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兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

ユッピーも

皆さま、イチのためにたくさんのコメント、ありがとうございます。
もう少し落ち着きましたら、お返事いたしますね。


イチさんに誘われるように、本日、ユッピーまでお空に帰ってしまいました。
7歳10ヵ月と20日でした。

昨日の朝、お世話のときに何でもないことにひどく驚いて体をこわばらせていたので、どうしたのかな?
と気になったのですが、その後はいつもどおりゴハンをぱくついていたので大丈夫そうね・・・
と思っていたのですが。

昨日は、レンのケージのレイアウトを変更したり、ウサギたちの配置換えをしたり何やらでバタバタしていて、あまり鳥さんの方を見ていなかったのです。
夜、気が付いた時にはかなり状態が悪くなっていました。

ゴハンも食べられない様子でしたが、とりあえず、アクアライトを飲ませて保温して様子を見ました。
今朝は即席のビニールハウスにしたウィングキャリーの中で止まり木がないとお怒りモードで、止まり木と餌入れを設置しましたら、少しですが食べていたので、まだ可能性はあるかな?
と、病院に連れて行くことにしたのでした。

新幹線で急いで行ったのですが、やはり、道中寒かったのも悪かったのでしょう、着いた時には朝の元気もなくなっていて。
朝はウィングキャリーに入れられているのが気に入らなくて、文鳥キックまで飛び出したというのに。
カイロ3つにタオルとフリースでグルグル巻きにしていきましたが、保温には不十分だったようで。

そのまま入院させて帰って来たのですが、19時半頃、 「残念ながら・・・」 と病院から連絡がありました。
こんなことなら、家でそのまま看取ってあげればよかったな、と思いましたが、連れて行かなきゃいかないで後悔したでしょうし、仕方ないですね。
でも、ひときわ病院嫌いだったユッピーには、可哀想なことをしました。
飼い主にしか懐かない子で、他の人をすごく怖がる子でした。


ひと頃、換羽の影響もあったのか、急に飛べなくなったり、気が付けば、ユッちゃんもいい年になったよね~
なんて思っていたのですが。
この頃は割と調子が良くて、お部屋一周飛んで見せたりもしてくれたのに。
寿命といえば、そうなのかもなんですが、もう少し生きてくれると思っていました。

やんちゃ盛りの頃は、何でも他の子と同じことをしたがって、
「ユッピーもなの」
が口癖でした。
何もこんな時に、イチさんと同じにしなくても・・・なんて。

チェリーちゃんが亡くなった後は、寂しい思いもさせてしまったし、ホントにゴメンネって、それしかないです。

ウサギ界の姫と鳥類界の姫が相次いでいってしまって、とっても寂しいです。


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ぶんちょは元気

サブレの記事をアップしたので、ついでにぶんちょさんも。

今日は気分がいいのだ

12月3日は、チェリーはバードドック、ユッピーは一般健診でした。

本当はチェリユピが血液検査とレントゲン検査のバードドックを受ける予定だったのですが、1週間前にチェリーがあわや☆になるという惨事があったばかりだったので、血液検査ができなくなってしまって。
チェリーは甲状腺腫の再発がないかレントゲン検査はしていただきたかったのでレントゲンだけのコースに変更、ユッピーは産卵の兆候がない時期にチェリーと同時に血液検査していただきたいので、バードドックはサブレに譲ったのでした。
(血液検査が入ると、一度にできるのは2羽までのようです)



お風呂はサイコーなのだ

あれからしばらくは顔色が悪かったチェリーちゃん、1週間で見事復活しました。

水浴びをするかどうかが元気のバロメーターだったりするのですが、健診前日には久しぶりの水浴びもして絶好調に。




バードドック チェリー

いいのか悪いのかは分かりませんが、体重も良く絞れて 25g

ボディコンディションはまさかの 「0(正常)」 判定。
おー、デブじゃない~

レントゲン検査では、甲状腺もOK。

ただし、「やや筋胃拡大」の所見が。
年をとると拡大傾向はあるそうです。
でも、チェリーはゴハンをものすごい勢いで一気食いするので、そのせいでしょうね。

食欲があって、元気もあれば、様子見でいいそうです。




ユッピーは元気なの

ユッピーは体重 27g

糞便検査、そのう検査は異常なし。



ストレッチは大事なの

鳥さんたちの健診は、メロン&レモンと交互に年3回の頻度でお願いしようと思っています。
それだと、コンスタントに2ヵ月おきに行くことになるので、忘れなくていいかな~と。

うち、バードドックはチェリーは8ヵ月おき、他の子は年1回の予定です。

ユッピーも血液検査でまともな数値が出たことがない(検査のタイミングでいつも発情していた)ので、早めにやってあげたいですね。

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横浜3連ちゃん

11月24、25日はうさフェスタで横浜へ。
その時のことはまた落ち着いてから書こうと思います。


実は、うさフェスタの余波で、チェリーちゃんにとんでもない災難が。。。

25日の帰宅後、不覚にも疲れ果てて寝入ってしまい、目覚ましの音で飛び起きた時はすでに朝7時だったという。
あー、チェリーちゃんとユッピーちゃんに晩ゴハンあげてなかった・・・
うさうさずのゴハンもお水もお掃除も・・・

まずは文鳥たちの様子を確認し、その時はいつもと変わらないように見えました。

そして、大急ぎでウサギたちにペレットを配り、お水を交換し、鳥さんのお世話を始めました。
いつもなら、お世話のときはエサ入れのある下段の止まり木でゴハンがもらえるのを待ち受けるのが日課のぶんちょさんたち。
ユッピーは軽やかに舞い降りてきましたが、チェリーちゃんは3段目の最上段からボトッと思いっきり落下。

あわててケージの扉を開けて手を差し伸べると、よたよたと手に乗ってきましたが足に力が入らないようで、どうにも足取りがおぼつかない。
「あー、お腹すきすぎちゃったよね、、、ゴメンネ~」
と言いながら、いつものメニュー(AR+皮付き餌少々)をケージに入れて、チェリーちゃんをエサ入れのおちょこの上に乗せてやりました。

夢中で皮付き餌をがっつき・・・
と思いきや、3口ほど食べた後、羽毛を膨らませて丸くなってしまいました。

ああ、こんなんじゃダメだ、もっと消化の良いものをあげなくっちゃと、ズプリームナチュラルとハリソンマッシュの盛り合わせをお出ししました。
目先が変わって再びがっつくも、また中断。

ダメダメ、もっと即効性のあるものを・・・
そうそう、はるっちのアクアライトがあります。
軽くレンジでチンしてぬるま湯状態にしたものをシリンジでくちばしの横からたらしてやりました。
1回目はそのまま流れてしまいましたが、2回目、3回目は何とか飲み込んでくれました。

手の中で気持ちよさそうにしているチェリーちゃん。
この状態って、まじヤバい。
半分、死亡モードに入っています。

アマアマして体をくっと伸ばして握り文鳥状態になって寝入ってしまいそうになるのを、
「ダメダメ、そんなことしてたら死んじゃうんだから。
ホラ、ちゃんと起きて!」

と、よたっているチェリーちゃんをケージに戻しました。

ウサギの応急手当なら何度か曽我先生からお話を聞いていますが、鳥さんの応急処置ってどうしたらいいんだろう?
って頭の中が真っ白。

でも、まずは保温よね。
あわてて保温電球を取り出しケージに設置しました。
あーダメ。
こんな大きいケージにつるしたって、そんなに暖まらないじゃない。
小さいカゴにしなくっちゃ、体力だって無駄に消耗しちゃうし。

またまたあわてて通院用キャリーケージを持ってきて、ペレットとお水(アクアライト水)に保温電球(40W)を設置。
大きいケージは下におろして、いつもの場所にキャリーケージを置いてフリースをかぶせました。
これで相当あたたかくなるはず。

止まり木にとまるのもままならない様子なので、止まり木は床に置いてテープで固定しました。
お水と餌は上らなくてもいいように小皿に変更。

初めはペレットのそばで丸まっていたチェリーちゃん、ヒーターのそばの方が暖かいのに気付いてすぐに移動してくれました。


すぐ病院に連れて行こうかとも思いましたが、この状態じゃ病院までの2時間半、もたないよね。
外はすんごい雨だし。
新幹線で行けば多少短縮できるけど、それでも2時間近くかかる。

保温して体力が回復するのを待とうか。
ゴハンもなくて、いつもなら寝るときにかぶせるフリースのカバーもなかったから冷えちゃったのかもしれません。

どのみち、会社に行っている場合じゃないから、休みの電話を入れて。

そうこうしているうちに、暖まって少し元気が出てきたようで、チェリーちゃんに表情が戻ってきました。
意識がハッキリしたら、またペレットに突撃して。
食べては休み、食べては休み。

あ~よかった。
ひとまず、目の前の危機は脱したようです。

あまり食べすぎてはかえってお腹に悪いですから、そのうがいっぱいになったのを確認して取り上げました。

このまま保温して休ませれば大丈夫かな?
そんな気もしてきて、とりあえず、ウサギたちのウンコ掃除に取り掛かりました。
午前中は様子を見て、午後から出社するか病院に行くか決めることにして。


11時半。
チェリーちゃんを出してみました。
手を差し出すと素直に乗ってきます。
この時点で十分にアヤシイ。
元気な時なら、「チッ」と鳴いてブ~ンと飛んで行ってしまうものです。
手のひらに乗って甘えているってことは、死期が近いか相当に弱っている証拠。

ケージの屋根に乗せてやると、餌を探そうとしてか飛び立ったはいいものの、すぐにへなへなと落下。
やっぱり、力が出ないのね。
手に乗せた時の足の力も全然ないし。

お腹がすきすぎてってことだけならこのまま安静にしてやればいいのかな~
と思ったけれど、それだけじゃないような気もして。
そういえば、このところずっと水浴びもしないし、丸まって寝ていることが多かったのです。
様子がおかしいというほどではなかったけど、何か引っかかっていて。

これでチェリーちゃんを亡くしたら、もう立ち直れないし、一生後悔すると思いました。
結局、笑い話になっても病院に行くべしという結論に。
病院に電話して5時に診ていただけることになりました。

電車の時間まで2時間ほどあったので、速攻で会社に行ってどうしても処理しなくてはならない書類を片付けて、ついでに薬局に行って行き帰りの保温用品を買い込んで戻りました。
そして大慌てでカップ麺流し込んで出発。

土砂降りの中、チェリーちゃん抱えて駅まで走りました。
電車に乗ってからキャリーの中をのぞくと、可哀想にチェリーちゃん、止まり木から落ちて床の上でうずくまっていました。
傘なんてあまり役に立たなくて、こっちもずぶ濡れ。
寒かったです。

このときばかりは暖かすぎる(なんと27.7℃!)病院の待合室がありがたかったです。
チェリーちゃんはといえば、止まり木には止まっていましたが、いくら呼んでも丸くなって背中に顔を突っ込んだまま。
すっかり無理させちゃったな、とつくづく反省。


ほどなく呼ばれて診察室へ。
バッグからキャリーを取り出すと・・・
あらら、さっきまで丸まってピクリともしなかったチェリーちゃん、細ーくなって、お目々パッチリ。
えー、なんで? 元気そうじゃん(爆)

しかも、止まり木の下にはこんもりとウンチもりもり。

先生には事情をお話しして、
「心配なので連れて来たのですが・・・」と。

ウンチを見ていただいて問題なし。

「チェリーちゃん、ペレット食でしたよね?
朝食べて、今これだけ出ているってことは、かなり通過速度が速いです。
こういう子が一食抜くと、血糖値があっという間に下がってしまいます。
お腹がすいて血糖値が下がったところに冷えが来てってことでしょう。」

とのことです。

「くちばしの色はいつもこんな感じですか?」
「いえ、普段はもう少しきれいな色をしています。」
くちばしの色も悪くて、赤黒い感じになっていました。

「この色になったら、お歳のサインです。」
文鳥の寿命は8-10年なので、そろそろ、ということです。

「スパルタでずっと保温なしで来たんですけど、やっぱり無理があったかなと思ってます。」
「お歳になったらスパルタはダメです。
温度は30℃にしてください。」


ひょえ~でございます。
確かに、チェリーちゃん、ずっと羽毛を膨らませていましたから寒かったのでしょう。
膨らまなくなる温度がやっぱり30℃なのかしらん。
病院の温度もそれに近いですしね。

今後、お部屋の温度管理をどうしようかと迷います。
ケージ内だけ温室にしたら放鳥時に負担になりそうですし。
かといって、そうそうお部屋も暑くはできませんし。
ウサギたちの中では暖かくした方がいいのは、はるっちだけだし。


チェリーちゃん、お注射を1本打っていただいて無罪放免。
あとできるのは、暖かくしてあげるだけだそうです。

「心配だったら、来週また連れてきてもいいですよ。」
と先生がおっしゃるので、実は来週、バードドックを予約していたのだけどどうしたものかと相談しました。

さすがに、この状態では血液検査は無理だそうです。
でも、甲状腺腫が心配なので、レントゲンだけのコースに変更してもらうことにしました。

帰るとき、助手の先生がキャリーに餌が入ってないけど大丈夫かと心配してくださるので、
「いつもこの子、朝晩2回の食事で、朝の分はがっつり食べて来たので、帰るまでは大丈夫です。」
と答えると、海老沢先生も
「これだけそのうに入っていたら、十分もちますよ。」
って笑っていらっしゃいました。

我が家はみんな、具合が悪くてもお腹パンパンな子ばかりです。
なんでだろ?

それにしても、チェリーちゃん、このままジジイ街道まっしぐらなのかしら?
確かにあと3ヵ月で8歳ですものね。
正直、チェリーちゃんが平均以上に長生きするとも思えないし。
いろいろ考えちゃって、涙、涙、でありました。

注射がえらく効いたようで、帰宅してからは文鳥キックをかましてくれました(ホッ)



食べるのだ

本日のチェリユピ。
いつにも増して食いつきが違います。
気持ちがもう飢えてしまっているようで。
本当に可哀想なことをしました。



死ぬかと思ったのだ

くちばしの色は少し良くなりましたが、アイリングも薄くて顔色が悪いです。
くちばしが伸びていたのですが、先生にきれいにカットしていただきました^^

チェリーちゃん、あのときはまみ~の手の中で、本当に死んじゃうつもりだったんだよね?
よくぞ帰ってきてくれました。
もしかしたら、橋のたもとでヤッピーさんに追い返されたのかもしれませんね。
チェリーちゃんも、ヤッピーさんもありがとう。

まみ~は、とってもとっても反省いたしました。
ホントにゴメンナサイ。


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チェリー、再診

チェリーちゃん、元気です。

4月1日に病院に行ってきました。
3週間、お薬を続けていますが、痩せる気配なし (^^;;
オマケに前の晩に盗み食いをしちゃって、

体重は 28g と 29g の間。

先生には、 「まだ、痩せる感じはありません」 と報告して。

日向ぼっこにはまだ寒いのだ

どうやら、チェリーちゃんの担当医はそのまま海老沢先生になってしまった模様。
重病人でもないのに、ああ、ゴメンナサイ

首のところを確認してくださって、
「何もありませんね ^^」 と。

その後、伸びていたクチバシをパチパチ切ってくださいました。
高いクチバシだね~
なんて思っていたら、お代はサービスしてくださいました

この前は、リンパ腫と甲状腺腫じゃ雲泥の差だから、 「ホッとした」 のひと言に尽きたのだけど、でも、チェリーちゃんの場合は6年の歳月をかけてじわじわとなってきたのだろうし、甲状腺腫って案外、治りにくいのかもなんて気がして、聞いてみたのですが、

「治る子は治ります。
でも、中には縮まない子もいます。
その場合は、生涯、薬でコントロールすることになります。」

とのことです。

うん、やっぱり、そうだよね。
と軽くショック。

治る子もいれば治らない子もいる。
チェリーちゃんは治らない方じゃないかな・・・
なんて気がしているのですが。

甲状腺の治療が終わったら、今後の病院についてもう一度考えようかとも思っていたのですが、長期戦どころか一生涯になる可能性も!? 



ユッピーは楽しいと思うの

ユッピーちゃんもいつも付き添いで病院にお付き合いしていますけど、そのうちサブちゃんも一緒に健康診断してもらいましょうね。

横浜小鳥の病院はバードドックの各種コースも充実していますので、うまく利用できるといいなと思っています。



もう春なの

ユッピーちゃんはぼちぼち換羽が始まっているのですが・・・



チェリーちゃんは退散なのだ

こちらのオヤジはまるで兆候なし

軽くヤバイかも?

こういうモノは気にしていると来ないものなのかもしれませんが・・・。

次回は5週間後、5月6日に再レントゲン検査をするそうです。


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事の顛末 後編

チェリーのリンパ腫事件の続きです。


2012年3月13日(火) 

横浜小鳥の病院に電話。
これまでの事情を詳しくお話し、診察を依頼しました。

「担当の先生が退職してしまっていないのですが、希望の先生はいますか?」 
と聞かれたのですが、前に通っていた頃とはすっかり先生方の顔ぶれも変わってしまっていて、自分が知っている先生は殆どいません。

「どなたでも構いませんが、大変な病気だと思いますのでしっかり診ていただける先生をお願いします」 
と答えました。

なるべく早くとお願いしましたら、今日でも構わないということで、夕方5時半に診ていただけることになりました。
実のところ、内出血で肝心なところが見えないというのが気がかりではあったのですが、週の後半は抜けられない仕事がありましたし、リンパ腫に1週間後はないかもしれない・・・と、1日でも無駄にしてはいけないという思いもありました。



横浜小鳥の病院にて

こちらの病院に来るのは4年ぶり。
初めてお世話になったのが、チェリーをお迎えして間もないころ、トリコモナスを発症した時でした。

その後、チェリーは1歳半のときに他院で肥満と診断され、そのときも最終的にはこの病院でお世話になりました。
たかが肥満と侮るなかれ、鳥さんにとっては命取りになります。
あのときも、命を助けていただきました。

そして、7歳を迎えた今回。
チェリーちゃんは、やはり、こちらの病院にご縁があるのでしょうか。

玄関を入るなり、随分とすいていてビックリ。
平日だからでしょうか、ゆったりとした感じです。
受付の看護師さんも言葉遣いのとても丁寧な癒し系の方で、雰囲気変わったな~という印象。

待ち時間も殆どなく、すぐに診ていただけました。
名前を呼ばれて診察室に入ると、そこには海老沢先生が。
いや、もうね、天の助けだと思いました。

以下、診察室でのやり取りです。



「静岡から埼玉まで通っていたの?」 
と、ちょっと怪訝そうに聞かれたので、

「ずっとこちらでお世話になっていたのですが、一時的に松岡先生に診ていただいた時期がありまして、その時の子 (ヤッピー) が松岡先生が辞められてすごくショックを受けてしまったものですから、先生が開業されたときにそちらに移りました。」 
と答えると、なるほどというようにうなずいていらっしゃいました。

今回の分も含め過去に行った血液検査データ全5枚と、先の病院でいただいてきた胸腺だという画像を印刷したものを提出しました。
血液データに目を通しながら、
「チェリーちゃんは今まで何の治療を行っていたのですか?」 

「おデブなので食餌制限は行っていましたが、特に持病はありません。
定期健診の意味で血液検査を行っていたのと、具合の悪い時に確認の意味で行っていました。」

確かに、これだけやっていたら何か病気があったかと思われるかも・・・ (^^;; 

「今回のセカンドオピニオンの目的は?」 
海老沢先生、単刀直入で、質問に無駄がありません。

「今後の治療について他の先生のご意見も伺いたいという事と、さらに詳しい検査ができるようであればお願いしたいのですが。」
と答えました。


体重28g 

給餌量を増やすようにとの事だったので、早速増量していたのですが、見事に増えています。


「首のあたりにしこりがあるという事ですが・・・」 
と言いながら、丁寧に触診してくださいます。

「胸腺が大きいという事だったのですが、採血の時の内出血で今は見えにくいかもしれません。」 

「いえ、このくらいなら大丈夫です。」 

写真で位置を確認して、そのあたりを触りながら、
「何もありませんね。 ここ、餌が入っているので見えにくいのかもしれませんが。」 

「胸腺がこんなふうに白く腫れているのは見たことがありません。
しこりだったら、こんな白くはない筈です。
もっと赤黒い色になります。
しこりは何も触りません。
空腹じゃないと分かりにくいけど。

これ (写真) 、餌じゃないのかなぁ・・・
何で間違えちゃったんだろう???」
 
海老沢先生、首をかしげるばかりで、何ともいえない困惑モードの空気が・・・

「ええ、松岡先生も “餌かなと思ったけど、触っても動かないから胸腺だと思う” とおっしゃっていたんですが・・・。」  

さらに首の辺りをしらみつぶしに丹念に触診してくださったのですが、チェリーちゃん、机の上にぎゅうぎゅう押し付けられて、
「くぅ~」 
と悲鳴とも何ともつかない切ない声をあげておりました。

一瞬、発作は大丈夫かな?
と思ったのですが、ちゃんと力の加減やその子のリミットは心得ていらっしゃいます。
こういう、動物に遠慮のない先生は大好きです。
 
「これなら、ステロイドは必要ありませんね。」


お腹も見てくださって、
「お腹も何ともないです。
普通より、ちょっと脂肪が厚いだけです。」
 

「え!?」 

「内臓が腫れているというのは何で? レントゲン?」 

「いえ、目で見ただけです。 フーッてやって。
撮っても意味がないからって、レントゲンは撮ってもらえませんでした。」
 

「リンパ腫だったら、瞬く間にブワーって大きくなりますよ。」 

「ですよねぇ・・・」
声にならない声で答えつつ、ええ、ええ、それはもう、ヤッピーさんで経験済みですから・・・
とうなづくばかり。


血液データを見ながら、
「これ、抗凝固剤は何使っているのかな?」 
と聞かれましたが、そこまでは不明です。
機種や試薬によって、結構、データも変わって来ますけど、そこの病院の検査値のクセとかまでは、なかなかそこまで聞けませんねぇ。

「LDHの900超えは正常ですから。
鳥の場合、1800くらいまでは正常範囲です。」

 


一旦、ここで診察は終了したのですが、念のため、空腹になるまで時間を置いて、もう一度見ていただくことになりました。
7時まで待って、再度、診察室へ呼ばれました。

残っている餌を綿棒で移動させて確認されましたが、やはり、何もありません。


なんでもないという事で、終了モードに入りかけたのですが、ここで引いてなるものかと、血液検査値の事をお聞きしました。


チェリー血液20120311b

         (  前の病院での検査結果。 印が付いているのが異常値とされた項目)



「血液検査で腎臓の項目に異常があるということだったのですが・・・。 
去年から尿酸値が高くて、腎臓が悪いと言われていました。
文鳥で10を超えるのは異常と言われていました。」
 

「文鳥は13くらいまでは結構、普通ですよ。 問題ありません。
この検査結果で気になるのはカルシウムだけです。
オスでカルシウムが上がる事はないので。
稀に腫瘍性の変化で上昇する事はありますけど。」


「でも、このところずっと、何となく元気がないんじゃないかと心配なのですが。」 

「そりゃ、食餌制限すれば元気なくなります。」 

「でも、ダイエットも今日の昨日のに始めた訳ではなく、ずっと何年も続けている事ですし・・・」 

「では、レントゲンも撮ってみますか?」 

という訳で、レントゲン検査をしていただきました。



レントゲン検査の結果 

再び呼ばれて、診察室に入るなり、
「甲状腺が腫れているのが見つかりました。
チェリーちゃん、甲状腺腫です。」

と、海老沢先生。

「はぁ~、甲状腺腫ですかぁ。」
なんて、間の抜けた返事をしてしまいました。

次々に起こる予想外の展開と、リンパ腫ではなかったという安堵感と、そして、やっと不調の原因が分かったという安心感 (?) みたいなものと・・・
いろいろとごちゃ混ぜになって、もう、脱力状態でありました。


大きなモニター画面に左右2枚の画像が映し出されて、

「これが前回、こちらが今回です。」

前回って何???
って、一瞬、アタマの中がグルグル。

「え、これ、この子ですか?」 

「ええ、そうです」 

ああ、そういえば・・・
ようやく思い出しました。
チェリーちゃん、肥満で受診したとき、肥満の程度を確認するために最初にレントゲンを撮っていただいていたのでした。
かれこれ、6年も前のことなのに、こんなにすぐに過去のデータを引っ張って来ていただけた事にビックリ。


「前は脂肪がこんなに付いていましたけど、今はだいぶ落ちていますね。」

「ああ、デブでしたねぇ・・・」

まん丸だったころのチェリーちゃんの手触りを思い出して、しみじみ・・・。
あのときは、あれで毛づやも良くて、ピチピチだったんだですよね。。。
先生には 「ムチムチ、ムキムキ」 と言われちゃいましたけども。



2006/12/02   2012/03/13

2006/12/02 2012/03/13
  
 (上下とも、 左 : 2006年12月2日、 右 : 2012年3月13日)


「前回はここに何もないけど、今回、白い影があります。
甲状腺ホルモンが足りていなくて、代謝が悪い状態です。」
 

病院の大きいモニターで映していただいていた時は、おお! って感じだったんですが、小さいと、何だかよく分かりません。
それでも、病院で説明を受けたときにも、よくこんな微妙なのが分かるなぁ・・・
と感心したのですが。

「では、この子は元々そういう体質だったってことですか?」 

「そういう事でしょう。 餌は何を?」

「ARをメイン (1/2) にズプリームもしくはハリソンをプラスして、1/3 くらいが皮付き餌です。」 

「ペレットにもヨードは入っているので、ペレット食の子はそれで足りるはずなんですが。
他にヨード剤とかはあげてないですね?」
 

「ないです。 ネクトンなら少し入れていますけど。」 

「ネクトンにもヨードは含まれます。
でも、それでも足りていなかったという事なのでしょう。
餌は 1日何グラム?」


「朝は 3.5g、夜は量っていないので適当ですが、1g くらいでしょうか。」
リンパ腫だという事で、体力をつけた方が良いので餌を増やすように言われて、ここ2日ほど朝 4.5g くらいあげていますが・・・やっぱり、ちょっと減らした方が良いですね?」
 

「うーん、甲状腺の治療をすると、代謝がアップして少しやせるかもしれません。」 

「では、体重を見ながらという事でいいですね?」

「そうですね」


「羽抜け (とおっしゃいましたか?) はありますか?」 

「4、5年前、全然換羽しなかった頃があって、心配していましたが、今は割とちゃんと来ています。」 



ここで、海老沢先生はこちらに向き直り、  
「治療はどうしますか? どちらでやりますか?」 

一瞬、考えてしまって、沈黙してしまったのですが、


「いいんじゃないですか、こっちの方が。 近いし。」 

「そうですね、ではそうします。」 

背中を押していただいて、やっと踏ん切りがつきました。


それでも、前の病院には未練があるんです。
これからはずっと、松岡先生に診ていただこう、そう決めていまいたから。
今回、リンパ腫という緊急事態を受けて、より良い治療が受けられる病院をという事で、こういう事態になってしまった訳ではあるのですが。


帰り支度をしながら、
「甲状腺腫は命にかかわりますか?」
と聞きましたら、

「甲状腺腫そのもので死ぬことはありませんが、ホルモンが出ない事によって、高脂血症など生活習慣病になりやすくなり、動脈硬化等を起こしてそれが命取りになるケースは多いです。」
とのことです。

なるほど、海老沢先生の説明は本当に分かりやすいです。



お薬2

お薬 : チラーヂン、ヨード、グリチロン


ちなみに、「チラーヂン」 を検索して調べてみましたら、

「このお薬は、甲状腺ホルモンの一種です。
これで、不足している甲状腺ホルモンを補充します。

甲状腺ホルモンは、体の基礎代謝を高める働きをします。
不足すると、体がだるくなったり、動作の緩慢、肌荒れ、声枯れ、冷え、むくみ、便秘、徐脈といったいろいろな症状がでてきます。」


とありました。

なるほど、それで、チェリーちゃんはオヤジだったんですね。
まだそんな歳でもないうちから・・・。

チラーヂンは、東日本大震災の時に製薬メーカーさんの工場が被災して、供給が心配された薬でもありました。
今はもう大丈夫なようですが、こんなぶんちょのために貴重なお薬をまわしてくれてありがとう・・・
と、しみじみ感謝なのでありました。

そして、何より、甲状腺腫を見つけてくださった、海老沢先生に感謝!
なかなか気がつきにくい病気で、手遅れになるケースも多いようですから。



寒いのだ

3月20日のチェリーちゃん。
触られ過ぎて、そのうが見えてます (爆)

日向ぼっこのときも、いつも膨らんでかったるそうにしているんですよね。



沈没なのだ・・・

そして、夜の放鳥タイムは、パソコンの上が定位置。
いつも、ユッピーちゃんに甘えて、ぽてっとしています。

リンパ腫じゃなくて良かったね。
甲状腺腫も治るといいね。




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事の顛末 前篇

チェリーのリンパ腫事件について。
まずは、ご心配してくださった皆さま、おさわがせして申し訳ございませんでした。

どうしてこのような事が起こったのか、まったくもって不可解で、どう対処していいものやら途方に暮れてしまったのですが、事実は事実として、残しておこうと思います。
不都合があれば、この記事は後日、削除または編集を加えることもあるかもしれませんので、ご了承ください。


2011年3月11日(日) 

里子に行くウサギさんのお渡しのついでに、足を延ばしてかかりつけ医のもとに行きました。

ここ数ヵ月ほど、チェリーがなんとなく元気がないように思えて、どこか異常があるのでは?
と、ずっと心配していたのですが、1月に行ったときも2月に行ったときにも、体重が減ったとか時間がないなどの理由で詳しい検査を断られていました。
今度こそ、という事で血液検査をしてほしい旨伝えて予約をしました。

しかし、診察室に入るなり、
「状態を見て判断し、良くなければ血液検査はせずに、そのう・糞便の一般健診のみにします」 
と言われました。

それでは、わざわざ時間をかけて連れてきた意味がないので、
「検査できないほど悪いのだったら、初めから連れてきませんけど」 
と答えたのですが。。。

でも、そうおっしゃった割には、秤のテアーだけして体重測定を忘れているし、
「体重は?」
と聞いても、
「ストレスになるのでもう測りません」 
とのお答え。

それでも、なんとか血液検査はしていただけることになったのですが、
採血をしようとして首のあたりの羽毛をかき分けたとき、看護師さんを呼んで写真を撮らせ、
「胸腺が大きいですね。
通常、胸腺は小さい臓器なので外側からは見えませんが、見えるくらい大きくなっています。
初め、餌かなとも思ったんですけど、触っても動かないから胸腺と思われます。」

と言われました。

これが、その写真。

胸腺もどき1 胸腺もどき2

血管の右側下の方に白っぽく見えるのが胸腺とのことです。

そして、
「お腹も張っていますね」 と。


これが血液検査の結果。
血液検査

欄外の百分率は翌日、電話で先生に確認して自分が書き込んだ数値。
LDH値横の書き込みは、13日に海老沢先生の説明を聞きながら記入したものです。
それ以外は松岡先生の書き込みです。

先生によると、UA、TP、CPK、Caが高値であり、塗抹もざっと見た感じ、リンパ球の割合が高い。
腎臓の状態が悪く、リンパ腫ではないかということです。

「胸腺腫とはどう違うんですか?」
と聞くと、
「胸腺腫は胸腺だけが大きくなりますが、お腹全体が張って、内臓肥大が見られるのでリンパ腫だと思います」
とのこと。

レントゲンで状態を詳しく確認できないのか聞くと、
「すでに臓器と臓器が重なり合ってしまっている状態と思われるので、レントゲンは撮っても意味がないです。
撮るかどうかは獣医師が判断します。
それに、採血の後に首を引っ張りたくないので、撮れません。」

との答え。

以前、状態が悪くて見ていただいた時には、血液検査の結果を見て必要と判断されたらレントゲンを、ということで了承を得ていたので、なぜ今日はダメなのか、それも良く分かりません。
それならそうと、先に言ってくださるべきではないかと、いまひとつ腑に落ちず。

「まずは、ステロイドを投与して様子を見ては」
との松岡先生の提案に、
「今週末の土曜日にも東京でウサギのお渡しがあるので、その際にも連れてくることは可能ですが」 
と伝え、6日間ステロイドの投薬を行った後、17日に再診していただく事になりました。

お薬を出すのに体重が必要になりますが、
「今、何グラムですか?」 と・・・。
一応、 「26.5g くらいじゃないですか」
と答えたものの、病院に行くのが分かっているのに、わざわざ家では測って行かないし。
そんなに重大な病気なら、まず、体重を確認するんじゃないのかな~
と、モヤモヤ。

胸腺が大きいと言われたとき、その部位をよく見せていただけなかったので、
「飼い主にもきちんと見せて状態を説明してほしいです」 
とお願いしたところ、
「また触るとストレスになるので」  
との答え。

でも、リンパ腫だと言うなら、自宅でも日々、状態を確認しなくてはならないでしょう。
今、自分の子がどういう事になっているのか、まず、現状をしっかり把握することは飼い主の責任です。
「それくらい大丈夫なので、見せてください」  
と再度お願いしました。

それでやっと、チェリーを出してその部位を見せてくださったのですが、
「採血時の内出血のため、もう見えなくなっています」 と。
先生にしては珍しく針を刺し直していたりしたので、余計に出血がひどかったのでしょうか。

実際に確認不能なため、さっき撮った写真をモニターに映して説明していただきました。
画像データはメモリーに落としていただきました。

お腹の方も見せてほしかったけど、見せてもらえずじまい。
家に帰ってからよく確認してみよう、とこちらは諦めました。
これ以上、もう言うのは自分でもイヤでしたし。


お薬1

これから治療に向けて体力をつけなければならないので、食餌制限は緩めるようにとの指示でした。
自分としても、もう助からないのなら、せめてその前に好きなものを存分に食べさせてあげようかと・・・。



2012年3月12日(月) 

悶々とした状態で仕事をしていたのですが、ふと、セカンドオピニオンを受けるべきとの思いがひらめきました。
リンパ腫という事実は動かないとしても、プラスアルファ的な治療の選択肢は他にもあるのではないか。
レントゲンは意味がないというなら、横浜小鳥の病院に行けばCTがあるじゃない。
詳しく検査できれば、対処のしようも決まってくるはず。
そう、思いました。

ヤッピーさんのときは、あまりに突然で何もしてあげられなかったけど、チェリーちゃんはまだ元気。
いよいよとなれば、もうどこにも連れまわさず、自宅で看取ってあげよう・・・
そう思いつつも、本鳥に生きようとする力があるうちは飼い主が諦めちゃいけないと思いました。

それには、いくつか確認しておかなくてはと、松岡先生に電話で問い合わせをしました。
以下、そのときの確認事項。

◆ 出された薬の名称と用量 ⇒ プレドニゾロン 1mg/kg
◆ 胸腺の大きさは、以前リンパ腫で亡くなったヤッピーと比較してどうか?
  ⇒ 記憶にないので、ヤッピーちゃんはそんなに大きくなかったのでは。
◆ 実際のリンパ球比率は? ⇒ 83%
◆ それは、正常値と比べてどれくらい高いのか?
  ⇒ 検査実績がないので正常値は不明。
  チェリーの過去の検査結果と比べて高い。
  昨年3月は31%だったと言われたが、後で記録を確認すると、72%(その前は62%)。
◆ 今後の治療の見通しは? 
  ⇒ 聞き方が悪かったのか、治療方針ではなく、死ぬまでにたどる経過を説明して下さった。
◆ ステロイドで免疫を押さえて進行が止まったとして、
  すでに肥大した臓器は元に戻らないのか?
  ⇒ そうでしょうね。
◆ 他の先生の意見も聞いてみたいし、さらに詳しい検査ができるならお願いしたいので、
  横浜小鳥の病院でも診てもらおうと思う。
  レントゲンがダメなら、CTは有効か?
 ⇒ 検査については言葉を濁される。
  「最終的にはその子が治ればそれでいいので、どこで診てもらってもいいのでは」とのこと。
◆ 採血部位の内出血は検査してもらうのに支障になるか?
 ⇒ なるでしょうね。
◆ それはどのくらいで引くか? ⇒ 1~2週間くらい。
 

先生には、横浜小鳥の病院での診察結果によっては、以降の治療をそちらで行うかもしれない事を伝えて電話を置きました。

松岡先生は以前、
「アメリカではリンパ腫と分かった時点で治療ではなく、安楽死の対象となる」 
とおっしゃっていました。
チェリーも助かる可能性は限りなくゼロに近いのだろうと思いましたが、この際ですから人的にも設備的にも充実している病院に頼らざるを得ないと判断しました。


夜、チェリーの首の毛をかき分け、状態を確認しました。
前日よりもだいぶ内出血は引いていましたが、胸腺とおぼしきものは確認できず。
お腹も自分で見る限り、異常は感じられませんでした。
この子は握りでもないし、普段はそんなによく見ていないから・・・???

ヤッピーの時は特に肝臓が肥大していましたが、今回は視診、血液検査とも肝臓の所見なし。
だいぶ状況が違うように思いました。
一口にリンパ腫といっても、症状の現れ方にはいろいろあるのかな?
それも含めて、横浜小鳥の病院で聞いてみようと思いました。


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チェリーちゃんは甲状腺腫

今日は疲れたのだ

チェリーの件でご心配くださっている方もいらっしゃると思いますので、その後のことを簡単にご報告いたします。

リンパ腫の疑いと診断されたのが、3月11日。
胸腺が大きいということと、お腹が張って内臓肥大があり、血液化学検査値にも腎臓の項目の他、いくつか異常値が出ているという事でした。

その2日後の13日、横浜小鳥の病院の海老沢先生にセカンドオピニオンを求めました。

結果、胸腺にもお腹の状態にもまったく問題はないとのこと。
お腹は脂肪がちょっと厚いだけとか・・・ (^^;;
血液検査値については、気になるのはカルシウムの高値のみで、あとは正常範囲内との見解でした。
リンパ腫でも何でもないそうです。

なおもちゅんちきが心配しているので、 「じゃあ、レントゲンも撮ってみますか?」 という事になって、お願いしたところ、甲状腺腫が見つかりました。
今日の明日のという病気ではありませんが、知らずに放置していたら大変な事になるところでした。

という訳で、チェリーちゃんは元気にしております。
上の写真は13日、病院から帰って来てからのものです。
お風呂に入ってビショビショですが、ユッピーちゃんと一緒に幸せなチェリーちゃんなのでありました。

今回の件については、事実をきちんと公表した方が良いと思いますので、後日改めて詳細を報告したいと思います。


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ドタバタの原因 その2

ドタバタのとどめの一撃は、チェリーのリンパ腫疑い。

昨日、2番君のお渡しのついでに足を延ばして病院に行ってきました。
実はチェリーちゃんの様子がなんとなくおかしいので、今年に入ってからは月いち以上の頻度で病院に行っていました。
腎臓の値がその後どうなっているかも気がかりでしたし。

ですが、どういう訳か、 「おかしいのでしっかり診てほしい」 とお願いしてもらちが明かない。
血液検査をお願いしても先延ばしされるばかりで。。。
昨日も強くお願いして、ようやく検査していただけたという。

で、採血のときに、胸腺が大きい (首の辺り、通常は小さい臓器なので外側からは見えないそうです) のとお腹が張っている (内臓が肥大) 事が判明。
血液検査値も、もうメチャクチャで (涙)

疑わしいのはリンパ腫ではないかと。
とりあえずは、ステロイドを投与して経過を見ましょうという事になりました。

でもねぇ、話聞いてたら、どう考えてもこれは手遅れ。
1ヵ月前、2ヵ月前に検査してもらえていれば、だいぶ違ったかもしれないのに。

ヤッピーさんのときは何となくおかしいと思い始めてから亡くなるまでは短かった (2ヵ月くらい) けど、チェリーちゃんはもっとゆっくり進行している気がします。
ヤッピーさんのときも、何かおかしいと気にしてその間も健康診断に連れて行っていました。
けど、結局、変化を捉えることはできなかった。
二度と同じ轍は踏むまいと思っていたのに。


とにかく、今は迷っている場合じゃないし、チェリーちゃんのために最善を尽くさなければならない。
他の先生の意見も聞いてみたいし、検査機器の充実している横浜の病院で診てもらおうかと思っています。

チェリーちゃんの残された時間の事も考えてあげなくてはいけないし。

でも、もう文鳥は飼えないな、と思います。
さすがに、3羽続けて似たような病気で亡くすのは・・・ね。
ウチは環境的に何か問題があるのかしらん?

チェリーちゃん、キラキラはしていないけれど、今はまだ元気です。
水浴びもあまりしたがらなくなったのですが、今日は久しぶりにバシャバシャやってぬれネズミになっておりました。


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チェリー、再診

昨日はチェリーの再診のため、あず小鳥の診療所へ行ってきました。

ハクたんの状態がイマイチだとか、その後の人間の立ち上がりもイマイチだとか、次の土曜は誰が病院に行くのかなかなか決まらなかったのですが、なんとかチェリーちゃんが優先権を GET しました。


いつもボクだけひどい目に合うのだ

病院に着いたときはちょうどすいていて、ゆっくり診ていただきました。

今回も、付き添いでユッピーちゃんが一緒です。
診察台に上がるや否や、チェリーちゃん、またぞろ軽く発作が起きて、診察はしばしおあずけ。
「その後、どうですか?」 
と聞かれて、
「それが、いいんだか悪いんだか、よく分からないんです。
最近、ウサギの方が大変で構ってあげられないものだから、すねちゃって。
元気だけどすねているだけなのか、それともまだ具合が悪いのか、どうも分からなくて・・・」
 
と答えると、

「なんとなく具合が悪いというときに、その後、飼い主さんが “良くなっているかよく分からない”と言うときには、僕はそれはいい状態だろうと判断します。」 
とのこと。
確かに、何かあると、飼い主的にはついつい悪い方に考えがちですから、そんなものかもしれませんね。


お話している間にチェリー君、無事復活を果たし、診ていただきました。

体重 28.5g

なかなか、というか、全然、痩せません
お夜食も食べに来ないし、心配してついつい、大めにあげちゃうんですよね ^^;

「あれ、尾脂腺にかさぶたがありますね・・・」 


かさぶた

 取っていただいた、かさぶた (罫線の幅 6mm)

普通は取った後、膿だか脂肪だかが出てくるのだそうですが、チェリーはポロっとかたまりだけ取れた感じなので、ちょっと気になるとのこと。
見せていただいたら、かさぶたの跡に少し血がにじんでいました。
炎症の跡なのだろうけど、今後、尾脂腺腫瘍になる可能性もあるので、水浴びの後の羽繕いの様子を注意して見るようにと言われました。

もし、腫瘍になった場合、その部分を摘出するとして、再発や転移はあるのかお聞きしましたら、
「転移というのはあまりないんですけど、同じ場所に再発することはあります。
横浜にいたとき、3回手術して取った子がいました。」
 
ということです。
やれやれ、また心配のタネが一つ増えましたよ。

かさぶたを顕微鏡で見てくださったのですが、
「ただの膿のかたまり」 
だそうです。


この前の血液生化学検査で尿酸(UA)が高かったのが、たまたまなのか、それとも本当に高いのかを確認したいので検査をお願いしました。
それなら、ターゲットになる項目だけという事で(採血量が少なくて済むので)、尿酸ともう一つ、高値が気になったアンモニア(NH3)を測定していただきました。
(2項目測定後、まだサンプルがあるとのことで、先生お任せで肝臓と脂質系の項目も追加になりました)

チェリー血液検査

結果、尿酸もアンモニアも至って正常値。
あ~良かった。

やはり、前回は 「何となく具合が悪い」 というその状態を反映した結果だったのだろうとのことですが、腎臓の項目ってそんなに簡単に上がったり下がったりするものなのかな~という疑問も。
なかなか具合の悪い時に血液検査はできないので、先生も、何とも言えないという感じでしたが。。。
ましてや、文鳥。 ですしね。

「もう少し大きい子なら、たとえばオカメとかなら検査もしやすいんじゃないんですか?」 
って聞いたら、
「いや、オカメなんて具合の悪い時に採血したら、ショック状態から立ち直れなくなるんで、できないですよ。
かえって、文鳥くらい勝気な性格の鳥の方が検査しやすいですね。」
 
だそうです。
確かに、サブちゃんも診察の後、放心してますからね、元気なときじゃなきゃ採血なんてできないかも(笑)

まあ、でも気になりますので、来月もダメ押しでもう1回検査していただきましょうか。

爪も切っていただいて、さっぱりしました。
ついでに、せっかく来たのでユッピーちゃんも切っていただきました ^^

ちなみに、ユッピーちゃん、
体重 26.0g

こちらは順調に減っています。
産卵抑制のためダイエット中ですが、夏バテのせいか何なのか、このごろダイエット食の AR を残します。
すねすねチェリーちゃんに付き合って、なかなかお夜食も食べに来られないので、お痩せになられたようです。
とりあえずはツヤピカで問題なしなので、よしとしましょう。



AK成分表示

結果的にいらなくなってしまったのですが、事前に腎臓の療法食はないか相談していたこともあって、サンプルをいただきました。
ダイエット用の AR に比べれば美味しいので、食べてくれるのではとのことでした。
(本日、しっかり完食していました)

蛋白質が低くなっています。
ちなみに、蛋白質は AK 7.5%に対し、
ハリソンマッシュ     17%
ズプリームナチュラル  14.0%
AR             12.0%

でした。

マッシュは口にくっつくし、蛋白質と脂肪分も若干高いのでやめていたのですが、代わりになるものができて良かったです。
このところ、AR と皮付き餌だけの食餌だったのです。




チェリーちゃんの診察が終わってからは、わらわらと患者さんたちがやって来て大忙しのご様子でしたが、ちょいと油を売っておりましたら、突然、先生に呼ばれました。
何事かと思いきや、そこにはメガバクテリアの治療で他院からいらしたという文鳥さんが。
ヤッピーさんのときはどうだったけ・・・
と、しばし懐かしくお話をしました。

AGY (メガバクテリア)で検索して、当方のHPもご覧下さっていたとかで、偶然の出会いにビックリ。
やはり、それが見つかったときは何となく具合が悪かったけど、飲水投与で治療を続け、今は元気だということです。
でも、完全にはいなくならないので、本格的な治療をするかどうか悩んでいらっしゃるとのことでした。

大して役に立つようなお話もできなかったのですが、ヤッピーさんの記録を残しておいて良かったのかな?
と思いました。
本サイトの方はメンテナンスもできなくて放置状態ですし、だいぶ古い話になってしまったので、そろそろ閉鎖しようかと思わないでもなかったのですが。
(閉鎖するのも面倒でほったらかしているというのが現状だったりして

最後は待合室で飼い主同士、文鳥談議で盛り上がりました。
先生は獣医師会のご用事でお出かけになられたのですが、声をかけていただいたのも気付かずにバッチリ、シカトしてしまいました (爆)
先生、ゴメンナサイ。


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今週のぶんちょさん

腎臓が悪いんじゃないかと、疑惑のチャリーちゃん。
またぞろ、ちょいと問題発生。

カイカイができたのだ

お口にかさぶたができてしまいました。
(写真は6月3日)
口の中はもう大丈夫と先生には言われていましたが、まだダメだったみたい。

ヤッピーさんのときのようにグチュグチュしてないし、大したことはなさそうですが。。。
ペレットに戻したのがまずかったかな?



ユッちゃんに取ってもらうのだ

どうやら、コレ、かゆいようで、ユッピーちゃんに取ってもらおうと、やたらほっぺた突き出して待っています。



うっとりなのだ

でもね、ちょっとやそっとでは取れないんですね~。



やっつけるのだ

相変わらず、サブちゃんどついています。
サブ、いい迷惑。



ゴキゲンなのだ

水浴びする日も増えてきて、キゲンもまあまあ。



小さくなったのだ

かさぶたも、多少は良くなってきているようですが、こういうものは一度できてしまうと治りにくいんでしょうね。
(写真は6月7日)



たまにはこういうこともあるのだ

関係ないけど、たまにはユッピーちゃんがずっこけていることもあります。



ちなみに、今日は・・・
昨夜、鳥さんを出さずに寝てしまったので、おかんむり。
まみ~のところに来てくれませんでした (涙)



5/31 ~ 6/10 11日間の飲水量 平均値 *
チェリー   6.0g (4.0 ~ 7.5g)
ユッピー   4.1g (3.0 ~ 6.5g)
サブレ    3.9g (2.5 ~ 6.0g) ** 

* 蒸発分 (1日 3g) 差し引き後の値
** サブレは6日間の平均




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