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兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

あい君のこと

あい君がいなくなって、はやひと月半。
忘れないうちに(というか、もうかなり忘れているかも)、書いておかなくては。


2月19日(土曜日)
朝、また食べなくなってしまったのだけど、その日は都合がつかなくて病院には連れていけませんでした。
本人、ニコニコしているし、元気はあるから大丈夫と思いました。
夜になっても上向いてこないので、このまま良くならないようならダメ元で明日、きちさんに電話してみようか・・・
なんて思っていました。
お腹も張り気味でした。
プリンペランミックスではイマイチだったので、深夜2時ごろ、前回の残りのガスモチンミックスを投入しました。


2月20日(日曜日)
ガスモチンミックスの効果か、朝から急上昇。
野菜や牧草も食べ始めました。
ペレットは心配だったからあげなかったのですが、ペレット牧草の純は喜んで食べてくれて、●もよく出ていたのでこのまま良くなりそうだなという予感が。
お腹も柔らかくなっていて、休日の急患常習犯にならなくて済んだとホッと胸をなでおろしたのでした。
仕事もちょうどものすごく忙しくて、休みを撮れる雰囲気じゃなかったから、やれやれ助かったと思ったのですが・・・


2月21日(月曜日)
朝、また、どんよりに逆戻り。
何も食べません。
お腹もまた張ってきていました。

一時持ち直したとはいえ、通算3日目ですから、今日は連れて行くしかないかと諦めて、何とかやりくりして午後から半休をとってきちさんへ。
ちょうど、むう君の状況報告を入れる日だったので、ええい、ついでじゃ~
と、むう君もお供しました。

きち先生に診ていただいたら、やはりお腹が張っているので、補液をしてからチューブで胃の内容物を抜きましょうということに。
それは山口先生がやってくださるという事で、あい君は山口先生の方へ連れて行かれました。
随分うっ滞を繰り返しているし、間隔も狭くなってきているので、もし、エンセファリトゾーンの影響が疑われるなら、そろそろ本格的に治療できないか確認しましたが、それは良くなってから考えましょうとのことでした。

きち先生には、オマケのはずのむう君が随分丁寧に診ていただいて、レントゲンまで撮っていただいたりして、結構、長引いてしまいました。

むう君が終わって、あい君の方へ行くと処置も終わって、あい君、さわやかにしていました。

エステだよ

ちょうど盛大に毛が抜けていて、あい君のもしゃもしゃを見るたんび、山口先生はエステのサービスをしてくださいます。
出る前にもブラッシングはしているのですが、どうも気合の入れ方が違うらしく、山口先生がやるとこのとおりの大漁。

左端のお皿には抜いていただいた胃液が入っています。

胃が張って長時間経過すると他の臓器を圧迫して危険な状態になることもあるそうですが、山口先生の感触ではそのような感じもなく、いいタイミングで処置できているので大丈夫でしょうとのこと。
1ヵ月前にも急患で山口先生に処置していただいていて、何やら恒例行事化している感もあり、これでまた元通りになると安心しきっていました。

山口先生からは、胃液を抜いた後、お水をあげると一度にたくさん飲み過ぎてしまって、またそれが圧迫の原因になることがあるので、帰ってからは1度お水をあげて飲ませた後は一旦、取り上げるようにと注意がありました。
確かに、今までも処置の後、異様にお水を飲んで不安に思うことがあったので、気をつけなくちゃと思いました。
ペレットをあげるときは、1度に食べすぎないようにふやかした状態でとのことです。
純はそのまま食べさせても大丈夫か確認しましたら、そのままほぐれるだけで膨張はしないので大丈夫だそうです。
それなら、しばらくは純中心で行きましょう。
牧草はそんなに食べないし、野菜だけって訳にもいきませんから。
ペレットはしばらくお預けにと思いました。


イマイチかな

 待合室にて。
エステの成果でしょうか、一回り小さくなったあい君。
表情はイマイチですが、元気はありました。

むう君は不自由の原因が判明し、治るものであると分かったし、あい君もこれで大丈夫という事で、大喜びで病院を後にしました。


帰宅して、お腹もすいたろうとブロッコリーを出すと、早速、むしゃむしゃ食べ始めたあい君。
お水は山口先生の指示どおり、ひとしきり飲んだ後は取り上げてしまいました。

むう君のお世話をして、じゃあ、そろそろ純もあげようと思ってあい君を見ると、ブロッコリーを半分くらい残したまま、また辛そうな感じに戻ってしまっていました。
いつもなら、処置していただいた後は、たくさんは食べられなくてもニコニコ嬉しそうにしているのに・・・。
イヤな予感がしました。
食べる量も少なすぎる。

さすがにもう休めないな。。。
このまま良くならなかったら、明日はどうしよう・・・。

このままの感じで明日病院に行けなかったら・・・
きっと、仕事から帰って来た時には亡くなっているだろう、そんな気がしました。
もう、精いっぱいやったから、しょうがないよ。
諦めの気持ちで胸がいっぱいになりました。

「ねぇ、あーちゃん。 また、ハクたんと遊ぶよね。 また、団子の会、やろうよね。」
そう、話しかけると、
「うん!」
って、あい君は答えてくれていたのですが、そのまま上向くことはありませんでした。

前日からなんとなく気になっていたのが、もうすぐヤッピーさんの命日ということ。
まさか・・・ね、
とあえて考えないようにしていたのだけど。
お願い、ヤッピーさん。
まだ連れて行かないで。

そのまま何も手につかず、眠ったのは明け方でした。


2月22日(火曜日)
朝、といっても2時間くらいしかたっていなかったから、良くなっていようはずもなく。
具合悪そうに丸くなっているあい君を見て、一瞬にして心を決めました。

イヤだ、このままお別れなんて。
入院させてもらおう。
今すぐ出てとんぼ返りすれば午後の仕事には間に合うし。
殆ど絶望的な状況だったのですが、きち先生なら何とかしてくれるかも・・・
というかすかな望みにすがる思いでした。

病院のウサギ専用回線の留守電に入院させてほしい旨のメッセージを入れて、出発しました。
入院するときって何がいるのか分からなかったけど、とりあえず、シャトルケージとお水の器、良くなったときのために牧草とペレットも積み込んで。

途中、箱根峠で、あ、そういえば、昨日からお水を取り上げたままだったよね・・・
なんて思い出しました。
もしかして、のどが渇いているかも・・・。
料金所のドライブインでお水を汲んで差し出してみたのですが、あい君、飲みません。
口の周りに指でお水を塗ってあげましたが、それを舐めることもありませんでした。

「あーちゃん、大丈夫?」
って聞くと、
「だいじょうぶ」
って答えてくれるんですけどね。

道も混んでいて、病院に到着したのは10時頃。
きち先生も待ち構えていてくださいました。
経過の説明もそこそこに、
「じゃあ、後は任せてください。 早くお仕事に行って!」
と言ってくださいました。

職場には何とか午後の部に滑り込んで、お仕事、片付けました。
仕事が終わったくらいに電話で状況を聞いてくださいとの事だったので、留守電にメッセージを入れて返事を待ちました。

この忙しいときに2日続けて休んでしまったし、せめて午前中の分は残業していかなきゃね、なんてぼんやり考えていましたら、20時過ぎ、ようやく携帯が鳴りました。
山口先生からで、
「今は酸素室で保温中ですが非常に状態が悪く、もしかしたら今夜中に亡くなってしまうかもしれません」
ということでした。
血液化学検査をしたところ、BUN 100(正常範囲 9-29)、クレアチニン 7.9(正常範囲 0.5-2.5)と腎臓関係の値が高く、急性腎不全とのことです。
胃が張って血圧低下を起こし、ショック腎の状態で、腎臓が機能していないという事です。

「今からでも、お腹を切って・・・ということはできないんですか?」
と聞いてみました。
成功率は低いと聞いていたけど、もう、ダメ元ですから。
でも、腎臓が機能していない状態では、もう麻酔もできないという答えでした。
ああ、そりゃそうよね。
やっぱり、もうダメなんだ、奇跡は起きないんだ・・・と思いつつ、御礼を言って電話を切りました。


あい 血液・血液化学検査 2011/02/22

 血液・血液化学検査結果(クリックすると大きくなります)


仕事をしながら、何で今すぐ迎えに行かないんだろう・・・
といつまでもぐちゃぐちゃ考えていました。
まだ、はる君にも、まい君にも、ハクたんにもご挨拶させてあげてないのに。
前の晩、ダメかもしれないと思ったときに、どうしてハクたんのそばに連れて行ってやらなかったんだろう。
ハクたんと一緒に過ごすことができたら、あい君、どんなに喜んだだろう。
もっと言えば、何で、もっと早くエンセファリトゾーンの治療をしてほしいとお願いしなかったんだろう。
必要なら、先生がしてくださるだろうと呑気に構えていたのがいけなかった。
後悔ばかりでした。

そのとき、あっと思って、あわてて病院に電話をしました。
もちろん、留守電ですが、もし、あい君が亡くなったら、脳の病理組織検査をしてエンセファリトゾーンの確認をしてほしい旨、メッセージを入れました。
せっかく病院にいるんですものね。
それは、確認していただかなくては。


長くなりましたので、続きはまた明日書こうと思います。

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