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兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

急転

随分前にダッチウサギさん飼い主募集の予告をしたものの、ずっとペンディングになっていましたが、突如、こういう事態になってしまいました。

本日から、我が家でお預かりです。


New ダッチ軍団参上!

8月に入って話が動き始めたのですが、まだ二転三転しそうな気配もあり、こちらとしても動くに動けない状況でした。
先週末に聞いた話では9月いっぱいはラボに置きたいということで、もう少し状況が固まってから正式募集に踏み切っても十分間に合う算段でした。

それが今日、急に処分すると言い出して・・・。
あまり表に出してもいい話ではないのですが、この子たちの試験を担当したスタッフたちの内紛というかなんというか。
人間の足の引っ張り合いですね。

この世界、動物の収支も管理が厳しくて試験が終われば即処分しなければなりません。
でも、特殊なウサギだし、それで助かる命があるならばと大目に見て、しばらく置いてもらえることになっていました。
それが、それを取り計らってくれた人に対して、攻撃をする人がいた訳です。
最後は、売り言葉に買い言葉じゃないけど、殺せ殺せみたいな話になっちゃった。

ちゅんちきは冷静にブチ切れまして、
「殺さないでください
私、今日全部連れて帰りますから。
仕事終わったら、解剖室に出しといてくださいっ。」


なんて電話でやってたら、隣にいたおじさまがぼそっと一言。
「こわいね~」

ハハハ、こりゃ失礼いたしました。

でもね、まだアタマに血の上っているちゅんちきです。

非常に不愉快な思いをしましたし、ウサギ9羽ですでに限界突破気味の毎日なのに、また4羽・・・
どうしようかな~なんて思ったのですが、うす暗い解剖室でちんまり待っていたこの子たちを見た瞬間、ああ助かって良かった~って心底思いました。
ダッチさんたちのキラキラ輝く目がとても印象的でした。

準備も何もなかったから、こんな段ボール箱に詰めて連れ帰りました。



わたしたち、どうなっちゃったの?

幸いにも女の子たちですから、こうやって一緒にしても大丈夫。
ありがたいです。

そして、見てのとおり、大変に丸々としておいでです。
延期に次ぐ延期でスケジュールがどんどん伸びていくうちに1歳を迎えてしまいました。
ラボでは牧草なんてもらえませんし、ペレット食べ放題なのですっかり育ってしまいました。

抱いた瞬間、3キロだな・・・と思ったのですが、どんぴしゃりでした。
とりあえず、大きい順に番号をつけて、体重を測りました。

1号君から順に、
3.0 (ダッチ&鳥さん用の3kg計では測定不能のため、人間用で測定)、 2.946、 2.388、 1.988 kg でした。


広くなったね♪

さすがに1ケージ4羽では狭いので、2人ずつ入ってもらう事にしました。
スペース的には大小組み合わせたい感じですが、小さい方の子がいじめられても可哀想ですから、大きい子同士、小さい子同士の部屋割になりました。

こちらは、小さい子ペア (3号君、4号君)。
食べ放題の環境にいて2キロを切っているのは、ちょっと心配ではあるのですが、4号君 (手前) が一番活きがいいです。



こわいの~

大きい子ペア (1号君、2号君) はびびり~ずのようです。
トイレかぶっちゃいました (笑)

君たちゃ、ダイエットしないとお嫁に行けないよ~。
なんぼなんでも、ダッチ3キロは太り過ぎ。

でもね、体は大きくても、とっても小顔でキュートな子たちです。
(顔が写ってなくてゴメンナサイ


ウチにはEZの子もいるし、本当は飼い主さまが決まったら、ラボから直接お届けしようかと思っていたのですが、こうなった以上は仕方がないので、しばらくウチで健康状態の確認をしてから募集のご案内を出そうと思います。
ラボ暮らしが長いと、それなりに毛球症予備軍だったりとかもしますので、これで良かったのかもしれません。

この子たちは、EZの子とは接触のないよう、ちゃんとドアが閉まってエアコンのある部屋 (ちゅんちきの寝室) に置いています。
お部屋は常時締め切りにして、EZ問題はなんとかクリアしたいと思います。


最後になってしまいましたが、ご希望いただいている方には大変お待たせしてしまって、本当に申し訳ございませんでした。
実はダッチウサギに関しては、また別のお話も浮上しているので、それも含めて近日中にご連絡を差し上げたいと思いますので、もうしばらくお待ちください。


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