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兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

ウサギさんの運命は?

里親さまのところへ行くはずだったウサギさんたち。
ややこしい事になってしまいました。
結論からいえば、キャンセルになっていく先がなくなっちゃったってことで、
当分はウチの子にせざるを得なくなりました。

事の発端の一つは、この子たちがお腹を壊してしまったということ。
外飼いしたいという里親さまのご希望があったので、
「いきなりは無理なので、当分は屋内においてあげてください」
とお願いしてありました。
それでも、一軒家ではだいぶ寒いはず・・・。
空調がなくても比較的温度変化の少ないマンションのお部屋(16℃前後)でトレーニングしましょうね、って思って、我が家に迎えたときも保温処置をとらなかったのが間違いのモト。
ちょうどオニのように冷え込んだときでもあり、ウサギさんの許容範囲を越えてしまったみたい。
環境が変わったストレスと低温のダブルパンチで、そろってお腹を壊しちゃった。

もう一つの問題が、1号君。
どうも動きがちょっとアヤシイ。
ケージの中でちょこんと座って、ニコニコこちらを見つめてくれるとき、お顔が左右に揺れてる。
牧草入れからはみ出ている端っこのどれをつまもうかと狙いを定めるとき、やっぱり揺れてる。
そういえば、なんとなく目つきがアヤシイときもある。

うーん、片目が悪いんじゃないかとか、耳に何か問題があって平衡感覚がおかしいとか、
最悪、怖いのが斜頸とかエンセファリトゾーン。
気のせいかな?
とも思うけど、7羽のウサギさんと暮らしている中でも、こういう動きをする子は見たことがない。
ちゃんとまっすぐに走れるし大丈夫よとも思うけど、無償とはいえ、人さまに差し上げようという子、後々何かあったら困ります。

里親さまに連絡して、
◆ 1号君は獣医さんの診断を受けて問題があれば他の子とチェンジすること、
◆ 2羽とも下痢をしてしまったので、お腹の回復を待ってのお渡しになること、
◆ 思ったよりも温度への適応が悪いので、今冬はお部屋飼いにして外に出すのは春先以降にしてほしいこと、
をお願いしました。

その結果、あっさりキャンセルになってしまったという・・・。
屋内に置けるのはせいぜい数日間で、手間暇かけて慣れさせていくといったようなお世話はできないということでした。

人間の思い通りにはいくとは限らないのが動物飼育のおもしろさ。
どんな動物でも、手間をかければかけるほどに可愛くなっていきますし、手を焼いた子と心が通じたと思う瞬間、その喜びがたまらないと思うんですけど、その過程を楽しめないというのはもったいないな~と思います。
でもね、そういうことなら、無理にお願いしてもこの子たちのためにならないだろうな、と思ったので我が家の居候決定です。

「実験用のウサギで、本来なら処分されるはずの子です」
ということは申し上げておりましたから、キャンセルすればこの子たちがどうなるかということは分かった上でのキャンセルだと思います。
とはいえ、一度、 「幸せになれるからね~」 と救いあげて来た子を人間の事情が変わったからって、
「やっぱり、処分してください」 とは言えません、私には。
不要になった動物の処分をされるウサギのスタッフさんは、人一倍のウサギ好き。
いつも、本当に心を痛めてそれをやっている事は私もよく知っています。
事情を聞いて、
「出戻ってもいいよ、他の子もまだ残してあるから変えてもいいよ」
と言ってくれます。
でも、一度外に出した動物をラボに戻してはいけないのは、感染症などの侵入防止のための当然の鉄則。
ましてや、ウサギわんさかの家にいた訳ですから。
それに、忙しい仕事の合間に何度もウサギさんたちの顔を見に行って、体格・肉付き・懐き具合を見て、
「この子がいい!」 と、選んだのは自分です。
今更、 「いらんわ~」 とは、とても言えないです。

再度、里親の募集をかけたいところですが、1号君に問題が出てきてしまえばそれも難しい。
年末の業務多忙の中、せっかくのご縁だからとちょっと頑張っちゃったんですけど、まあ、すっかり疲れ果てました。
でも、超ラブリーな仲良しウサギさんたちを見ていると、まあ、なんとかなるさ・・・
という気になります。
ホント、可愛いです。

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