
突然ですが、ヤッピーさんが入院してしまいました(涙)
1ヵ月くらい前から、なんとなく不調だったヤッピーさん。
ここ1週間ほどは明らかに調子が悪そうな時もあったのですが、さりとて病院というほどのようにも思えなかったので(2週間前にも行ったばかりでしたし)、そのまま様子見していました。
昨日は、いつもよりは少なかったかもしれないけど餌も食べ、チェリーちゃんとキャッキャしていました。
具合は悪かったのでしょう、いつものシンクでの流水水浴びはチェリーちゃんがするのを見てるだけでした。
夜は帰宅拒否して本棚の上に行ってしまったので、呼び戻すこともせず、そのまま外泊させてしまいました。
それが、今朝。
珍しく、チェリーちゃんが呼びに来て、普通に休日モードのお寝坊で8時半に起床しました。
ヤッピーさんは、鳥かごの上で待っていました。
でも、すごく様子が変。
ぷうっと膨らんで目を閉じたまま。
くちばしもアイリングも色が薄くなっています。
「ヤッピーさん!」
呼んでも、けだるそうにもごもごするだけ。
「どうしたの?」
と手に乗せると・・・体が冷たくて足に全然力が入ってない。
朝方、ちょっと寒かったわよね・・・
鳥かごにはチェリーちゃんのケージに20Wの保温電球が1個設置してあって、かご3つ、まとめてフリースのカバーをかけて、それで賄っていました。
本棚の上はそこよりは寒かったはずです。
お腹もすきすぎちゃったのかな?
と、ゴハンと水を差しだしても、 「いらない」 って、プィッと横を向いてしまいます。
とりあえずケージに戻して、いつものメニューをセットしましたが、ヤッピーさんは最上段(3段目)の手前側の止まり木で丸くなってしまいました。
あたあたと60Wの保温電球を設置しました。
(これが我が家の最強、こんなときに40Wのは球切れしてるし)
動くのもかったるそうなヤッピーさん。
これじゃぁ、ダメだよねと思い直し・・・
とにかく病院には行かなくちゃいけないし、小さなキャリーケージに移して保温電球をぶら下げて、透明シートをかぶせました。
暖かくすれば、ちょっと元気が戻るかもしれないと期待しつつ、他の子のお世話と身支度を済ませました。
でも、やっぱりダメ。
ゴハンも食べないし、お水も飲まない。
ウンチもしない。
せめてもの救いが、今すぐにでも死んじゃいそうな感じではなかったこと。
病院までなら・・・少なくとも片道分の体力はありそう。
病院に電話して、 「すぐに連れて来てください」 と言っていただけたので、ヤッピーさん抱えて走りました。
チェリーちゃん、一緒に連れて行こうか・・・と迷いましたが、この状態でチェリーがヤッピーの助けになるとも思えなかったので、可哀想だけどお留守番してもらうことにしました。
チェリーちゃんまで詰めてる時間もありませんでしたし。
床にいても冷えないようにガーゼのタオルを敷いて、使い捨てカイロをキャリーを入れたバッグに放り込んでお出かけしました。
新幹線での車中でも、死んでないよね・・・と何度ものぞいてしまいます。
ヤッピーさん、ずっと同じ姿勢で耐えているように思えました。
病院についたのは、午前の診療時間をとっくに過ぎた12時半過ぎでしたが、先生、待ち構えていてくださいました。
たとえダメだったとしても、最後に先生に診ていただければ、飼い主の気持ちも済みます。
ヤッピーさんの状態は相変わらずで、フンが2、3個してありました。
先生、すぐさま 「フンの色が変ですね」 と。
オレンジ色っぽい、ベタっとしたフンです。
腸の粘膜が剥がれ落ちて出てくると、こんな色になるそうです。
体重は26g、前と同じといういことでしたが、ヤッピーさんにしては低めです。
先生はお腹の毛をかき分けて、
「お腹が張ってますね・・・肝臓が大きくなっています。」
と見せてくださったのですが、お腹の下の方まで赤黒い肝臓の色が透けて見えます。
聴診して、心拍もちょっとゆっくりだそうです。
すぐにレントゲン検査と超音波を当ててエコーの検査。
正常な文鳥さんとして、先生の愛鳥さくらちゃんのレントゲン写真を並べて説明していただきました。
肥大した肝臓に他の臓器が圧迫されて、胃もかなり下がっている、気のうも小さくなっているということです。
血管が圧迫されて低血圧になっている可能性、腸が圧迫されてフンが出にくくなっている可能性もあるそうです。
そういえば、朝、ヤッピーさんの横に巨大なウンチがあったのですが、てっきりチェリーちゃんのだと思ってふき取ってしまいました。
色もオレンジっぽかったし・・・(写真、撮っておけばよかった)
(レントゲン写真は、今度もらってきますね)
↓ エコーです。(上が縦に切った断面、下が横に切った断面)

なんのこっちゃ分かりませんが、中央付近の点線の入っている部分が肝臓だそうです。
精巣や腎臓が肥大している可能性もなくはないが、均質に大きな影があるので恐らくは肝臓単独であろうということです。
肝炎か腫瘍だろうということですが、肝炎の原因としては、
◆ 細菌性
◆ 感染症
◆ 肝硬変
があるそうです。
記憶が飛んでいるので、間違っているかもしれません、ゴメンナサイ。
その他には中毒、鉄の過剰摂取とか塗装工事の影響も考えられるそうですが、
同じ餌を食べてる他の子は何ともないし、いくらお掃除が苦手といったってヤッピーが食べられるようなサイズの鉄が部屋に落ちてるわけないし・・・確かについ最近まで裏で機械式駐車場のペンキを塗っていたけれど(始まったのは去年の11月から)、部屋はまったく臭わなかったし、他の子も何ともない。
感染症については、ちょうどサブレが検査をしていただいて、昨日、電話で結果を聞いたばかり。
マイコプラズマ陽性で、他は陰性でした。
以前の説明から、「サブレの結果=ヤピチェリ」と理解していましたので、感染症も限りなくシロ。
マイコプラズマは肝炎には関係なさげ、その他にも原因になりうるものはあるが、出たことはないそうです。
サンプルは検査機関に残っているので、それらについて追加検査しようと思えばできるそうです。
ただ、検出はされにくいかもということです。
肝硬変だって、食餌内容、運動量からして考えにくい。
消去法で可能性の高いのは、細菌性の肝炎か腫瘍。
当然、治療法は異なり、
肝炎なら、炎症を抑えて抵抗力をつける。
腫瘍なら、免疫を下げる。
治療をするそうです。
ただ、肝炎か腫瘍かは針を刺して細胞を採取しなければならず、ヤッピーは肝臓から出血している可能性があるので、この状態では検査したくない・・・
出血といっても、細胞が崩壊している状態なので止血剤も効かず、ましてやそこに針を刺せば、そこからまた崩壊するかもしれないということです。
いずれにせよ、肝臓を治すことは不可能で、これ以上悪くしない、現状維持させる治療となるそうです。
ヤッピーさんは、抗生剤の注射を打ってもらって、6時間後にまたお注射だそうです。
ヤッピーが自分でゴハンを食べたりというような回復を期待するなら、自宅に連れて帰った方がいいし、入院させてしまうと飼い主が最期を看取れない可能性が高いと先生は言ってくださったのですが・・・
やはり、私には入院させるしか選択肢がない。
これ以上、自分がヤッピーにしてあげられることってないんですもの。
自宅にいたら、容体が急変したって間に合わない。
ゴハンを食べられない状態が続いても、強制給餌ひとつできない。
温度管理だって、病院の保温器に入れていただいた方が確実ですし。
だいたい、勤め人が最期を看取れる可能性って殆どない。
先代の桜文鳥のバジルちゃんも最後は肝臓を患って亡くなったけれど、やはり看取ってやれなかった。
病院にいれば、せめて先生に看取っていただける可能性が高いのです。
ヤッピーさんが心から信頼を寄せていた松岡先生ですから、ヤッピーも納得してくれるでしょう。
まずは、先生に手を尽くしていただきたいと思いました。
あらゆる手を尽くして、それでもダメなら諦めもつくでしょう。
これだけ急変したということは、多分いい結果にはならないのでしょう。
でも、万に一つでも可能性があるなら、それに賭けたい。
「元気でね!」
とヤッピーさんに声をかけてお別れしました。
自分の言葉が本当に虚しく感じられましたし、ヤッピーが死んじゃうって信じられないです。
1ヵ月くらい前から、なんとなく不調だったヤッピーさん。
ここ1週間ほどは明らかに調子が悪そうな時もあったのですが、さりとて病院というほどのようにも思えなかったので(2週間前にも行ったばかりでしたし)、そのまま様子見していました。
昨日は、いつもよりは少なかったかもしれないけど餌も食べ、チェリーちゃんとキャッキャしていました。
具合は悪かったのでしょう、いつものシンクでの流水水浴びはチェリーちゃんがするのを見てるだけでした。
夜は帰宅拒否して本棚の上に行ってしまったので、呼び戻すこともせず、そのまま外泊させてしまいました。
それが、今朝。
珍しく、チェリーちゃんが呼びに来て、普通に休日モードのお寝坊で8時半に起床しました。
ヤッピーさんは、鳥かごの上で待っていました。
でも、すごく様子が変。
ぷうっと膨らんで目を閉じたまま。
くちばしもアイリングも色が薄くなっています。
「ヤッピーさん!」
呼んでも、けだるそうにもごもごするだけ。
「どうしたの?」
と手に乗せると・・・体が冷たくて足に全然力が入ってない。
朝方、ちょっと寒かったわよね・・・
鳥かごにはチェリーちゃんのケージに20Wの保温電球が1個設置してあって、かご3つ、まとめてフリースのカバーをかけて、それで賄っていました。
本棚の上はそこよりは寒かったはずです。
お腹もすきすぎちゃったのかな?
と、ゴハンと水を差しだしても、 「いらない」 って、プィッと横を向いてしまいます。
とりあえずケージに戻して、いつものメニューをセットしましたが、ヤッピーさんは最上段(3段目)の手前側の止まり木で丸くなってしまいました。
あたあたと60Wの保温電球を設置しました。
(これが我が家の最強、こんなときに40Wのは球切れしてるし)
動くのもかったるそうなヤッピーさん。
これじゃぁ、ダメだよねと思い直し・・・
とにかく病院には行かなくちゃいけないし、小さなキャリーケージに移して保温電球をぶら下げて、透明シートをかぶせました。
暖かくすれば、ちょっと元気が戻るかもしれないと期待しつつ、他の子のお世話と身支度を済ませました。
でも、やっぱりダメ。
ゴハンも食べないし、お水も飲まない。
ウンチもしない。
せめてもの救いが、今すぐにでも死んじゃいそうな感じではなかったこと。
病院までなら・・・少なくとも片道分の体力はありそう。
病院に電話して、 「すぐに連れて来てください」 と言っていただけたので、ヤッピーさん抱えて走りました。
チェリーちゃん、一緒に連れて行こうか・・・と迷いましたが、この状態でチェリーがヤッピーの助けになるとも思えなかったので、可哀想だけどお留守番してもらうことにしました。
チェリーちゃんまで詰めてる時間もありませんでしたし。
床にいても冷えないようにガーゼのタオルを敷いて、使い捨てカイロをキャリーを入れたバッグに放り込んでお出かけしました。
新幹線での車中でも、死んでないよね・・・と何度ものぞいてしまいます。
ヤッピーさん、ずっと同じ姿勢で耐えているように思えました。
病院についたのは、午前の診療時間をとっくに過ぎた12時半過ぎでしたが、先生、待ち構えていてくださいました。
たとえダメだったとしても、最後に先生に診ていただければ、飼い主の気持ちも済みます。
ヤッピーさんの状態は相変わらずで、フンが2、3個してありました。
先生、すぐさま 「フンの色が変ですね」 と。
オレンジ色っぽい、ベタっとしたフンです。
腸の粘膜が剥がれ落ちて出てくると、こんな色になるそうです。
体重は26g、前と同じといういことでしたが、ヤッピーさんにしては低めです。
先生はお腹の毛をかき分けて、
「お腹が張ってますね・・・肝臓が大きくなっています。」
と見せてくださったのですが、お腹の下の方まで赤黒い肝臓の色が透けて見えます。
聴診して、心拍もちょっとゆっくりだそうです。
すぐにレントゲン検査と超音波を当ててエコーの検査。
正常な文鳥さんとして、先生の愛鳥さくらちゃんのレントゲン写真を並べて説明していただきました。
肥大した肝臓に他の臓器が圧迫されて、胃もかなり下がっている、気のうも小さくなっているということです。
血管が圧迫されて低血圧になっている可能性、腸が圧迫されてフンが出にくくなっている可能性もあるそうです。
そういえば、朝、ヤッピーさんの横に巨大なウンチがあったのですが、てっきりチェリーちゃんのだと思ってふき取ってしまいました。
色もオレンジっぽかったし・・・(写真、撮っておけばよかった)
(レントゲン写真は、今度もらってきますね)
↓ エコーです。(上が縦に切った断面、下が横に切った断面)

なんのこっちゃ分かりませんが、中央付近の点線の入っている部分が肝臓だそうです。
精巣や腎臓が肥大している可能性もなくはないが、均質に大きな影があるので恐らくは肝臓単独であろうということです。
肝炎か腫瘍だろうということですが、肝炎の原因としては、
◆ 細菌性
◆ 感染症
◆ 肝硬変
があるそうです。
記憶が飛んでいるので、間違っているかもしれません、ゴメンナサイ。
その他には中毒、鉄の過剰摂取とか塗装工事の影響も考えられるそうですが、
同じ餌を食べてる他の子は何ともないし、いくらお掃除が苦手といったってヤッピーが食べられるようなサイズの鉄が部屋に落ちてるわけないし・・・確かについ最近まで裏で機械式駐車場のペンキを塗っていたけれど(始まったのは去年の11月から)、部屋はまったく臭わなかったし、他の子も何ともない。
感染症については、ちょうどサブレが検査をしていただいて、昨日、電話で結果を聞いたばかり。
マイコプラズマ陽性で、他は陰性でした。
以前の説明から、「サブレの結果=ヤピチェリ」と理解していましたので、感染症も限りなくシロ。
マイコプラズマは肝炎には関係なさげ、その他にも原因になりうるものはあるが、出たことはないそうです。
サンプルは検査機関に残っているので、それらについて追加検査しようと思えばできるそうです。
ただ、検出はされにくいかもということです。
肝硬変だって、食餌内容、運動量からして考えにくい。
消去法で可能性の高いのは、細菌性の肝炎か腫瘍。
当然、治療法は異なり、
肝炎なら、炎症を抑えて抵抗力をつける。
腫瘍なら、免疫を下げる。
治療をするそうです。
ただ、肝炎か腫瘍かは針を刺して細胞を採取しなければならず、ヤッピーは肝臓から出血している可能性があるので、この状態では検査したくない・・・
出血といっても、細胞が崩壊している状態なので止血剤も効かず、ましてやそこに針を刺せば、そこからまた崩壊するかもしれないということです。
いずれにせよ、肝臓を治すことは不可能で、これ以上悪くしない、現状維持させる治療となるそうです。
ヤッピーさんは、抗生剤の注射を打ってもらって、6時間後にまたお注射だそうです。
ヤッピーが自分でゴハンを食べたりというような回復を期待するなら、自宅に連れて帰った方がいいし、入院させてしまうと飼い主が最期を看取れない可能性が高いと先生は言ってくださったのですが・・・
やはり、私には入院させるしか選択肢がない。
これ以上、自分がヤッピーにしてあげられることってないんですもの。
自宅にいたら、容体が急変したって間に合わない。
ゴハンを食べられない状態が続いても、強制給餌ひとつできない。
温度管理だって、病院の保温器に入れていただいた方が確実ですし。
だいたい、勤め人が最期を看取れる可能性って殆どない。
先代の桜文鳥のバジルちゃんも最後は肝臓を患って亡くなったけれど、やはり看取ってやれなかった。
病院にいれば、せめて先生に看取っていただける可能性が高いのです。
ヤッピーさんが心から信頼を寄せていた松岡先生ですから、ヤッピーも納得してくれるでしょう。
まずは、先生に手を尽くしていただきたいと思いました。
あらゆる手を尽くして、それでもダメなら諦めもつくでしょう。
これだけ急変したということは、多分いい結果にはならないのでしょう。
でも、万に一つでも可能性があるなら、それに賭けたい。
「元気でね!」
とヤッピーさんに声をかけてお別れしました。
自分の言葉が本当に虚しく感じられましたし、ヤッピーが死んじゃうって信じられないです。


