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兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

ヅツキダニの行方 その2

エキゾチックの先生によれば、ヅツキダニは、
◇ ウサギに対しても、人に対しても、さほどの害はない。
◇ 駆除するかどうかは飼い主の判断次第。
◇ 駆除する場合は、通常、2-3ヵ月投薬する。万全を期して半年間続ける人もいる。
◇ 非常に再発しやすい。ヅツキダニは卵の状態で2年間、生存できる。
◇ 人を介して他のウサギにうつるということはない。


ざっと、こんな感じの説明でした。
「藤沢の病院で、“飼い主の方がアレルギーを起こすと大変”と言われました。」
と言いますと、
「ヅツキダニがいると、抜け毛やフケが増えるので、それでアレルギーが起きやすくなります。」
ということでした。
直接ダニでアレルギーを起こすケースってのはレアだということでしょうか。
「よく、“前はダニなんかいなかったのに、外にも出さないし、他のウサギとの接触もないのに、どうして付いちゃったのかしら?”って、みなさん不思議がるんですけど、若いうちは持っていても増えないので気づかないのです。歳をとってきて、5歳くらいになると、増殖してきて発見されるケースが多いです。」
「そうですよ~、ダニを持ってたのは、もうすぐ6歳になる子なんですよ~。」
どうりで、合点がいきました。
ジャージーライオンズだって、自家繁殖の門外不出の箱入り息子たちだったはずですから。

ここで、ちょっと気になっていたことをお聞きしてみました。
「ダニ除けとか、ダニとリ何とかみたいなものって、ヅツキダニに効果はありますか?」
「あ~、ないない。」 (先生、思いっきり否定)
「やっぱり!」 (ガ~ン
一口にダニと言ってもいろいろありますし、市販の防虫用品は、人間界で悪さをするダニがターゲットですから、こんなウサギにしかたからないようなダニには効果は期待できないってことですね。
まあ、ゼロではないと思いたいですが。
「じゃあ、やっぱり完全に駆除しようと思ったら、投薬しかないってことですね?」
「そういうことです。」
やれやれ。

-つづく-
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