだという認識も大事です。
ウサギの被害状況:
圧死 1匹
骨折 1匹
意外に被害がなかった印象。
圧死した子は、地震のとき、飼い主さんが行こうとしていたタンスのすぐそばをグルグルものすごい勢いで走り回っていて、飼い主さんをそこに行かせないようにしていたのだといいます。
そして、そこにタンスが倒れてきたと。

地震後のうさぎの変化 体調 :
元気がない、食欲不振、飲水不振 40%
逆に元気が出た 8%
半分くらいの子は変化があったということで、災害時には、こういうことがあるというのを前提に考えておいた方が良いでしょうと。

地震後のうさぎの変化 行動・性格 :
甘えて、甘えてという子が1~2割ほど。
神経質になった子が27%
ケージに入りたがらない、アラーム音に敏感にになる(携帯の緊急速報のアラームが2日間ほど、ほとんど鳴りっぱなし)、普段仲のいい子がケンカするなど。
ツンデレのツンとデレが分かれて両極端になった感じ。

地震後のウサギ:
幸いなことに、ほとんどが今は一緒に暮らしているということです。
まずは、熊本の水前寺公園ペットクリニックの中田至郎先生による、熊本地震の体験談とアンケート結果からの講習会。
ウサギ連れの関係上、端っこの席しかとれなかったため、スライドが見にくくてすみません。

震災時、イヌネコさんの情報は多少なりともありますが、ウサギさんに関しては皆無です。
うさぎの飼い主にとっては、非常に貴重なお話しでした。
7月に行ったアンケート結果 (対象は病院の患者さんの飼い主さん) をもとにお話ししてくださいました。

被害状況について:
アンケートに答えてくださった方、殆どが被災されて、そのうち大部分が一部損壊、
半壊以上については、かなり深刻な被害が出ている状況、
そして、一部損壊も含め、被災した大部分の地域でライフラインがストップした状況でした。

避難の状況について:
熊本県全体では14%の人が避難。
ただし、局地的な地震でもあり、アンケートでは、73%の人が避難したということで、
先生ご自身も避難されたそうです。

避難先について:
車中泊 45%
学校など避難所 25%
最初の地震のときには車中泊をした人が多かったのですが、2回目の地震以降は、ライフラインが通じていないこともあり、避難所に行かざるを得ない状況もあったということです。

人の被害:
余震が非常に多く、縦揺れの場合、震度1でも恐怖を感じる方が多いそうです。
それが2か月間続きました。

そのときウサギはどうしたか?
ウサギの行動 地震中 :
赤 動的作用 13%
青 静的作用 15%
合わせて3分の1くらいのウサギさんは、怖い思いをしたという、何かしらの反応があったということです。
パニックになって走り回っている子を無理やり捕まえて、ものすごく噛まれたけど、手を放したらどこに行ってしまうか分からないので、噛まれたままをキープしてウサギさんを確保したという方が3名ほどいらっしゃったそうです。

ウサギの行動 地震直後 :
赤 動的作用 6%
青 静的作用 23%
飼い主さんの話では、2~3時間は、ウサギさんはゴハンを食べないそうです。
災害の直後は、そういうことは当たり前なんだという認識も大事です。
ウサギの被害状況:
圧死 1匹
骨折 1匹
意外に被害がなかった印象。
圧死した子は、地震のとき、飼い主さんが行こうとしていたタンスのすぐそばをグルグルものすごい勢いで走り回っていて、飼い主さんをそこに行かせないようにしていたのだといいます。
そして、そこにタンスが倒れてきたと。

地震後のうさぎの変化 体調 :
元気がない、食欲不振、飲水不振 40%
逆に元気が出た 8%
半分くらいの子は変化があったということで、災害時には、こういうことがあるというのを前提に考えておいた方が良いでしょうと。

地震後のうさぎの変化 行動・性格 :
甘えて、甘えてという子が1~2割ほど。
神経質になった子が27%
ケージに入りたがらない、アラーム音に敏感にになる(携帯の緊急速報のアラームが2日間ほど、ほとんど鳴りっぱなし)、普段仲のいい子がケンカするなど。
ツンデレのツンとデレが分かれて両極端になった感じ。

地震後のウサギ:
幸いなことに、ほとんどが今は一緒に暮らしているということです。


