兎鳥庵 日記

皆さまには大変にご心配いただいている、ばらまき君です。
震災の影響もあって、しばらく募集活動も控えておりましたが、ぼちぼち動き出したいところです。

お迎え後、シッコ飛ばしがさらにひどくなって（何しろ、お向かいがむう君だったので）、一時は里親募集を断念しようかと思うほどの状況だったのですが、この頃、随分とお行儀が良くなりました。
むう君と２人だけになったので、お互いに見えない位置にケージを置いたら、落ち着いてくれたようです。




ハチ君が使っていたケージが空いたので、そちらにお引っ越ししました。
上から下までくまなくシッコでベタベタにしてくれたので、ケージを丸洗いしたところです。

口元にくぼみがあるのは、むう君に噛まれたから。
もう少しで、整形手術ものでした。
噛まれているときも痛くてヒィヒィ言っていたのですが、よほどショックだったのでしょう、しばらく引き込もっちゃっていました。
今はもう元気で、ニコニコしています。

でも、あれ以来、ばらまき君のいいところがちょっと隠れてしまったような気がします。
やっぱり、この子には新しいお家を見つけてあげたいですね。




ダッチにしては、ちょい大柄なばらまき君。
なかなかのイケメンです。




一時は全身、ベタベタだったのですが、今はキレイになっています。
腰の辺りはガビガビで毛が変色してしまっているのですが、換毛すればピカピカになることでしょう。

やっぱりね、ばらまき君はこの大きなシッポが素敵です。




トイレも覚えました。
●はまだ外でしてしまう分もありますが、オシッコはほぼ完璧。
ただし、むう君がケンカを売りに来れば、興奮して飛ばしてしまいます。

お世話するのにケージに手を入れると、すかさず抱きかかえてカクカクしようとするヘンなヤツですが、この感じなら、１匹飼いなら去勢しなくても何とかなるかも・・・
という気もします。
去勢手術した場合は、ほぼ飛ばさなくなりそうです。




もう一つ、ばらまき君のヘンな趣味は、牧草はどれだけきっちり詰めても、全部かき出してばら撒いてから食べるということ。
これは、むう君の影響が大きいので、環境が変わればやらなくなるかも・・・
というのはあります。
一時、あの優等生のハチ君でさえばら撒いていたことがありましたので。

ケージから出すと、気ままに遊びに行ってしまうばらまき君ですが、ときどき戻って来てはナデナデを要求する可愛い子です。
意外に小心で繊細な面もあるばらまき君。
良いご縁をお待ちしております。