
いつまでもうじうじしていてもしょうがないので、昨日、意を決して病院 (あずさん) に行ってきました。
チェリーちゃんはといえば、朝から歌をうたって絶好調を装っておりましたが。
台風が気になりましたが、思ったよりもひどくないので大丈夫そう。
万一、鉄道が止まると困るので、車で出かけました。

待合室にて
ユッピーちゃんが付き添いです。
この前、チェリーだけ連れて行ったら、ユッピーが張り裂けそうな声で呼び鳴きしていて、引き離しちゃダメなようなので。
ひと通り診ていただいて、特に異常なし。
体重は 28.5g (前々回 3/19 : 27.5g 、前回 4/30 : 29.5g )
放鳥時、ゴハンを食べに来ないので心配していましたが、順調でした。
一時的に食餌をペレットから皮付き餌に変えていたので、 「皮の分だけ増量」 のつもりで気前よくあげていたんですね (^^;;
ウンチも問題なし。
前回(4月30日)、くちばしが伸びてウサギさんたちと一緒に診ていただいた際に
「口の中がベタベタしている」
と指摘されていましたが、今回は大丈夫だそうです。
どこがって訳じゃないけど、何となくおかしい。
これは、連れてくる方も悩ましいのだけど、診る方も同じで、先生もお困りモード。
目に見える異常はないけれど、どこかがおかしいのは確かなので、予防的に肝臓のお薬を飲んでみるのも手だそうです。
「肝臓の薬は効いているのかどうか分かりにくいし、飼い主さんの気休め的なものですけど。」
と言います。
これは、先代の桜文鳥、バジルちゃんでイヤというほど経験済み。
この子は明らかに肝臓が肥大していたのだけど、地元の病院で肝臓の薬を処方していただいて、長期間投薬したものの、全然効いているようには見えなかった。
そもそも、原因が分からないのに当てずっぽうに投薬はしたくない。
先生が迷っていらっしゃたのは、2ヵ月前の健診で血液化学検査とレントゲン検査をしていたこともありました。
このときの検査では特段の異常もなく、今、目の前にいるチェリーちゃんは毛づやもまあまあ、元気そうなものだから、この上さらにというのも・・・という事だったのでしょう。
でもね、文鳥にとって2ヵ月って長い。
「レントゲンを撮ってみるのも手ですが・・・」
とおっしゃるので、
「もし、さらに検査をするとしたら、血液検査の方が良いのでは?」
と聞きましたら、
「もちろん、そうですが、レントゲンの方が負担が少ないから。」
とのことです。
でも、レントゲンで異常が出てくるのは相当病状が進行してからだというし、初期段階で異常をとらえるには、血液の方がいいなあと。
チェリーちゃんに相当な負担になるなら考え物だと思ったけど、
(検査して、さらに具合が悪くなったりしては元も子もないですから)
「2ヵ月たっているので、採血はできます。」
というので、お願いすることにしました。
もし、何か悪いもので、今後悪化していくようなら、ますます検査もしづらくなりますし。
文鳥サイズの鳥さんでは、検査一つにも随分、気を遣います。
血液検査の結果、やった方が良いと判断されれば、さらにレントゲン検査もお願いすることにしました。
採血のとき、針を刺したときの感触から、
「チェリーちゃん、ちょっと脱水気味ですね。」 と
そういえば、キャリーに入れてからお水飲んでいるの見てないなあ。
白い容器にネクトン水を入れたのがまずかったかな?
(普段はグリーンの餌入れを使用しているので、分かりにくいのです)
でもねぇ、チェリーちゃん、昔からそういうのにはあまりこだわらないタイプなんだけどな(謎)
そして、待合室でしばし結果待ち。
こんな日に誰も来ないだろうと思ったのは大きな誤算で、この日は先生も首をかしげる繁盛ぶりだったのです。
しばらくして、診察室のドアが開いて、先生、大真面目な顔で
「チェリーちゃん、腎臓の数値が高いです。」 と。
腎臓・・・!? しばし、半信半疑。

検査結果(クリックすると大きくなります)
尿酸(UA)値が10.9
正常範囲の上限は12となっていますが、実際には10を越える事はあまりなく、正常範囲として引用しているのはカナリアのデータなので、文鳥は必ずしもこのとおりではないかもしれないそうです。
セキセイインコでは腎臓の悪い子というのは時折いて、痛風になる子もいるとか。
その場合は、尿酸値は18を越える事もあり、ここまで行くとせいぜいあと1ヵ月程度しか生きられないそうです。
鳥さんは徐々に進行してというのは分かりづらく、突然死として片付けられる場合も多いとか。
(直前まで元気だったのに、飛び立った瞬間、落下して絶命していたとか)
痛風のセキセイさんの症状としては、多飲多尿、脚にこぶができる、痛そうに片足をあげるなどで、文鳥で痛風は見たことがないけれど、可能性としてはあるそうです。
今回の結果からは、腎臓が疑わしいといえるけど、たまたま高かっただけで、まったく別の原因という可能性もあるといいます。
そうあってほしいけど、やっぱり、検査結果はウソつかない気がします。
アンモニア( NH3)も高いしねぇ。
ちなみに、前々回(2009年11月13日)からの推移は、
尿酸 3.6 7.4 10.9
アンモニア 87 115 163
ヤ~な~感じ~
コンディション的にやや脱水状態だったので、それも関係しているかもしれないけれど、2-3時間程度の絶水で脱水状態になる事の方が異常かもとのことです。
参考までに前回の検査結果。


ユッピーについては産卵期のものなので、数値が滅茶苦茶で比較対照にもならない感じです。
高脂血漿、アンモニア値も高いです。
「腎臓のお薬は?」 とお聞きしましたが、特にないそうです。
だって、痛風の人は何かお薬飲んでなかったっけ?
と思いましたが、ヒトと鳥ではアンモニアの代謝が違うんですね。
ヒトの場合、分解して尿素になるけど、鳥さんは尿酸にまで分解される。
尿酸の方がさらに分解されている状態なので、あるいは痛風の人が感じるよりは苦痛が少ないかもというのはあるそうです。
とりあえず、毎日、飲水量を測ってみて、少なければ追加して飲ませるようにとのことです。
目安は3gだそうです。
餌だって毎日測っているのにねぇ。
チェリーちゃん、そんなに極めてくれなくていいし。
後からお会計のときに先生がおっしゃるには、今後、悪くなっていくようなら尿酸を分解するお薬なども出せるそうです。
今後、定期的に検査していくとして、血液検査のインターバルはどのくらいあれぼ良いか確認しましたら、1ヵ月あればとのことです。
項目を減らせば採血量も少なくて済むからと。
次は1ヵ月後か2ヵ月後、チェリーちゃんの状態を見て決めようと思います。
チェリーちゃんはといえば、朝から歌をうたって絶好調を装っておりましたが。
台風が気になりましたが、思ったよりもひどくないので大丈夫そう。
万一、鉄道が止まると困るので、車で出かけました。


ユッピーちゃんが付き添いです。
この前、チェリーだけ連れて行ったら、ユッピーが張り裂けそうな声で呼び鳴きしていて、引き離しちゃダメなようなので。
ひと通り診ていただいて、特に異常なし。
体重は 28.5g (前々回 3/19 : 27.5g 、前回 4/30 : 29.5g )
放鳥時、ゴハンを食べに来ないので心配していましたが、順調でした。
一時的に食餌をペレットから皮付き餌に変えていたので、 「皮の分だけ増量」 のつもりで気前よくあげていたんですね (^^;;
ウンチも問題なし。
前回(4月30日)、くちばしが伸びてウサギさんたちと一緒に診ていただいた際に
「口の中がベタベタしている」
と指摘されていましたが、今回は大丈夫だそうです。
どこがって訳じゃないけど、何となくおかしい。
これは、連れてくる方も悩ましいのだけど、診る方も同じで、先生もお困りモード。
目に見える異常はないけれど、どこかがおかしいのは確かなので、予防的に肝臓のお薬を飲んでみるのも手だそうです。
「肝臓の薬は効いているのかどうか分かりにくいし、飼い主さんの気休め的なものですけど。」
と言います。
これは、先代の桜文鳥、バジルちゃんでイヤというほど経験済み。
この子は明らかに肝臓が肥大していたのだけど、地元の病院で肝臓の薬を処方していただいて、長期間投薬したものの、全然効いているようには見えなかった。
そもそも、原因が分からないのに当てずっぽうに投薬はしたくない。
先生が迷っていらっしゃたのは、2ヵ月前の健診で血液化学検査とレントゲン検査をしていたこともありました。
このときの検査では特段の異常もなく、今、目の前にいるチェリーちゃんは毛づやもまあまあ、元気そうなものだから、この上さらにというのも・・・という事だったのでしょう。
でもね、文鳥にとって2ヵ月って長い。
「レントゲンを撮ってみるのも手ですが・・・」
とおっしゃるので、
「もし、さらに検査をするとしたら、血液検査の方が良いのでは?」
と聞きましたら、
「もちろん、そうですが、レントゲンの方が負担が少ないから。」
とのことです。
でも、レントゲンで異常が出てくるのは相当病状が進行してからだというし、初期段階で異常をとらえるには、血液の方がいいなあと。
チェリーちゃんに相当な負担になるなら考え物だと思ったけど、
(検査して、さらに具合が悪くなったりしては元も子もないですから)
「2ヵ月たっているので、採血はできます。」
というので、お願いすることにしました。
もし、何か悪いもので、今後悪化していくようなら、ますます検査もしづらくなりますし。
文鳥サイズの鳥さんでは、検査一つにも随分、気を遣います。
血液検査の結果、やった方が良いと判断されれば、さらにレントゲン検査もお願いすることにしました。
採血のとき、針を刺したときの感触から、
「チェリーちゃん、ちょっと脱水気味ですね。」 と

そういえば、キャリーに入れてからお水飲んでいるの見てないなあ。
白い容器にネクトン水を入れたのがまずかったかな?
(普段はグリーンの餌入れを使用しているので、分かりにくいのです)
でもねぇ、チェリーちゃん、昔からそういうのにはあまりこだわらないタイプなんだけどな(謎)
そして、待合室でしばし結果待ち。
こんな日に誰も来ないだろうと思ったのは大きな誤算で、この日は先生も首をかしげる繁盛ぶりだったのです。
しばらくして、診察室のドアが開いて、先生、大真面目な顔で
「チェリーちゃん、腎臓の数値が高いです。」 と。
腎臓・・・!? しばし、半信半疑。


尿酸(UA)値が10.9
正常範囲の上限は12となっていますが、実際には10を越える事はあまりなく、正常範囲として引用しているのはカナリアのデータなので、文鳥は必ずしもこのとおりではないかもしれないそうです。
セキセイインコでは腎臓の悪い子というのは時折いて、痛風になる子もいるとか。
その場合は、尿酸値は18を越える事もあり、ここまで行くとせいぜいあと1ヵ月程度しか生きられないそうです。
鳥さんは徐々に進行してというのは分かりづらく、突然死として片付けられる場合も多いとか。
(直前まで元気だったのに、飛び立った瞬間、落下して絶命していたとか)
痛風のセキセイさんの症状としては、多飲多尿、脚にこぶができる、痛そうに片足をあげるなどで、文鳥で痛風は見たことがないけれど、可能性としてはあるそうです。
今回の結果からは、腎臓が疑わしいといえるけど、たまたま高かっただけで、まったく別の原因という可能性もあるといいます。
そうあってほしいけど、やっぱり、検査結果はウソつかない気がします。
アンモニア( NH3)も高いしねぇ。
ちなみに、前々回(2009年11月13日)からの推移は、
尿酸 3.6 7.4 10.9
アンモニア 87 115 163
ヤ~な~感じ~
コンディション的にやや脱水状態だったので、それも関係しているかもしれないけれど、2-3時間程度の絶水で脱水状態になる事の方が異常かもとのことです。



ユッピーについては産卵期のものなので、数値が滅茶苦茶で比較対照にもならない感じです。
高脂血漿、アンモニア値も高いです。
「腎臓のお薬は?」 とお聞きしましたが、特にないそうです。
だって、痛風の人は何かお薬飲んでなかったっけ?
と思いましたが、ヒトと鳥ではアンモニアの代謝が違うんですね。
ヒトの場合、分解して尿素になるけど、鳥さんは尿酸にまで分解される。
尿酸の方がさらに分解されている状態なので、あるいは痛風の人が感じるよりは苦痛が少ないかもというのはあるそうです。
とりあえず、毎日、飲水量を測ってみて、少なければ追加して飲ませるようにとのことです。
目安は3gだそうです。
餌だって毎日測っているのにねぇ。
チェリーちゃん、そんなに極めてくれなくていいし。
後からお会計のときに先生がおっしゃるには、今後、悪くなっていくようなら尿酸を分解するお薬なども出せるそうです。
今後、定期的に検査していくとして、血液検査のインターバルはどのくらいあれぼ良いか確認しましたら、1ヵ月あればとのことです。
項目を減らせば採血量も少なくて済むからと。
次は1ヵ月後か2ヵ月後、チェリーちゃんの状態を見て決めようと思います。


