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兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

健康診断(2007年9月22日) ― チェリー、やっぱり肥満 !?

ヤッピーとサブレを診ていただいている間に、なんとか我に返り、落ち着きを取り戻したチェリーは、その後は問題なく、体重測定、そのう検査をしていただきました。

「体重がどうしても 30.5g から減らなくって。
餌も 3g に制限していて、少なめにはしているんですけど…
前に “ 3g よりは減らさないでください”って言われていましたし…」
そう言うと、先生は
「そうですね、この秤、 1g 単位なんですけど、さっきから 3.0 と 3.1 の間を行ったり来たりしています。」
と言われた。

「餌は皮付き餌を 3g ですか?」
と聞かれたので
「ペレットを 3g 、ハリソン マッシュとズプリームを半々で、朝 2g、夜 1g にしています。」
と答えました。
「3g しか食べてなくって、減らないっていうのは…
キミ、よっぽど代謝が悪いのかなー」

と先生。

先生はチェリーのお腹を見て
「あー、脂肪が付いてますねー」
と言って、羽毛をかき分け、お腹を見せてくださいました。

そこには、うっすらと、ぷっくりと、脂肪が付いていました。
体重が 34g だった頃よりもかなり色が薄かったから、この前、自分で見たときには分からなかったのです。

「ボクのお腹、まだダメですか?」


「皮下脂肪はありません。
殆どがお腹に付いています。
これは、内臓脂肪と言ってもよいものです。
文鳥さんの場合、殆どがこの内臓脂肪です。
脂肪が付いて、骨盤も開き気味になっています。」

先生、容赦ありません。

今後の対応としては、

1. 今よりさらに、運動させる。
2. 餌を少なめ、少なめにしていって、 3g → 2.5g に減らす。
3. それでもダメなら、ダイエット食のペレットにする。


この3つ以外に道はないそうです。

でも、今だって 3g とはいっても、朝、餌を測るとき、秤の表示が 2.0g に変わったらすぐにそこでとめていますし、夜は体重が増加気味であれば、チェリーが食べすぎないように適当に追い払っています。
実際、現状で 3g も食べていないのです。

運動という点では、朝の放鳥をやめてしまったので、その分、運動量は減っているかもしれません。
しかし、たかだか30分の放鳥がなくなったからといって、そんなに変わるでしょうか?

先生は、
「放鳥中は、ずっと飛び回っていますか?
どこかでじっとしていたりしませんか?」

と言います。

確かに、ひとしきり、いくつかある拠点の見回りをして水浴びをした後は、夕食のペレットを食べたり、本棚の上でくつろいだりと、2羽で仲良く過ごしています。
ずっと飛び回っているという状態には程遠いのかもしれません。

でも、ペレットはヤッピーが占拠してしまうことが多いのですが、少しでも多く食べたくて、チェリーはわざとヤッピーの目の前で飛び立ったりということを普段から繰り返しています。
(チェリーが飛ぶと、ヤッピーもつられて飛んでしまうので、ヤッピーが飛び立った瞬間、チェリーは戻ってくるわけです)
部屋だって、文鳥が運動するには十分な広さがあります。
時折、駄々っ子サブレが大きさにものを言わせて飛び回り、文鳥たちを引っ掻き回してくれたりもします。

これ以上、どうやって運動させたらいいんだろう?
途方にくれます。

「そのダイエット食のサンプルはいただけますか?」
とお聞きしました。
残念ながら、サンプルはないそうです。

先生のおっしゃるには、
そのラウディブッシュのペレットは、オカメインコサイズの鳥にまでしか使ったことがなく、文鳥では試したことがない。
さらに、そのペレットは非常に繊維質が多く不味いので、マッシュとズプリームを食べているような鳥は、まず食べない。
価格も高くて、1袋2,500円するが、食べなかった場合、まるっきり無駄になってしまう。

のだそうです。

「チェリーは、食べられれば何でもいいって感じなので、食べるかもしれませんけど…」
と言ってみましたが、先生はどうも乗り気じゃないみたい。

別に、2,500円が惜しいわけではないのですが、経験豊富な獣医さんがそこまでためらうのを押して…というのもどうかと思って、
「まずは上の1と2をやってみて、どうしてもダメなら、その “ものすごいダイエット ペレット” を試してみましょう」
という、先生の提案を受け入れることにしました。
チェリーちゃんなら、前ブン未到の “ものすごいダイエット ペレット” の道を切り開ける、という気もしないでもないのですが…。

「これから換羽なので、換羽が本格化すれば、それで少し痩せるということも考えられますから。」
とも先生はおっしゃるのですが、痩せるのは、どうもヤッピーばかりで…。


やけっぱち


どうする、チェリーちゃん!?
これ以上、餌を減らすのも、心情的に非常に厳しいです。
朝の 2g は、実は昼過ぎには全部食べきっていて、チェリーは夜遅くまですきっ腹をかかえて待っています。
夜だって、ペレットを欲しがって、腕にまとわり付いてくるのを押しとどめ…という状態です。
これ以上体重を減らせるか、全然、自信なしです。

でも、今もってくちばしが伸び続けているという現実。
それがもし、肝臓の状態を反映しているとしたら…?
のんびりはしていられないのです。
次の健診は半年後といわず、もっと早めた方がいいのかもしれません。
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