
更新がご無沙汰しておりまして、申し訳ございません。
自分が体調を崩していて週末に寝込んでいたりしたこともあるのですが、実は大変に困った事態になっておりまして、どうしたものかと思い悩んでおりました。
率直に申しますと、抗酸菌感染の拡散が強く疑われる状況になっております。
まずは、おびやんがぶっち君と同様のくしゃみ(ケッケッと喉の奥に何か引っかかっているようなむせるような感じ)をし始めました。
おびやんはちゅんちきの定位置からは死角に当たる位置にいるので、くしゃみの主の特定が遅れました。
誰かが変なくしゃみをしているのは少し前から気付いて気にしていたのですが、レンイチ、ペコ、ハクなども怪しく、なかなか分からずにおりました。
そして、むうも少し湿った感じのくしゃみ2-3連発をちょくちょくするようになりました。
むうは元々くしゃみをするような子ではなかったので、明らかにあやしい感じ。
放っておくと、おびやんやぶっち君のようなくしゃみに移行していくと推測されました。
あとは、単発のくしゃみをする子がちらほら。
エガちゃんがたまに。
ゴブちんとハクたんの3-5連発のくしゃみが1回。
イチさんもたまにくしゃみをしていますが、この子は以前よりくしゃみのある子で、乾いた感じのくしゃみなので関連は分かりません(が、頻度としては上がっているかも)。
そして、投薬によって一旦症状の治まったぶっち君も次第にくしゃみが復活してきました。
おびやんのくしゃみが発覚してすぐ、7月1日にきち動物病院におびやんとエガちゃんの2人を連れて行きました。
里親さまへの引き渡し前の大事な時期、何かあっては困るのですが、本当に困ったことになってしまいました。
(結果的におびやんはキャンセルとなり、我が家の子になりました)
診察の時の話は長くなりますので、記事を分けますが、おびやん、エガちゃん共にぶっち君と同じ薬(ドキシサイクリン)の投薬を始めました。
エガちゃんの方は、どちらかと言えば予防投薬のような感じになります。
そして、昨日7月6日、ウチの子たちの定例の健診日には、ぶっち君とむうを連れて行きました。
念のため、血液検査とレントゲン検査をしていただきましたが、そろって CPK 高値が見られた他は特に問題なし。
くしゃみに関連すると思われる変化は何もありませんでした。
ぶっち君とむうについても、昨日より投薬を開始しました。
できれば、15匹全員に投薬したいところなのですが、作業量的に無理があるので、上記の子に加え、別室にいる新人4匹(ぽこ、ふう、なな、ぺろ)を優先して予防投薬します。
本来なら、里親募集も打ち切るべきなのでしょうが、自分一人で長期的に適正なお世話するには無理な数であること、この子たちについては何事もなく一生を終われる可能性の方が高いことから、この件についてご了承のうえ、お迎えいただける方があればお願いしたいと考えております。
(決定的な症状が見られた場合は、即時募集は打ち切ります)
抗酸菌感染症については治療の前例がなく、この先どのような展開になるのか予測できないこともあり、信頼できるかかりつけの動物病院があることが条件になります。
ただ、今のところ、生前の検査で抗酸菌感染の診断はできないこともあり、本当に抗酸菌なのか、あるいは別の感染症ではないかとの疑いも捨てきれません。
現在、症状の出ている子全員が SPF 動物として生産された子たちであり、パスツレラは元々は保有していないこと、今年の1月に抗酸菌感染症で亡くなった「はる」と症状が酷似していることから、抗酸菌感染症を疑わざるを得ないという状況です。
(はるの病理組織学検査の結果はこちら 【思いもよらない結果】 )
(症状は似ていても、はるの咳き込むような嗚咽感のようなくしゃみが呼吸困難を伴う末期症状として現れたのに対し、現在、症状のある子たちは皆元気で食欲・体重共に問題はありません。
そこが、不可解な点でもあります。)
自分がネット検索した範囲では、抗酸菌がこれほど容易に個体間で感染するという情報はなかったので、今回の事態に信じられない気持ちでいっぱいです。
もしかしたら、産業動物の方で牛や豚の事例で調べてみた方が良かったのかもしれません。
感染がどのようなタイミングで、どのような経路で起こっているのか定かではないので何とも言えないのですが、「はる」から直接感染したものが今になって現れてきていると仮定しますと、今年に入ってからお迎えいただいた里子ウサギさんたちにも可能性はありますので、里親さまには順次ご連絡を差し上げたいと思います。
ご心配をおかけして大変に申し訳ございませんが、しばらくお待ちください。
今回、とても残念な事態になってしまいましたが、里親募集中の新人さんたちの将来とウチの子たちの命は全力で守り抜く決意でおりますので、どうか引き続きご理解と応援のほど、よろしくお願いいたします。
自分が体調を崩していて週末に寝込んでいたりしたこともあるのですが、実は大変に困った事態になっておりまして、どうしたものかと思い悩んでおりました。
率直に申しますと、抗酸菌感染の拡散が強く疑われる状況になっております。
まずは、おびやんがぶっち君と同様のくしゃみ(ケッケッと喉の奥に何か引っかかっているようなむせるような感じ)をし始めました。
おびやんはちゅんちきの定位置からは死角に当たる位置にいるので、くしゃみの主の特定が遅れました。
誰かが変なくしゃみをしているのは少し前から気付いて気にしていたのですが、レンイチ、ペコ、ハクなども怪しく、なかなか分からずにおりました。
そして、むうも少し湿った感じのくしゃみ2-3連発をちょくちょくするようになりました。
むうは元々くしゃみをするような子ではなかったので、明らかにあやしい感じ。
放っておくと、おびやんやぶっち君のようなくしゃみに移行していくと推測されました。
あとは、単発のくしゃみをする子がちらほら。
エガちゃんがたまに。
ゴブちんとハクたんの3-5連発のくしゃみが1回。
イチさんもたまにくしゃみをしていますが、この子は以前よりくしゃみのある子で、乾いた感じのくしゃみなので関連は分かりません(が、頻度としては上がっているかも)。
そして、投薬によって一旦症状の治まったぶっち君も次第にくしゃみが復活してきました。
おびやんのくしゃみが発覚してすぐ、7月1日にきち動物病院におびやんとエガちゃんの2人を連れて行きました。
里親さまへの引き渡し前の大事な時期、何かあっては困るのですが、本当に困ったことになってしまいました。
(結果的におびやんはキャンセルとなり、我が家の子になりました)
診察の時の話は長くなりますので、記事を分けますが、おびやん、エガちゃん共にぶっち君と同じ薬(ドキシサイクリン)の投薬を始めました。
エガちゃんの方は、どちらかと言えば予防投薬のような感じになります。
そして、昨日7月6日、ウチの子たちの定例の健診日には、ぶっち君とむうを連れて行きました。
念のため、血液検査とレントゲン検査をしていただきましたが、そろって CPK 高値が見られた他は特に問題なし。
くしゃみに関連すると思われる変化は何もありませんでした。
ぶっち君とむうについても、昨日より投薬を開始しました。
できれば、15匹全員に投薬したいところなのですが、作業量的に無理があるので、上記の子に加え、別室にいる新人4匹(ぽこ、ふう、なな、ぺろ)を優先して予防投薬します。
本来なら、里親募集も打ち切るべきなのでしょうが、自分一人で長期的に適正なお世話するには無理な数であること、この子たちについては何事もなく一生を終われる可能性の方が高いことから、この件についてご了承のうえ、お迎えいただける方があればお願いしたいと考えております。
(決定的な症状が見られた場合は、即時募集は打ち切ります)
抗酸菌感染症については治療の前例がなく、この先どのような展開になるのか予測できないこともあり、信頼できるかかりつけの動物病院があることが条件になります。
ただ、今のところ、生前の検査で抗酸菌感染の診断はできないこともあり、本当に抗酸菌なのか、あるいは別の感染症ではないかとの疑いも捨てきれません。
現在、症状の出ている子全員が SPF 動物として生産された子たちであり、パスツレラは元々は保有していないこと、今年の1月に抗酸菌感染症で亡くなった「はる」と症状が酷似していることから、抗酸菌感染症を疑わざるを得ないという状況です。
(はるの病理組織学検査の結果はこちら 【思いもよらない結果】 )
(症状は似ていても、はるの咳き込むような嗚咽感のようなくしゃみが呼吸困難を伴う末期症状として現れたのに対し、現在、症状のある子たちは皆元気で食欲・体重共に問題はありません。
そこが、不可解な点でもあります。)
自分がネット検索した範囲では、抗酸菌がこれほど容易に個体間で感染するという情報はなかったので、今回の事態に信じられない気持ちでいっぱいです。
もしかしたら、産業動物の方で牛や豚の事例で調べてみた方が良かったのかもしれません。
感染がどのようなタイミングで、どのような経路で起こっているのか定かではないので何とも言えないのですが、「はる」から直接感染したものが今になって現れてきていると仮定しますと、今年に入ってからお迎えいただいた里子ウサギさんたちにも可能性はありますので、里親さまには順次ご連絡を差し上げたいと思います。
ご心配をおかけして大変に申し訳ございませんが、しばらくお待ちください。
今回、とても残念な事態になってしまいましたが、里親募集中の新人さんたちの将来とウチの子たちの命は全力で守り抜く決意でおりますので、どうか引き続きご理解と応援のほど、よろしくお願いいたします。


