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兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

本日の珍事

居候ダッチさんたちが来てからというもの、すっかり二の次三の次にされている我がウサギさんたち。
以前なら、新人や客人が来るたんび、バリバリ、ダンダン、騒動が起きていたのですが、今回はなんとなく雰囲気が違うんです。

ハクたんは、またぞろ換毛が始まって低空飛行気味。
ダッチさんたちはレンイチが隣のお部屋を気にして、おりあらばチェックに行こうと脱走して、客人のお世話に忙しいちゅんちきの後をつけてきたり。
それも、ケンカを売りに行こうというスタンスではなく、ちょっと見に行きたいなとか、ちょっとご挨拶に・・・
的な雰囲気なのです。

まあ、こう何度もあっては、いい加減諦めたのかな?
という気もします。

それで、今日の事件。
客人のお世話が終わり、ダッチさんたちが出ている間に彼らのケージの掃除を済ませ、次はハクたんね、とレンとゴブをしまいました。
彼らは、 「うさぎ狩りだよ!」 と言うと、キャッキャとケージに戻っていくので、本当に手がかかりません。
イチさんは、廊下の向こうの物置部屋の散策を楽しんでいらっしゃったので、
「ハクたんが出るよ」 と声をかけておきました。

普段はあまりハクたんは出さないのですが、毛が抜け始めるとどういう訳か汚しまくるので、今日は出ていただいてお掃除をする事にしたのです。
ハクたんがひと通り、皆の所へあいさつ回りを終えたそのとき・・・
パーンと音がして、レンが脱走するのが見えました。

ハクたんが出ているのに、何で自分から出てくるんだろう?
知恵では勝っても腕力ではかなわないのはレン自身が一番良く分かっていて、直接ハクたんとは接触しないようにしていたはずでした。
不思議に思いつつ、レンちゃんを助けなくっちゃ、と立ちあがったのですが、
うん? やっぱり、様子が変です。

レンがハクたんにご挨拶をしているのです。
ハクたんもケンカ腰ではなく、自然に挨拶を返している。

あら~

どちらが上というのでもなく、対等に渡り合っているような、そんな感じです。
その後は、2人でグルグルと追いつ追われつ、軽く走り回っていました。

ついに、この時が来た~

って、嬉しくて、もう。

じゃあ、仲良く遊んでなね、と再びハクたんちの掃除に取り掛かると、ガサガサっと不穏な音が・・・
振り向くと、イチさんが戻ってきていました。
イチさんとハクたんは、犬猿の仲。
子ウサギの頃、イチさんに2度ばかり噛みつかれた事のあるハクたんは、それを根に持っているのです。

イチさんはお部屋に戻ってきたら、レンちゃんとハクたんがじゃれ合って遊んでいるものだから、さぞ面喰ったのでしょうね。
噛みつこうか遊ぼうか・・・そんな感じ。

そのうち、ちょっとケンカモードっぽくなってきてしまったので、
「レンちゃん、君はヨメを助けないのかね?」
と聞いたのですが、レンは知らんぷりで寝そべっています。

最後は飼い主が仲裁して、ハクたんとイチさんを伏せの状態でくっつけ、
「ほら、これで仲良しだからね」
と言うと、お互いにまんざらでもない様子。

その後、レンが自主的にケージに戻ったので、会もお開きになりました。
「ちょうどお掃除も終わったし、ハクたんも帰ろうね。」
と声をかけると、戻りたくないとイヤイヤしたハクたんです。

よっしゃ、秋になったらライオンズも交えて大団子大会と行きますか・・・
と早くも鼻息の荒い飼い主でありました。
ライオンズも健康不安のある子が2人になって、団子の会も解散かと思われたのですが、新たな展開がありそうです。


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