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兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

健康診断(2008年1月16日) ― チェリー、脱メタボ

へなちょこチェリーちゃん、最後に再登板です。

気がかりな点をまずお話しました。
● 昨年の10月下旬くらいから換羽をきっかけに体重が減り始め、1月になって最低 26.0g を記録した事。
● 換羽もおかしく、最初は8月下旬に始まったがすぐに休止、10月に再開したが、それもすぐ終わってしまっい、一部分しか生え変わっていないのではないかという事。
● 餌の量は1日 3.0g としていたが、痩せてきてしまったので、今は、3.5~4.0g くらい与えている事。
 (食餌量に季節的な変動があって、夏は太りやすく冬は痩せやすいのではないか)
● 餌は朝 2.0g、夜 1.0gとしていたが、朝、もらうと同時に一気に2g食べてしまい、夜9時過ぎまでお腹をすかせていて、食餌の間隔が開きすぎているのが心配な事。

などなど。


肉付き・脂肪の状態

初めに、
「チェリーちゃん、ダンスは踊ります?」
と聞かれて、
「この子は踊らないんです。
さえずりますけど、踊るのはヤッピーだけで・・・
この子は、いつも女の子役なんですよ。」

と答えますと、先生、なんとも微妙な反応。
(何かまずい!?)

「愛してるよ」
 いつもこんな感じ

まずは、お腹をみてくださいます。
「あ、いい感じです。
筋肉は落ちてなくて、胸の筋肉はしっかり付いています。
お腹の脂肪も、前はぷっくり膨らんでいたのがなくなっています。
見てもらった方がいいので、お見せしますね。」

と、先生はチェリーちゃんのお腹の毛をかき分けて、見せてくださいました。
確かに、前はぽこーんと膨らんでいた部分が、ちっちゃーくなっていました。

体重は 28g。
出掛けにペレットを 1g あげてきたので、その分が増えています。
ここ数日、多めに与えていたので、体重は 27.0g まで回復していました。

「チェリーちゃん、今の状態がベストかもしれないですね。」
キャリーに戻したチェリーを見て、
「スタイルも、すごくいいですし。」
確かに、こんなスマートなチェリーちゃん、見た事ないって思うほどに細ーくなっていました。

景気ワル~
いつもはバサバサ

あれ~、家にいるときはチェリーちゃん、こんなに素敵じゃないのにな・・・
と飼い主、狐につままれたよう。
「あの~、確かに今、すごくキレイに見えるんですけど、家にいるときはいつもバサバサしてて、毛並み悪いなーって思っていたんですけど・・・」
「緊張して細くなってるってのもありますが、チェリーちゃん、羽もきれいですよ。」

ここで、ハタと気付きました。
もしかして、チェリーちゃん、寒がってたんじゃ・・・!?
実は、3羽の中で一番寒がりなのはチェリーちゃんなのです。
ペットショップでは、かなり過保護に飼われていたからかなーと思っていたのですが。

「チェリーちゃんは、今の温度がいいのかもしれないですね。」
病院は、薄着をしていても汗をかいてしまうくらい暑いです。
ヤッピーさんなんて、暑くて口をハァ~ハァ~やってます。
なのに、チェリーちゃんは、ピチピチ、ピカピカで動きもキビキビしているのです。
普段は、モハ~ってしてるのに。

「チェリーちゃんは、暖かくしてあげてください。」
と、とどめ刺されてしまいました。

細い?
 暖房つけて、ちょい細め


換羽について

「換羽がうまくいっていないのでは」と言ったので、翼の状態も見てくださいました。
「そんなに古い羽じゃないから大丈夫です。
新しい羽になっています。」

という事です。

「ヒナ換羽はどうでしたか?
すぐに換わりましたか?
その後、何回換羽していますか?」

ヒナ換羽は何の問題もなく、普通でした。
でも、その後何回?と聞かれても、恥ずかしながら分からなかったのであります。
鳥たちに関しては、本当に申し訳ないことに、ウサギを迎えてからの1年間の記憶が殆どないのです。
その間に、ヤッピーはメガバクテリアになり、チェリーは肥満になってしまっていた訳です。
改めて、「見ているようで、何も見てなかった」事を反省させられました。


食餌について

結論から言えば、ダイエット食を試す事になりました。
体重だけなら、今のままで維持できるのでしょうが、あまりにも食餌の間隔が開きすぎていて、精神的にも体にも無理がありそうだから。
以下は、長いですが獣医さんとのやり取りです。
(まとめられなくて、ごめんなさい)

「ペレットは何をあげてますか?」
「ハリソン マッシュとズプリーム、半々で。」
「マッシュでもすぐに食べちゃいますか?」
「マッシュでもすぐになくなってしまいますし、マッシュの量を増やすとこぼしちゃうんです・・・後で拾って食べてますけど。朝あげて、見ている間にもうなくなっちゃう。」

「あまり空腹の時間が長いのは良くないです。朝と夜の間隔はどのくらいですか?」
「朝8時にあげて夜は9時とか10時なので、13時間以上です。」
「あー、それは良くないですね・・・せいぜい7~8時間間隔にできるといいんですけど。本当は、お昼に 1g くらいあげられるといいんですけど。」
「休日は3分割してあげるようにしてますけど・・・(どうにもこうにも)。」

「フンはどんな感じですか?」
「帰って来たときも、一応、出てます。水っぽいですけど普通のフンです。」
「間に青菜とかは食べてます?」
「あげてるんですけど、あんまり食べないです。
はしっこの方を、ちょいちょいってつまむだけで・・・。」
「青菜でもつなぎに食べてくれるといいんですけどね~
でも、絶食便だと緑色になってくるんですけど、まだフンは大丈夫ですね。」

「ペレットは低脂肪のものだと高たん白になりますけど、低脂肪でさらに低たん白というのもあります。
ただ、オカメインコにはいいというのは分かっているんですが、文鳥でこれだけにした子はいません。
痩せてきちゃうかもしれないし・・・
与える量の調整も難しいです。」

「その低脂肪のまずいペレットにしたら、ひょっとして食べるスピードが落ちて、もちが良くなるとか・・・ってことはありませんか?」
「そういうこともあるかもしれませんけど・・・」

「文鳥には、これだけにすると栄養が足りないかもしれないという事ですか?」
「そうかもしれません。
やるなら、メインは置いておいて、これはちょっとはしっこに置いて食べるかどうか見るとか・・・ですね。
一気に替えない方がいいです。
体重を見ながらですね。」

「これだと、ちょっと多めにあげてもいいとか、ありますか?
マッシュだったら 1g のところを、これなら 2g あげてもいいとか。」

「これなら増やしても体重は変わらないかもしれません。
多めにしてもいいかもしれないです。」

「良かった!
この子は、とにかくたくさん食べたくて、食べたくて・・・という感じなので。
あげれば際限なく食べちゃう。」

「それは大変な事になりますね~
じゃあ、試してみましょうか。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、替えていく事をお勧めします。」



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