兎鳥庵 日記

インコ3羽と ウサギ9羽にヒト1人の日常です                  - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

事の顛末 前篇

チェリーのリンパ腫事件について。
まずは、ご心配してくださった皆さま、おさわがせして申し訳ございませんでした。

どうしてこのような事が起こったのか、まったくもって不可解で、どう対処していいものやら途方に暮れてしまったのですが、事実は事実として、残しておこうと思います。
不都合があれば、この記事は後日、削除または編集を加えることもあるかもしれませんので、ご了承ください。


2011年3月11日(日) 

里子に行くウサギさんのお渡しのついでに、足を延ばしてかかりつけ医のもとに行きました。

ここ数ヵ月ほど、チェリーがなんとなく元気がないように思えて、どこか異常があるのでは?
と、ずっと心配していたのですが、1月に行ったときも2月に行ったときにも、体重が減ったとか時間がないなどの理由で詳しい検査を断られていました。
今度こそ、という事で血液検査をしてほしい旨伝えて予約をしました。

しかし、診察室に入るなり、
「状態を見て判断し、良くなければ血液検査はせずに、そのう・糞便の一般健診のみにします」 
と言われました。

それでは、わざわざ時間をかけて連れてきた意味がないので、
「検査できないほど悪いのだったら、初めから連れてきませんけど」 
と答えたのですが。。。

でも、そうおっしゃった割には、秤のテアーだけして体重測定を忘れているし、
「体重は?」
と聞いても、
「ストレスになるのでもう測りません」 
とのお答え。

それでも、なんとか血液検査はしていただけることになったのですが、
採血をしようとして首のあたりの羽毛をかき分けたとき、看護師さんを呼んで写真を撮らせ、
「胸腺が大きいですね。
通常、胸腺は小さい臓器なので外側からは見えませんが、見えるくらい大きくなっています。
初め、餌かなとも思ったんですけど、触っても動かないから胸腺と思われます。」

と言われました。

これが、その写真。

胸腺もどき1 胸腺もどき2

血管の右側下の方に白っぽく見えるのが胸腺とのことです。

そして、
「お腹も張っていますね」 と。


これが血液検査の結果。
血液検査

欄外の百分率は翌日、電話で先生に確認して自分が書き込んだ数値。
LDH値横の書き込みは、13日に海老沢先生の説明を聞きながら記入したものです。
それ以外は松岡先生の書き込みです。

先生によると、UA、TP、CPK、Caが高値であり、塗抹もざっと見た感じ、リンパ球の割合が高い。
腎臓の状態が悪く、リンパ腫ではないかということです。

「胸腺腫とはどう違うんですか?」
と聞くと、
「胸腺腫は胸腺だけが大きくなりますが、お腹全体が張って、内臓肥大が見られるのでリンパ腫だと思います」
とのこと。

レントゲンで状態を詳しく確認できないのか聞くと、
「すでに臓器と臓器が重なり合ってしまっている状態と思われるので、レントゲンは撮っても意味がないです。
撮るかどうかは獣医師が判断します。
それに、採血の後に首を引っ張りたくないので、撮れません。」

との答え。

以前、状態が悪くて見ていただいた時には、血液検査の結果を見て必要と判断されたらレントゲンを、ということで了承を得ていたので、なぜ今日はダメなのか、それも良く分かりません。
それならそうと、先に言ってくださるべきではないかと、いまひとつ腑に落ちず。

「まずは、ステロイドを投与して様子を見ては」
との松岡先生の提案に、
「今週末の土曜日にも東京でウサギのお渡しがあるので、その際にも連れてくることは可能ですが」 
と伝え、6日間ステロイドの投薬を行った後、17日に再診していただく事になりました。

お薬を出すのに体重が必要になりますが、
「今、何グラムですか?」 と・・・。
一応、 「26.5g くらいじゃないですか」
と答えたものの、病院に行くのが分かっているのに、わざわざ家では測って行かないし。
そんなに重大な病気なら、まず、体重を確認するんじゃないのかな~
と、モヤモヤ。

胸腺が大きいと言われたとき、その部位をよく見せていただけなかったので、
「飼い主にもきちんと見せて状態を説明してほしいです」 
とお願いしたところ、
「また触るとストレスになるので」  
との答え。

でも、リンパ腫だと言うなら、自宅でも日々、状態を確認しなくてはならないでしょう。
今、自分の子がどういう事になっているのか、まず、現状をしっかり把握することは飼い主の責任です。
「それくらい大丈夫なので、見せてください」  
と再度お願いしました。

それでやっと、チェリーを出してその部位を見せてくださったのですが、
「採血時の内出血のため、もう見えなくなっています」 と。
先生にしては珍しく針を刺し直していたりしたので、余計に出血がひどかったのでしょうか。

実際に確認不能なため、さっき撮った写真をモニターに映して説明していただきました。
画像データはメモリーに落としていただきました。

お腹の方も見せてほしかったけど、見せてもらえずじまい。
家に帰ってからよく確認してみよう、とこちらは諦めました。
これ以上、もう言うのは自分でもイヤでしたし。


お薬1

これから治療に向けて体力をつけなければならないので、食餌制限は緩めるようにとの指示でした。
自分としても、もう助からないのなら、せめてその前に好きなものを存分に食べさせてあげようかと・・・。



2012年3月12日(月) 

悶々とした状態で仕事をしていたのですが、ふと、セカンドオピニオンを受けるべきとの思いがひらめきました。
リンパ腫という事実は動かないとしても、プラスアルファ的な治療の選択肢は他にもあるのではないか。
レントゲンは意味がないというなら、横浜小鳥の病院に行けばCTがあるじゃない。
詳しく検査できれば、対処のしようも決まってくるはず。
そう、思いました。

ヤッピーさんのときは、あまりに突然で何もしてあげられなかったけど、チェリーちゃんはまだ元気。
いよいよとなれば、もうどこにも連れまわさず、自宅で看取ってあげよう・・・
そう思いつつも、本鳥に生きようとする力があるうちは飼い主が諦めちゃいけないと思いました。

それには、いくつか確認しておかなくてはと、松岡先生に電話で問い合わせをしました。
以下、そのときの確認事項。

◆ 出された薬の名称と用量 ⇒ プレドニゾロン 1mg/kg
◆ 胸腺の大きさは、以前リンパ腫で亡くなったヤッピーと比較してどうか?
  ⇒ 記憶にないので、ヤッピーちゃんはそんなに大きくなかったのでは。
◆ 実際のリンパ球比率は? ⇒ 83%
◆ それは、正常値と比べてどれくらい高いのか?
  ⇒ 検査実績がないので正常値は不明。
  チェリーの過去の検査結果と比べて高い。
  昨年3月は31%だったと言われたが、後で記録を確認すると、72%(その前は62%)。
◆ 今後の治療の見通しは? 
  ⇒ 聞き方が悪かったのか、治療方針ではなく、死ぬまでにたどる経過を説明して下さった。
◆ ステロイドで免疫を押さえて進行が止まったとして、
  すでに肥大した臓器は元に戻らないのか?
  ⇒ そうでしょうね。
◆ 他の先生の意見も聞いてみたいし、さらに詳しい検査ができるならお願いしたいので、
  横浜小鳥の病院でも診てもらおうと思う。
  レントゲンがダメなら、CTは有効か?
 ⇒ 検査については言葉を濁される。
  「最終的にはその子が治ればそれでいいので、どこで診てもらってもいいのでは」とのこと。
◆ 採血部位の内出血は検査してもらうのに支障になるか?
 ⇒ なるでしょうね。
◆ それはどのくらいで引くか? ⇒ 1~2週間くらい。
 

先生には、横浜小鳥の病院での診察結果によっては、以降の治療をそちらで行うかもしれない事を伝えて電話を置きました。

松岡先生は以前、
「アメリカではリンパ腫と分かった時点で治療ではなく、安楽死の対象となる」 
とおっしゃっていました。
チェリーも助かる可能性は限りなくゼロに近いのだろうと思いましたが、この際ですから人的にも設備的にも充実している病院に頼らざるを得ないと判断しました。


夜、チェリーの首の毛をかき分け、状態を確認しました。
前日よりもだいぶ内出血は引いていましたが、胸腺とおぼしきものは確認できず。
お腹も自分で見る限り、異常は感じられませんでした。
この子は握りでもないし、普段はそんなによく見ていないから・・・???

ヤッピーの時は特に肝臓が肥大していましたが、今回は視診、血液検査とも肝臓の所見なし。
だいぶ状況が違うように思いました。
一口にリンパ腫といっても、症状の現れ方にはいろいろあるのかな?
それも含めて、横浜小鳥の病院で聞いてみようと思いました。


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