
寝込んでいる間にだいぶ日が経ってしまいましたが・・・
9日の金曜日、ダッチさんとハクたん、それにユキリキの健診に行ってきました。
諸事情あって、ずっとブログには書かずにいましたが、ダッチさんたちのかかりつけは「あず」さん。
半年ごとに診ていただいています。

健診に先だって、通院用のキャリーを新調しました。
サンコーの 【シャトルケージ60】 。
おひとり様用キャリーを一回り大きくしたくらいの大きさながら、かなり余裕があって、床の金網の高さもあるのでオシッコで体が汚れません。
車にも余裕で積み込める大きさです。

さすがに3羽ではちょっと狭そうですが。
道中長いので、実際にはゴブちんだけ別のキャリーに入ってもらいました。

ケージ前面と天井が開けられます。
軽くて丈夫、なかなかの優れものです。
ダッチさん用とユキリキ用に2つ買いました。

あずさんに到着して、わさわさと御一行様6羽を運び入れると、ユキリキのケージを見て、
「あら、どっちがハクちゃんかしら?」
と受付スタッフさん。
ユキはこの前、避妊手術でお世話になりましたが、リキちゃまは今回初めてです。
「ブブー、ハクちゃんは大名のかごです。」
と言って、赤いハクたん専用車の覆いを開けると、ハクたんが顔を出します。
「あら、ホント。
こっちがハクちゃんだ。」
ハクたん、ちゃんとお顔を覚えてもらっていました。

トップバッターはレンちゃん。
体重 2.17 kg
レンにしては、上々です。
具合が悪くなると、すぐに 2kg を切ってしまう子ですから。
レンは眼が白っぽいと前々から言われていました。
白内障とかではなく、カルシウムが沈着してきているのではないかということです。
やはり、その分、見えにくいだろうとは言われていますが、日常生活には支障ないので気にしなくても良いということです。

お次はイチさん。
体重 2.49 kg
食いしん坊のウサ姫、なんとか大台突破を免れました (笑)
イチはお腹が固いといつも言われていて、うっ滞を繰り返すようなら検査をしてみても・・・
なんて話をしていたのですが、一安心です。
この冬も、イチの食欲がなかったのは1回くらい。
それもごく一時的なものでした。

ダッチさんたちの中で、一番の心配はゴブちん。
プチうっ滞を繰り返すことしばしばで、プリンぺランをもっぱら1人で飲んじゃいます。
でも、今回の健診では異常なし。
体重 2.27 kg
プリンぺランは繰り返し投与しても、害を及ぼすとか効きにくくなる事はないので、今までどおり、「食べなくなったら、プリンぺラン」 という対応で良いそうです。
ダッチさんたちは、以前はひと冬に1回くらいずつは 「死ぬや生きるや」 みたいなうっ滞を起こしていたのが、あずさんにお世話になるようになってから、それがなくなりました。
食べなくなるたんびにヘルプメールを入れてしまうので、先生も大変ですが・・・。

ダッチさんが終わったら、今度はJW組、まずはハクたんです。
体重 4.39 kg
ハクたんも体重が気になっているところではありましたが、こちらも大台突破を免れたという事で(笑)
そして、さらに気になっていたのが足。

右足の側面にハゲて赤くなっている部分が・・・
普通は、こういうのって足裏にできるものだと思うのですが、何故か横。
よく見れば、足裏のハゲから連続していて、側面にだけ赤く腫れて固くなっている部分があります。

患部のアップです。
ひょっとして、何か悪いものじゃないよね?
という心配もあって。

そしてさらに、左足のかかとにもかさぶたが・・・・はがれて血がにじんでいます。
近頃の不機嫌の原因はこれだったのかしら?
幸い、診察のときには、血のにじんでいたところも乾いていて、処置なし。
この程度なら、何もしない方がいいそうです。
ヘタに薬を塗ると、気にして舐めてしまうのでさらに毛が抜ける、
毛が抜けるとさらに足裏に負担がかかって・・・
と泥沼にはまることになるとか。
患部が潰瘍になってきて・・・ということになれば、治療という事になるそうですが、テーピングするとかえって圧迫されて悪化する事も多いそうで、なかなか難しいようです。
有効な方法は、
◆ ダイエットして体重を減らす。
◆ 運動をさせて、足の血行を良くする。
◆ クッション性のある床材にする。
くらいだそうです。
ハクたんはわずかでも凹凸があると齧ってしまうので、コルクやスポンジ系のマットはNG。
今でもマットの下にはコルクマットも敷いているし・・・。
さらにまだ何か挟みましょうか。
ま、とりあえずは、ダイエット。
ペレットを朝晩 2g 減らして、36g ずつにしました。
さらに、段階的に減らしていくつもりです。
でも、その分、牧草を食べちゃうんですよね、、、。
お腹すくと、トイレぶちまけて暴れるし。
あ~あ。
でもね、最後に先生がユキリキの足裏もぺらってめくってみたら、同じくらい禿げてた。
歳のせいとか、デブのせいとか・・・
元々ってのもあるんですかね?

最後はユキリキ。
2羽一緒に診察台に上げて、
「さあ、どっちがユキでしょう?」
ってやったら、先生、見事に外していました。
(先生で遊んではいけません・笑)
ユキリキを連れて行ったのは、それなりに考えてのことでした。
ユキの妊娠騒動があって、何かのときにはあずさんでも診ていただいていた方が安心できるという事。
EZについて、他に先生の見解も聞いておきたいと思った事。
メインのかかりつけはきちさんですが、あずさんにも意見を求められるようにしておくのは、この子たちにとってもメリットのある事だと考えました。
それに、もはやEZはユキリキだけの問題ではなくなっています。
レンイチはユキリキのお部屋に乱入していた事がありますし、ハクたんは同じ穴のムジナならぬウサギ。
我が家のEZの祖であるユキを同時に診ていただくのは、レンたちにとってもメリットです。
体重 ユキ 3.68 kg リキ 3.66 kg
松岡先生の予想では、我が家のウサギはゆるやかに全員EZ陽性になっていくだろうとのことです。
今は殆どのウサギさんがEZを持っている訳だし、それほど気にしなくてもいいとも。
今、EZのせいと言われているものも証明されている訳ではないし、ひょっとするとEZのせいではないのかもしれない。
若い子ならいざ知らず、高齢になって初めて発症するメカニズムも分からない。
EZの抗体検査も極めて信頼性に乏しい (何せ、確実なのは陽性と出た時だけ)。
そんな分からないことだらけの状態なので、症状が出たら治療、という方向性で良いのではないかという事です。
感染していても、一生何事もなく過ごす子の方が多いし、もし不幸にして発症したら、そのウサギさんのQOLを上げられるように考えていくという事です。
ユキは診察台の上でちょっと緊張して、程よく傾き、首も振ってくれました。
この子の命がEZゆえに限られたものであるにしても、それはこの子の運命なのだから・・・
という割り切りはあります。
生きている間は、できる限りのことをしてあげたいとも思います。
でも、これはユキだけの問題じゃなくて、他の子たちの命をも脅かす問題です。
ちゅんちきの一番の心配は、レンたちが感染してどうかなってしまうのではないかという事。
家庭内では完全隔離はどうにも無理なのです。
その辺も先生はよく理解してくださっていて、
「もし、レンちゃんたちに症状が出てしまったら、その時は僕が責任もって最後まで治療しますから。」
ともおっしゃってくださいました。
何より嬉しい先生の一言でした。
「どうするかは、十分悩んでください。」
と先生はおっしゃいます。
このまま中途半端に隔離を続けるのか?
ユキリキはみんなのいる大部屋に行きたくって行きたくって仕方ありません。
ハクたんもユキリキと遊べたら楽しいんじゃないかしら?
ジャパニーズホワイト3羽を連れてうさんぽなんて、考えるだけで楽しいし。
自分の中じゃ、もう、こんなのナンセンス!って半分結論出かけているんですが・・・
なかなか踏ん切りはつきません。
今回、松岡先生のお話を聞けて良かったと思いました。
こちらの気の持ちようでしかないにしろ、煮詰まっていたものがちょっとほぐれたような気がしました。
動物を診るだけでなく、飼い主も精神的に支えてくださる先生です。
ご縁のきっかけになったヤッピーさんに、改めてありがとうって言いたくなりました。
9日の金曜日、ダッチさんとハクたん、それにユキリキの健診に行ってきました。
諸事情あって、ずっとブログには書かずにいましたが、ダッチさんたちのかかりつけは「あず」さん。
半年ごとに診ていただいています。

健診に先だって、通院用のキャリーを新調しました。
サンコーの 【シャトルケージ60】 。
おひとり様用キャリーを一回り大きくしたくらいの大きさながら、かなり余裕があって、床の金網の高さもあるのでオシッコで体が汚れません。
車にも余裕で積み込める大きさです。

さすがに3羽ではちょっと狭そうですが。
道中長いので、実際にはゴブちんだけ別のキャリーに入ってもらいました。

ケージ前面と天井が開けられます。
軽くて丈夫、なかなかの優れものです。
ダッチさん用とユキリキ用に2つ買いました。

あずさんに到着して、わさわさと御一行様6羽を運び入れると、ユキリキのケージを見て、
「あら、どっちがハクちゃんかしら?」
と受付スタッフさん。
ユキはこの前、避妊手術でお世話になりましたが、リキちゃまは今回初めてです。
「ブブー、ハクちゃんは大名のかごです。」
と言って、赤いハクたん専用車の覆いを開けると、ハクたんが顔を出します。
「あら、ホント。
こっちがハクちゃんだ。」
ハクたん、ちゃんとお顔を覚えてもらっていました。

トップバッターはレンちゃん。
体重 2.17 kg
レンにしては、上々です。
具合が悪くなると、すぐに 2kg を切ってしまう子ですから。
レンは眼が白っぽいと前々から言われていました。
白内障とかではなく、カルシウムが沈着してきているのではないかということです。
やはり、その分、見えにくいだろうとは言われていますが、日常生活には支障ないので気にしなくても良いということです。

お次はイチさん。
体重 2.49 kg
食いしん坊のウサ姫、なんとか大台突破を免れました (笑)
イチはお腹が固いといつも言われていて、うっ滞を繰り返すようなら検査をしてみても・・・
なんて話をしていたのですが、一安心です。
この冬も、イチの食欲がなかったのは1回くらい。
それもごく一時的なものでした。

ダッチさんたちの中で、一番の心配はゴブちん。
プチうっ滞を繰り返すことしばしばで、プリンぺランをもっぱら1人で飲んじゃいます。
でも、今回の健診では異常なし。
体重 2.27 kg
プリンぺランは繰り返し投与しても、害を及ぼすとか効きにくくなる事はないので、今までどおり、「食べなくなったら、プリンぺラン」 という対応で良いそうです。
ダッチさんたちは、以前はひと冬に1回くらいずつは 「死ぬや生きるや」 みたいなうっ滞を起こしていたのが、あずさんにお世話になるようになってから、それがなくなりました。
食べなくなるたんびにヘルプメールを入れてしまうので、先生も大変ですが・・・。

ダッチさんが終わったら、今度はJW組、まずはハクたんです。
体重 4.39 kg
ハクたんも体重が気になっているところではありましたが、こちらも大台突破を免れたという事で(笑)
そして、さらに気になっていたのが足。

右足の側面にハゲて赤くなっている部分が・・・

普通は、こういうのって足裏にできるものだと思うのですが、何故か横。
よく見れば、足裏のハゲから連続していて、側面にだけ赤く腫れて固くなっている部分があります。

患部のアップです。
ひょっとして、何か悪いものじゃないよね?
という心配もあって。

そしてさらに、左足のかかとにもかさぶたが・・・・はがれて血がにじんでいます。
近頃の不機嫌の原因はこれだったのかしら?
幸い、診察のときには、血のにじんでいたところも乾いていて、処置なし。
この程度なら、何もしない方がいいそうです。
ヘタに薬を塗ると、気にして舐めてしまうのでさらに毛が抜ける、
毛が抜けるとさらに足裏に負担がかかって・・・
と泥沼にはまることになるとか。
患部が潰瘍になってきて・・・ということになれば、治療という事になるそうですが、テーピングするとかえって圧迫されて悪化する事も多いそうで、なかなか難しいようです。
有効な方法は、
◆ ダイエットして体重を減らす。
◆ 運動をさせて、足の血行を良くする。
◆ クッション性のある床材にする。
くらいだそうです。
ハクたんはわずかでも凹凸があると齧ってしまうので、コルクやスポンジ系のマットはNG。
今でもマットの下にはコルクマットも敷いているし・・・。
さらにまだ何か挟みましょうか。
ま、とりあえずは、ダイエット。
ペレットを朝晩 2g 減らして、36g ずつにしました。
さらに、段階的に減らしていくつもりです。
でも、その分、牧草を食べちゃうんですよね、、、。
お腹すくと、トイレぶちまけて暴れるし。
あ~あ。
でもね、最後に先生がユキリキの足裏もぺらってめくってみたら、同じくらい禿げてた。
歳のせいとか、デブのせいとか・・・
元々ってのもあるんですかね?

最後はユキリキ。
2羽一緒に診察台に上げて、
「さあ、どっちがユキでしょう?」
ってやったら、先生、見事に外していました。
(先生で遊んではいけません・笑)
ユキリキを連れて行ったのは、それなりに考えてのことでした。
ユキの妊娠騒動があって、何かのときにはあずさんでも診ていただいていた方が安心できるという事。
EZについて、他に先生の見解も聞いておきたいと思った事。
メインのかかりつけはきちさんですが、あずさんにも意見を求められるようにしておくのは、この子たちにとってもメリットのある事だと考えました。
それに、もはやEZはユキリキだけの問題ではなくなっています。
レンイチはユキリキのお部屋に乱入していた事がありますし、ハクたんは同じ穴のムジナならぬウサギ。
我が家のEZの祖であるユキを同時に診ていただくのは、レンたちにとってもメリットです。
体重 ユキ 3.68 kg リキ 3.66 kg
松岡先生の予想では、我が家のウサギはゆるやかに全員EZ陽性になっていくだろうとのことです。
今は殆どのウサギさんがEZを持っている訳だし、それほど気にしなくてもいいとも。
今、EZのせいと言われているものも証明されている訳ではないし、ひょっとするとEZのせいではないのかもしれない。
若い子ならいざ知らず、高齢になって初めて発症するメカニズムも分からない。
EZの抗体検査も極めて信頼性に乏しい (何せ、確実なのは陽性と出た時だけ)。
そんな分からないことだらけの状態なので、症状が出たら治療、という方向性で良いのではないかという事です。
感染していても、一生何事もなく過ごす子の方が多いし、もし不幸にして発症したら、そのウサギさんのQOLを上げられるように考えていくという事です。
ユキは診察台の上でちょっと緊張して、程よく傾き、首も振ってくれました。
この子の命がEZゆえに限られたものであるにしても、それはこの子の運命なのだから・・・
という割り切りはあります。
生きている間は、できる限りのことをしてあげたいとも思います。
でも、これはユキだけの問題じゃなくて、他の子たちの命をも脅かす問題です。
ちゅんちきの一番の心配は、レンたちが感染してどうかなってしまうのではないかという事。
家庭内では完全隔離はどうにも無理なのです。
その辺も先生はよく理解してくださっていて、
「もし、レンちゃんたちに症状が出てしまったら、その時は僕が責任もって最後まで治療しますから。」
ともおっしゃってくださいました。
何より嬉しい先生の一言でした。
「どうするかは、十分悩んでください。」
と先生はおっしゃいます。
このまま中途半端に隔離を続けるのか?
ユキリキはみんなのいる大部屋に行きたくって行きたくって仕方ありません。
ハクたんもユキリキと遊べたら楽しいんじゃないかしら?
ジャパニーズホワイト3羽を連れてうさんぽなんて、考えるだけで楽しいし。
自分の中じゃ、もう、こんなのナンセンス!って半分結論出かけているんですが・・・
なかなか踏ん切りはつきません。
今回、松岡先生のお話を聞けて良かったと思いました。
こちらの気の持ちようでしかないにしろ、煮詰まっていたものがちょっとほぐれたような気がしました。
動物を診るだけでなく、飼い主も精神的に支えてくださる先生です。
ご縁のきっかけになったヤッピーさんに、改めてありがとうって言いたくなりました。


