
まい君、本日病院へ行ってきました。
台風の影響もさほどでもなく、予定どおり午前は出勤して、昼過ぎに帰宅、即行、病院へ。
どういう訳か道路が随分とすいていて、あっという間に到着。 あれれ・・・。
最初、 「2時45分くらいに」 と先生に言われたのですが、ちょっと無理という事で、午後の適時ということにしていただいていました。
それが、2時半に着いちゃった
先生、まだ休憩中だったのではと思うのですが、さっそうと現れて、さくさくレントゲンを撮ってくださいました。
「のどですね~」
と言いながら、まい君を戻してくださいました。
当初、ゴロゴロと濁った音だったのが、今日はパコパコというような軽い感じの音に変わっていました。
しばらくして診察室に呼ばれました。
仰向け抱っこして、片方ずつ鼻の穴をおさえ、
「鼻をおさえると止まるんですよね。
肺かな? と思ったけど、違うみたいです。
レントゲン見てから考えますけど、多分、抗生物質を使うと思います。」
待合室に戻って待っていると、また、先生が現れて、
「レントゲン、もう1回撮らせてください。
さっきは伏せの状態で撮ったんですけど、肺が真っ白だったんですよ。
肺水腫だと肺が白く写るんですけど、でも、肺水腫だと鼻をおさえて音が止まるのは変なので、もう1回、造影剤を入れて撮ってみます。」
ということです。
「酸素、吸ってた方がいいかな~」
と言いながら、酸素のチューブを引っ張って来て、
「じゃあ、こっちで酸素吸いながら待っていてください。」
ということで、奥の方で待たせていただきました。

せっかく酸素を吸わせてもらっているのだから、ちぃとは嬉しそうな顔の一つもしてほしいものですが、我関せずのまーたん。
しまいには、プィっと後ろを向いてしまいました。
しばらくして、また呼ばれたので、まい君はそのまま残して診察室へ。

「予想してたのと違うな~」
と、きち先生。
電話でお話したときに、肺水腫の他に、稀なケースだけど食道炎という可能性もあると先生はおっしゃっていました。
それを確認するために造影剤を入れて撮ってみたのだそうです。
上の写真、左が今回、造影剤を入れて撮ったもの、右が昨年撮ったもの(造影剤なし)です。
食道拡張症だと、食道が白くブワーっと写るそうですが、造影剤はきれいに胃まで流れています。
ウサギさんは首が下を向いているため、食道が動かないとそこに食べたものがたまってしまうのだそうです。
でも、まい君は食道が写っていないので、ちゃんと動いてくれているそうです。
食道拡張症の場合、肺炎を起こして死んでしまうこともあるそうで・・・
そこまで、ヤバイ可能性があったとはつゆ知らず
心臓の大きさは前回から変わっていないそうです。
今回、動脈がはっきりと写っていて、石灰化が進んでいるそうです。
頭部はきれいで問題ないそうです。

こちらが初めに撮った方。
同じく、左が今回、右が前回のものです。
今回、肺が真っ白で、肺水腫だそうです。
ただ、肺水腫の音はそんなに大きくはなく、聴診器を当てて分かる程度の音だそうです。
音がしたり、しなかったりということはなく、ずっとしている筈だそうです。
肺水腫には、利尿剤のラシックスを使うそうです。
イヌネコの用量は 2 - 4 g / kg ですが、ウサギは 4 - 12 g / kg だそうです。
まい君は 4g から始めるそうです。
さらに、念のため抗生物質も使うそうです。
話の内容から、逆流性のもの(つまり、誤嚥)である可能性も否定できないので、ということです。
ゲロゲロ、ゴロゴロ(ゼロゼロと表現される方が多いそうです)という音は、その可能性が高いそうです。
そういえば、まーたん、食いしん坊だからな~。
ユキが誤嚥したときの音にそっくりでしたし。
「でも、誤嚥だったとして、そんなにいつまでも音がしているものですか?」
とお聞きしますと、
「肺の奥の方へ行ってしまって、いつまでも音が残る可能性もあるので。
あくまで、肺炎を起こさないようにということです。」
とのことです。
今まで誤嚥を起こしたことのある子(イチとユキ)は、その瞬間、すごく苦しんで、反応が半端なかったのですが、まい君はそんな様子はなかったし、どうなんでしょうか・・・。
抗生物質はバイトリルを使うそうです。
お腹をこわしてしまう可能性もあるので、少なめにするそうです。
要は、ハッキリとは分からないので可能性のあるものは全部やっておくのだそうです。
命にかかわるので、一つずつ様子を見ながらではなく、一度に全部やってみなくてはならないのだそうです。
先生曰く、
「いや~、今日来ていただいて良かったですよ。」
とは、そこまで危ない可能性があったということですね。
場合によってはネブライザーを使った方がいいかもしれないそうです。
ネブライザーでコントロールすると楽かもしれないということです。
今は通販で3万円程度で買えるそうで、お勧めの機種も教えていただきました。
このまま薬で抑えて行くのか、酸素室やネブライザーなどを使っていくのか考えた方がいいかもしれないと。
う~ん・・・
まみ~の稼ぎがもうちょっと良ければ、どんと来いなんですが
お薬を飲んで3日もすれば、答えは出るのではないかという事で、その結果次第では検討することになりそうです。
最後に食道拡張症のことで気になったので、イチさんとユキぴょんのことも聞いてみました。
この2人、むせたり、ゲーしたりすることが多いのです。
そういう子たちは、気を付けた方がよいのかと・・・。
先生によると、あわてて食べて粉を吸いこんでしまうとか、癖みたいなものではないかということです。
食道拡張症は本当に珍しくて、きち先生もこれまで2例しか見たことがないそうです。
なので、この2人は単なる食いしん坊なだけってことで
ひそかにずっと気になっていたので、まあ、良かったです。

昨日は高波で通行止めだった西湘バイパス下り線も、今日は通れました。
けど、すごい波。
川はどこも川幅いっぱいの濁流で、海の水も茶色く濁っていました。
嬉しがって写真を撮っていたら、どしゃーっと突然の雨。
藤沢はすごく晴れていて、今日は大丈夫
って喜んでいたのに、最後の行いが悪くて、またずぶ濡れ(爆)
道中、2回ほど前が見えないくらいの土砂降りにもあいましたが、道がすいていたのは台風のおかげですね。

お薬。
抗生剤 バイトリル mix 1日1回
利尿剤 ラシックス mix 1/2袋×2回 / 日
心臓の薬 エナカルド mix 1日2回
駐車場へ戻る途中、心臓の薬を追加してもらわないと足りなくなることに気付いて引き返したのですが、お薬を待っている間、ロップイヤーのももたろう君とシナモンちゃんに癒していただきました。
ロップちゃんって、頭が広くてナデナデしやすくていいですね~
ありがとうございました!
台風の影響もさほどでもなく、予定どおり午前は出勤して、昼過ぎに帰宅、即行、病院へ。
どういう訳か道路が随分とすいていて、あっという間に到着。 あれれ・・・。
最初、 「2時45分くらいに」 と先生に言われたのですが、ちょっと無理という事で、午後の適時ということにしていただいていました。
それが、2時半に着いちゃった

先生、まだ休憩中だったのではと思うのですが、さっそうと現れて、さくさくレントゲンを撮ってくださいました。
「のどですね~」
と言いながら、まい君を戻してくださいました。
当初、ゴロゴロと濁った音だったのが、今日はパコパコというような軽い感じの音に変わっていました。
しばらくして診察室に呼ばれました。
仰向け抱っこして、片方ずつ鼻の穴をおさえ、
「鼻をおさえると止まるんですよね。
肺かな? と思ったけど、違うみたいです。
レントゲン見てから考えますけど、多分、抗生物質を使うと思います。」
待合室に戻って待っていると、また、先生が現れて、
「レントゲン、もう1回撮らせてください。
さっきは伏せの状態で撮ったんですけど、肺が真っ白だったんですよ。
肺水腫だと肺が白く写るんですけど、でも、肺水腫だと鼻をおさえて音が止まるのは変なので、もう1回、造影剤を入れて撮ってみます。」
ということです。
「酸素、吸ってた方がいいかな~」
と言いながら、酸素のチューブを引っ張って来て、
「じゃあ、こっちで酸素吸いながら待っていてください。」
ということで、奥の方で待たせていただきました。

せっかく酸素を吸わせてもらっているのだから、ちぃとは嬉しそうな顔の一つもしてほしいものですが、我関せずのまーたん。
しまいには、プィっと後ろを向いてしまいました。
しばらくして、また呼ばれたので、まい君はそのまま残して診察室へ。

「予想してたのと違うな~」
と、きち先生。
電話でお話したときに、肺水腫の他に、稀なケースだけど食道炎という可能性もあると先生はおっしゃっていました。
それを確認するために造影剤を入れて撮ってみたのだそうです。
上の写真、左が今回、造影剤を入れて撮ったもの、右が昨年撮ったもの(造影剤なし)です。
食道拡張症だと、食道が白くブワーっと写るそうですが、造影剤はきれいに胃まで流れています。
ウサギさんは首が下を向いているため、食道が動かないとそこに食べたものがたまってしまうのだそうです。
でも、まい君は食道が写っていないので、ちゃんと動いてくれているそうです。
食道拡張症の場合、肺炎を起こして死んでしまうこともあるそうで・・・

そこまで、ヤバイ可能性があったとはつゆ知らず

心臓の大きさは前回から変わっていないそうです。
今回、動脈がはっきりと写っていて、石灰化が進んでいるそうです。
頭部はきれいで問題ないそうです。


同じく、左が今回、右が前回のものです。
今回、肺が真っ白で、肺水腫だそうです。
ただ、肺水腫の音はそんなに大きくはなく、聴診器を当てて分かる程度の音だそうです。
音がしたり、しなかったりということはなく、ずっとしている筈だそうです。
肺水腫には、利尿剤のラシックスを使うそうです。
イヌネコの用量は 2 - 4 g / kg ですが、ウサギは 4 - 12 g / kg だそうです。
まい君は 4g から始めるそうです。
さらに、念のため抗生物質も使うそうです。
話の内容から、逆流性のもの(つまり、誤嚥)である可能性も否定できないので、ということです。
ゲロゲロ、ゴロゴロ(ゼロゼロと表現される方が多いそうです)という音は、その可能性が高いそうです。
そういえば、まーたん、食いしん坊だからな~。
ユキが誤嚥したときの音にそっくりでしたし。
「でも、誤嚥だったとして、そんなにいつまでも音がしているものですか?」
とお聞きしますと、
「肺の奥の方へ行ってしまって、いつまでも音が残る可能性もあるので。
あくまで、肺炎を起こさないようにということです。」
とのことです。
今まで誤嚥を起こしたことのある子(イチとユキ)は、その瞬間、すごく苦しんで、反応が半端なかったのですが、まい君はそんな様子はなかったし、どうなんでしょうか・・・。
抗生物質はバイトリルを使うそうです。
お腹をこわしてしまう可能性もあるので、少なめにするそうです。
要は、ハッキリとは分からないので可能性のあるものは全部やっておくのだそうです。
命にかかわるので、一つずつ様子を見ながらではなく、一度に全部やってみなくてはならないのだそうです。
先生曰く、
「いや~、今日来ていただいて良かったですよ。」
とは、そこまで危ない可能性があったということですね。
場合によってはネブライザーを使った方がいいかもしれないそうです。
ネブライザーでコントロールすると楽かもしれないということです。
今は通販で3万円程度で買えるそうで、お勧めの機種も教えていただきました。
このまま薬で抑えて行くのか、酸素室やネブライザーなどを使っていくのか考えた方がいいかもしれないと。
う~ん・・・
まみ~の稼ぎがもうちょっと良ければ、どんと来いなんですが

お薬を飲んで3日もすれば、答えは出るのではないかという事で、その結果次第では検討することになりそうです。
最後に食道拡張症のことで気になったので、イチさんとユキぴょんのことも聞いてみました。
この2人、むせたり、ゲーしたりすることが多いのです。
そういう子たちは、気を付けた方がよいのかと・・・。
先生によると、あわてて食べて粉を吸いこんでしまうとか、癖みたいなものではないかということです。
食道拡張症は本当に珍しくて、きち先生もこれまで2例しか見たことがないそうです。
なので、この2人は単なる食いしん坊なだけってことで

ひそかにずっと気になっていたので、まあ、良かったです。

昨日は高波で通行止めだった西湘バイパス下り線も、今日は通れました。
けど、すごい波。
川はどこも川幅いっぱいの濁流で、海の水も茶色く濁っていました。
嬉しがって写真を撮っていたら、どしゃーっと突然の雨。
藤沢はすごく晴れていて、今日は大丈夫

道中、2回ほど前が見えないくらいの土砂降りにもあいましたが、道がすいていたのは台風のおかげですね。

お薬。
抗生剤 バイトリル mix 1日1回
利尿剤 ラシックス mix 1/2袋×2回 / 日
心臓の薬 エナカルド mix 1日2回
駐車場へ戻る途中、心臓の薬を追加してもらわないと足りなくなることに気付いて引き返したのですが、お薬を待っている間、ロップイヤーのももたろう君とシナモンちゃんに癒していただきました。
ロップちゃんって、頭が広くてナデナデしやすくていいですね~

ありがとうございました!


