fc2ブログ

兎鳥庵 日記

インコ2羽と ウサギ5羽にヒト1人の日常です。 - ときどき実験ウサギさん里親募集 -

りんちゃんも

チーママさまのもとへ里子に行ったりんちゃん。
りんちゃんも今日、お月さまへとお出かけになりました。

飼育崩壊した観光施設から我が家にやって来たのが2014年2月。

いぢめられなかったよ!

まれにみる大雪の年で、例年ならほとんど雪も降らないような場所なのに、すっぽりと雪に覆われて。
それでなくともお世話が回らないところへ雪のダブルパンチで、連れ帰った時にはそれは哀れないでたちで。
初めは、茶色の毛が混じった子なのかと思ったくらい。

毛並みはボロボロ、ずっと汚水に浸かっていた足は洗う甲斐なく、背中には膿がたまり、歯は重度の不正咬合・・・
三重苦、四重苦のりんちゃんでしたが、いつかツヤピカの美ウサになって、優しい里親さまが見つかるといいな~
と願っていました。



今日もヤなことされたから、キゲンが悪いよ

もう誰もいじめないんだから、安心して暮らしていいんだよって言っても、いつもこんなお顔のりんちゃんでした。
精いっぱい、強がって生きていました。



すぐそういうことする!

それでも、人との暮らしもそんなに悪くないなって、内心は思っていたんだろうな~
って思います。

りんちゃんのテーマソングがあって、
りんりんりりんりんりんりりんり、りんりんりりんりんりりりりん♪ (古っ)
って歌って踊りながらお部屋に入って行くと、ほんのちょっとだけ嬉しそうな顔してましたっけ。

適度に放置されて、たま~に可愛がってもらえる我が家の環境は、それなりにりんちゃんには合ってたんじゃないかなとも思います。
でもね、蝶よ花よと可愛がられ、めいっぱいの愛情を注がれてって、そんな暮らしを一度はさせてやりたかった。
産まれてこの方、何一ついいことがなかったりんちゃんに、最後は幸せにぬくぬく暮らしてほしかった。

きち先生に、
「この子は里子に出すのはお勧めしません」
って言われて、半分あきらめかけたりもしたけれど。
ウサギの神さまが、思ってもみなかったようなご縁をつむいでくださって。

長生きはできないって先生の言葉は信じたくなかったけれど。
強運のりんちゃんだもの、環境が良くなればきっと・・・って希望も持っていたけれど。
今思えば、産まれた時からそういう運命にあったのでしょうね。

無責任に先天疾患のある子を生み出したのも人だし、
その子を全力で愛し守ったのも人でした。

たくさんの偶然と心ある方々に救われて、りんちゃんは限られた命を精いっぱい生き抜きました。
本当によくがんばりました。


りんちゃん、お月さまではね、みんなと仲良く暮らすんだよ。
誰もいじめないんだから、強がって 「ぶっ」 って言わなくたって大丈夫なんだからね。
シジミ君には、あのときはごめんねって、ちゃんと謝るんだよ。
ユキちゃんとこゆちゃんにも、ちゃんとご挨拶するんだよ。

それからね、ライオンズのおじちゃまたちがね、団子遊びを教えてくれるからね。
ぶっちゃんはホッピングを教えてくれるよ。
逃げるために走るんじゃなくてね、楽しいなジャンプをするんだよ。
イチ姉さんは女王様の作法を教えてくれるからね。
みんなで楽しく暮らしてね。

じゃあね、りんちゃん、ありがとう!
りんちゃんのために手を尽くしてくださいましたチーママさま、心から感謝!!!です。


PageTop

りんちゃんの里親募集再開

上の里親募集記事では先週よりご案内していましたが、りんちゃん、募集再開しております。
記事の 「つづき」 の方にこれまでの経過を簡単にまとめましたので、興味のある方はご覧ください。


我が家に来たころとはまるで別ウサのように、すっかりきれいになったりんちゃん。
この頃は、お世話のときに甘えてくることもあり、日に日に可愛くなってきています。
しかし、健康状態については、依然、問題があることには変わりないので、その辺の状況をお知らせします。


11月29日(土)の健康診断のときに、先生にお話を伺いました。

体重は 1.32kg

りんちゃんについて懸案となっているのは、右側臼歯の不正咬合と、避妊手術の際に発覚した心肺機能の問題。

不正咬合については、半年以上、処置なしできていましたので、なんとかこのまま落ち着いてほしいところでしたが・・・。
診ていただいたところ、今回は切っておきたい感じとのことで、右上の伸びている歯をカットしていただきました。
変に伸びているのは1本だけなのですが、対応する下の歯の伸びが悪いために上の歯が伸びてしまう状況です。

初めの頃に比べれば、かなり改善はされてきていますが、定期的にチェックして処置していかないと、また伸びてきて口の中を傷つける可能性はあるとのことです。


先生に、結果が良ければ里親募集を再開したい旨お話しして、再度、レントゲンを撮っていただきました。
この半年ほどで少しでも改善が見られれば、この先のお世話次第では、 「普通のウサギ」 に戻れるかもしれないという、かすかな期待を抱いて。

しかし、残念ながら、結果は前回からほとんど変化なし。

心臓が寝ている (普通はもう少し立っているが、肥大しているため転んでしまう状態)
気管の周りにもやもやとした影がある。
食道、大動脈がくっきりと写っており、石灰化が進んでいる。


といった状況です。

心臓は、もう半回りほど小さくてもいいそうです。
イヌなんかですと、心臓の大きさの比率で病状を判断できるそうですが、ウサギではまだそういう判断基準がないとのこと。

イヌネコの場合、このようなケースでは上皮小体機能亢進症が疑われるそうです。
カルシウムの代謝異常が起こるそうですが、ウサギの場合は食べたカルシウムを全部吸収できるので、イヌネコと同等には考えられないそうです。
ただ、同じような状況になると仮定すれば、将来的に腎不全を起こす可能性があり、そのときには、ストンと急激に悪くなるので予兆をとらえるのは難しいとのこと。
つまりは、突然、パタッと倒れて亡くなってしまう、そういう可能性もあるということです。

なぜ、先生がそこまで言われたかといえば、里親となる方のことを思ってのこと。
引き取ってすぐに (たとえば、次の日にでも) 亡くなってしまったとき、ショックを受けるだろうし、悲しい思いだけをさせてしまうことになりかねないと。
突然死の心配があることは、あらかじめ了承してもらった方が良いと。

でも、穏やかに暮らしていれば、何事もなく生きていける可能性もあるわけで。
自分としては、そちらにかけたい気持ちではあります。


ウサギは動脈硬化のモデル動物にもなるくらいなので、遺伝的にそういう体質の家系があることも十分、考えられるそうです。
りんちゃんが4歳以下であることは確かなので、それでこの状況、というのはそういうことなのかもしれません。
レスキューが始まる前、亡くなった大人ウサギがいたというのも、状況証拠的には符合します。

「里親さんに渡されるときは、8歳くらいと言った方が良いかもしれません。」
とは、先生からのアドバイス。

そして、もう一つ。
「早いうちからシニアを食べるのも手です。」
ということです。



以下、11月3日のりんちゃんです。
(ごめんなさい、設定を間違えて、写真が小さくなってしまいました)

お野菜もらったよ♪

この頃、少し、可愛げというものを身につけました。



おいちい♪

一時、ウンチがゆるい時がありましたが、今は改善して、快食快便です。



ウサギ修行中だからね

意志の強そうな、キッパリとした顔つきです。



自分じゃ普通のウサギのつもりなんだけどね

完全に仕上がるまでには、まだもうちょっとかな?


とまあ、こんな感じです。

問題の多い子ですし、早死にした時のことを思えば、このままうちに置いておく方が良いのかもしれません。
でも、もし、全てを納得の上でこの子を受け入れてくださる方があるなら・・・
と、りんちゃんにはまだチャンスを残しておいてあげたいと思っています。


PageTop

ぽこ&りん 通院の記録

ぽこ&りんちゃんも、9月6日に健診してもらってきました。


まずは、ぽこちゃんから。
ぽこちゃんは、3週間ほど前にペレットを詰まらせて大変なことになったので、念のため診ていただきました。

体重 2.04kg

まずは、歯を見てくださって。
「引っかかるような歯じゃ、全然ないですけどね・・・。」
臼歯の状態によってはペレットが歯に引っかかって詰まりやすいこともあるそうですが、ぽこちゃんの歯は全然キレイということです。

「でも、あせって食べて引っかかることもあるかもしれませんから、少し削っておきますね。」 と。
歯のてっぺんの尖っているところを少し削って台形にすると、引っかかりにくくなるそうです。

「2週間くらい引っかからなくなって、その後また、ということでしたら、歯が原因ということになります。」


2日前にいらしたウサギさんは、飲み込みが悪いということで、レントゲンを撮ってみたら腫瘍が見つかったそうです。
まれにそんな場合もあるのですが、ぽこちゃんの年齢ではまだ腫瘍の心配はないそうです。


あと、ちょっとビックリの話。

爪切りの後、食欲がなくなったとかペレットを詰まらせたというウサギさんが立て続けに4人来院されたことがあるそうです。
それが、深爪をしてマキロンで消毒したのが原因だったとか。
そろいもそろって、飼い主さんの職業が看護師さん、ウサギさんはネザーさんだったそうで。

先生によると、マキロンには痛みを抑えるために微量ですが麻酔の成分が入っているので、それで舌が麻痺してしまったと。
付けたのは爪でも、ウサギはグルーミングのときに手をなめるので、それでやられてしまうそうです。
症状が出るのが遅いので、大抵は翌日になって気付くのだそうです。

「人間の薬には小細工してあるものがあるので、注意が必要です。」
とは、先生の弁。

でも、そんなの知らないですもんねぇ、普通。
看護師さんだって知らないんだもの。

確かに自分じゃ、エタノールとかイソジンとか、ラボで使っているのと同じようなものしか使わないようにしていますけど。
でもそれは、ウサギの方が多いからウサギ目線の薬をそろえて置いて、人間もそれを使わせてもらうというスタンスだからであって。
一般のご家庭では、人間用のしかなかったりしますよねぇ。。。

でも、先生も、
「さすが、看護師さんですね。
そんな、いちいち消毒するんですね~」

なんて感心していらっしゃいました。

うん、自分は深爪したくらいじゃ消毒しない。
クイックストップつけて終わりです。
昔、クイックストップがなかった頃は、小麦粉かお線香でした(爆)
今どき、お線香で焼いたりしたら愛護法違反でしょうかね。
(幸いにして、実際にやったことは、なかったです)



さて、一方のりんちゃん。

体重 1.28kg

前回とどんぴしゃりの体重 ^^
りんちゃんは、お子様用ペレットは卒業して、大人用のを大人の分量であげています。
固い牧草も、モリモリ食べるようになりましたが、一応、シルバーブルームは続けています。
少しでも、歯の状態が良くなるといいですから。

で、気になる歯の方は・・・

相変わらずヘンだけど、噛み合わせは合っているので、このまま処置なしとなりました。
前回も、前々回もそうでしたから、これで歯の状態は落ち着いたのかもしれません。

良かった、良かった、と喜んでいたら、

先生、りんちゃんの毛をかき分けながら、
「皮膚の状態があまり良くないですね。。。」 と。

確かに、アンダーコートが薄くて毛もまばらだし、フケっぽい。
それで、ふわふわに見えるのかな?

どうしたらいいのかしらん?
と思ったら、やっぱり、納豆菌スプレーがいいそうで。
ずぼらな飼い主で、どこまでできるか分かりませんが、ときどきシュッシュしてあげましょう。

でも、手術のとき、紫色だった耳の血管もきれいな色になったし、まあ、上々でしょうか。
半年くらいしたら、もう1回レントゲンを撮ってみてもらってもいいかなと思っています。




PageTop

りんのこと

りん&ふくちゃん、23日に避妊手術が終了しました。


手術の1週間前に術前の健康診断に連れて行ったところ、最後に先生が
「りんちゃんは、ちょっと子宮が心配です。」
とおっしゃったのが引っかかっていました。

きちんとした年齢も分からない子ですので、すでに子宮がんになっている可能性もありました。
もし、そうだったら、進行の度合いにもよるけど、募集は打ち切るかな~という気でおりました。

手術当日、午前中に連れて行くと、勤務医さんがちゃきちゃき預かってくださって。
午後の勤務開始時間に間に合いそうだったので、自分はそのまま仕事へ向かいました。


そして、ちょうど仕事を始めようとした13:30、携帯が鳴って、先生からのご連絡。

「お年の方の・・・りんちゃん、麻酔がすごく不安定で。
採血のときも動脈血をとっているのに、まるで静脈血なんです。
それで、レントゲンを撮らせていただいたんですけど、心肥大と肺に腫瘍みたいな影があるんですよ。
心臓は、まるで8歳、9歳の心臓って感じで。
もしかしたら、手術しても痛い思いをするだけになってしまうかもしれません。
やめてくれということでしたら、やめますが・・・。」



暑い中、車を運転してきた後で頭がグルグル回っていたんですが、先生が何をおっしゃっているのかはすぐに分かりました。


子宮がんが肺に転移している。


もしかしたら・・・
とは思っていたけれど、すでに肺にまで行っているという事態は想定外でした。


「え、、、だって、せいぜいまだ3歳か4歳かそのくらいなのに!?
でも・・・実際に開けてみるまでは分からないですよね?
もし、そうだったら、どっちみち助からないのかもしれませんが・・・。」


「肺の影も腫瘍と決まったわけではないので。
石灰化しているだけかもしれませんし。
ただ、僕の経験では、2歳半ですでに肺に転移していた子を見ています。」



一瞬、迷ったけど、でも、 「それなら、やめてください」 とは言えなかった。


9割9分アウトなのかもしれない。
でも、ここでやめたら、りんちゃんのわずかな可能性をつぶしてしまいそうな気がして。

無理に手術を強行して、結果、手の施しようもない状態だったら?
私はなんと無慈悲な飼い主なのだろう?
でも、自分としては、可能性がある限り手を尽くすべきだという思いがありました。


「血液検査値の方は異常ありません。
肝臓も腎臓も大丈夫です。
手術中はずっと酸素の圧をあげてやりますので、麻酔の心配もありません。
手術は問題なくできますから。
今、もう剃毛を始めているところですから、じゃあ、やりますね。」



先生も、私がやめてくれとは言わないことを知っていて電話をかけてくださったのでしょう。
やるべきでないと思ったら、こちらが頼んだってやってくださらない先生です。
そこまで準備を進めたうえで連絡をくださったということは、先生ご自身もやった方が良いという判断なのでしょう。

りんちゃんの強運を信じて、すべてを先生にお任せすることにしました。



間に合わなかった。
間に合わなかった。
なんで、引き取ってすぐに手術をお願いしなかったんだろう?
ボロ雑巾みたいにどろんどろんで痩せこけていたとしても、あの時すぐにやっていたら、転移だけは免れていたかもしれない。

その後、半べそかきながら仕事をしていたのは、いうまでもありません。

おそらくは、りんちゃんの余命宣告を聞くことになるのであろうと、仕事を終えてから病院へお迎えに行きました。




こっちはもう、どよーーーんと暗かったんですが、診察室に入ると、なんか、先生、さわやか?

2人とも、問題なく手術は終わったそうです。
ただ、りんちゃんは、卵巣が癒着していて取り出すのがものすごく大変だったとか。
それに、突然急にお腹が動き出したりとか、なかなかスリリングな手術だったようです。


術後はずっと酸素室に入って、痛み止めのメタカムとプリンペランも飲ませていただいたそうです。


りんちゃんは、体温の上りがすごく悪いので、ケージにボード型のヒーターを入れるようにとのことです。

うげ、このクソ暑いのにヒーター!?
と思いましたが、それだけ状態が悪いのでしょう。

そもそもが麻酔が不安定だったということと、それだけ体温維持の難しい子を術中、コントロールするのはさぞ大変だったことだろうと頭が下がりました。
こういう子は麻酔から覚めないことも、普通にあるでしょう。


「具合が悪いとすぐに冷たい方へ行こうとしますから、気を付けてください。
ヒーターのある場所とそうじゃないところを自分で選べるようにしてください。」

とのことです。



さて、懸案の子宮ですが・・・


何でもなかったそうです。


目の前にブツを出されても、何でもなかったというのがにわかには信じられず(爆)


りん  ふく 
 閲覧注意! 見たい人はクリックしてください。 左がりん、右がふく)


どう見たって、どうもないのだけど。

「組織検査に出してみようかとか、そんなことも思わないくらい?」
って聞いてしまいました。


じゃあ、肺の影は何だったんだ???


と思ったら、レントゲンの画像を見せてくださって。

肺にポツポツとまだらに白い影があって、
「てっきり、砲弾転移かと思ったんですけどね。」 と。

心臓もすごく大きいのだけど、ただ、脂肪がついて大きく見えている可能性もあるとのことです。
(もしかして、ちょっと、食わせすぎた!?)

「それで、気管の石灰化がすごいんです。
白くくっきり写っているでしょう。
4歳くらいまでは、普通はきれいなんですが。。。」


要は、レントゲンの画像を見る限り、りんちゃんは高齢だってこと。

「いや、苦労の多い子でしたからねぇ・・・。」
って、そういう問題かって自分で突っ込みたくなりましたが。

先生も4歳でこの状態というのはあまり遭遇しないらしく、
「4歳で心臓の薬ってのもどうかと思いますしねぇ。。。」
と、首をひねっておられました。


りんちゃんの心臓と肺に何が起こっているのかは分からないので、今後、注意して経過観察するよりほかないようです。




わたちの居場所がないじゃん

  帰宅後のりんちゃん。

ケージの中にヘンなものを敷かれて、超絶不機嫌です(笑)

敷くタイプのヒーター、確か前に はるちゃんのために買ったのがあったよね?
と思ったのですが、どこにしまったのか、なかなか見つけられなくて。
我が家ではすごく不人気なので、すっかりお蔵入りしていました。

不安定なのが不評の原因であろうと、バスマットにくるんでガタついたり滑ったりしないようにして入れてみました。

初めはこんな顔してましたけど、案外良かったらしく、翌朝、起きてみたら、しっかり上に乗ってくつろいでいました ^^
特別扱いしてもらったのが嬉しいのか、ちょっと得意そうでもありました。


術後の立ち上がりを先生はすごく心配してくださったのですが、本兎、ケロッとしたもので。
その後、食欲、元気、全く問題なしです。

ただ、いまだにヒーターの上にいるんですよね。
もう、いいんじゃね?
って、まみ~は思うのだけど。


この子はどれだけ元気そうに見えても、実はとってもしんどい思いをしている、そういう子なのかもしれません。
もしかしたら、息が苦しくても、苦しくないふりをしているのかも。
いつも強がって、何でもないふりをして。
そうやって、あの過酷な環境を生き延びてきたのかな?
そう思うと、とても切なくなりました。

でも、子宮が何ともなくて良かった。
これで、心配の種は一つ減りました。

あの状況なら、普通は手術なんてしてもらえないところでした。
「こんな怖い子、お断り」 と普通なら言われてしまうような子でした。
腕のいい先生に診てもらえて、やっぱり、りんちゃんは強運です。


PageTop

ユキ、りん&ふく、通院日

3月29日(土)はきちさん通院日。

今回は、常連のユキぴょんに加え、りんちゃん、ふくちゃんの3人。
ユキぴょんは、いつもどおり前歯の処置をしていただいて、終了。


ふくちゃんは、ちびこがうまく育ってくれていたなら、まだ連れて行けなかったのですが、いなくなっちゃいましたから、幸か不幸か、みんなと一緒のタイミングで健診をうけることができました。
出産してからの3日間のことも先生にお話ししたのですが、
「そうなんですよ、どういうわけか、みんな冷たいところに行っちゃうんですよ~。」
とのこと。

「お乳も張ってますね、かわいそうに。」

その辺の感覚は、子供を産んだことのある人じゃないと分からないのではないかとも思うのですが、やっぱり、つらいのかな?

首筋の毛がすごく薄いのが気になっていたのですが、こういうのは割とあるそうで(ブリーダーさんは「汗をかく」というそうです)、妊娠出産でホルモンバランスが変わったとか、ダニのこととか、原因はいろいろ考えられるので、まずはダニの薬をやって、それで様子を見る感じでいいそうです。
先生は、カビのような気がするとおっしゃっていましたが。。。



そして、懸案のりんちゃん。
その後、膿の袋ははじけることもなく維持していたのですが、1週間くらい前に触った時に、なんとなく膿のたまっている位置が下がってきているんじゃないかという気がして心配していました。
消費増税前の決算期ということで仕事も休みがとれなくて、そのまま1週間、引っ張ってしまいました。
こりゃもう、手術も急いでやっていただかないといけないんじゃないかと思ったのですが。。。

「これ、ちょっと出てきてますね。
今日、やってしまいたい感じですね。」


と、先生が患部を触ると、確かに膿が出てきます。

膿瘍の処置 1

白くぽちっと出ているのが膿。

周りの毛をチョキチョキ切って、


膿瘍の処置 2

シリンジで膿を吸い出し(シリンジ1本分いっぱいに出ました)、


膿瘍の処置 3

イソジンを注入し、


膿瘍の処置 4

中を洗浄・消毒。


膿瘍の処置 5

最後に抗生剤で中をぬぐって、終了。

原発がここなら、これでもう良くなるはずとのこと。
しばらく抗生剤の投薬をしなくてはいけないのかと思いましたが、それも不要とのこと。

やれやれ、助かりました。
すっかり、手術はしなくてはならないものと思い込んでいました。
やっぱ、きち先生、魔法使いみたい。


不正咬合の方は、前回、あんなに切ってもらったのに、やっぱり、全然ダメみたい。
伸びすぎている上の歯を切っていただいたのですが、短かった下の歯が伸びてくる気配はないそうで。
今回も、大きく曲がって伸びてきた歯を切っていただきました。

ただ、歯の方も、きち先生なら、無麻酔で処置できてしまうレベルのようで、この辺も助かるところ。
きち先生も麻酔下で処置しなくてはならない時には、はっきりそうおっしゃるので、このまま定期的に処置していただくことになるのかな?
という感じです。


歯と膿瘍といずれも手術を回避できて良かったのですが、でも、この子はすんなり里親さまが見つかるとは思えないので、避妊手術はこちらでやってしまおうかと思っています。
できれば、ふくちゃんと一緒に出来れば、手間がないのですが。

膿瘍の回復状況も見ながら、決めて行こうと思っています。



傷口

帰宅してからの写真。
すっかり、傷口は乾いています。



お薬

ダニのお薬は、3人分いただきました。
週一で4回、投薬します。
皮膚の状態が完全に良くなるのは6週間くらいかかるそうで、他の子たちと遊べるようになるのはその後ということになります。



びょういんにいったんだよ!

帰宅後のふくちゃん。
病院では、ちっちゃくなって固まっていましたが、お会計の頃には慣れてきたのか、閉め忘れたハッチからこんな感じで顔をのぞかせて愛嬌を振りまいていました。



イヤなこといっぱいされたんだよ!

りんちゃんは、持ち前の頑固っぷりを発揮して、先生が口の中を見ようとしても、
「いやです」
と、キッパリ(笑)

やってもらうと楽になるんだからさ~ って思うんですが。



あたしは、やさしい人にたくさん可愛がってもらったんだよ!

オマケで、らんちゃん。
らんちゃんにお声かけくださっている方が、以前、きちさんに通われていたとのことで、わざわざ顔を見に来てくださいました。
みんなが診察してもらっている間、ずっと可愛がっていただきました。
病院もそこそこ混んでいて申し訳なかったのですが、快く、場所をお貸しいただいて、ありがたかったです。

という訳で、3人娘、それぞれ順調です ^^

PageTop

らんちゃんは150点♪

昨日は、ウサギたちの健診にきちさんへ。

ちょうど、我が家のメンバーと新人ダッチ君たちの健診が一巡したところでしたので、ユキに加えてネザーズの2人を連れて行きました。


ユキぴょんは、前回、壊死していた部分については、すっかり良くなっていました ^^
いつもの通り、前歯を処置していただいて終了。



次はネザーズ。
「問題なさげな子と、問題だらけの子がいるんですが・・・。」

「じゃあ、なさげな方から行きましょう。」

ということで、らんちゃん、診察台へ。

らんだよ
 写真は、我が家に帰ってから撮ったもの。ちょっと不機嫌かも(笑)


事情を説明しながら診ていただいていたら、
「ダニがいそうだな。」 と。

「ええ、ダニがいるって話です。
この前、りんちゃんがシンシアさんで診ていただいた時もヅツキダニがいて。
でも、妊娠しているかもしれないというので、お薬はやめてもらいました。」


「そうですね。
影響が分からないですからね、やめておいた方がいいですね。」

ということで、検査すらされず(爆)


妊娠しているかも診ていただいた(触診)のですが、胎動は確認できないとのこと。
「大丈夫かな~と思いますけど、前に大丈夫ですって言ってから1匹だけ産まれちゃったことがあるんで。
あと2週間、様子見ですね。」


そもそもが、「昨日産んじゃった」という子と同じ場所にいて、次の日にはどっちがどっちか分からなくなってしまったという状況で、多分こっちがまだのやつだろうってなもんで連れて来たので、その時点で確率1/2だったのですが。
それに、らんちゃん、めっぽう気が強いので、雄が乱入してきたとしても、よほど気に入った相手じゃなきゃ、ケリを入れて追っ払ってそうな感じの子ですしね。

診察の間、待合室でダンダンやってる子がいて、
「なんだろう? ダンダンやってるな~」
と、きち先生が気にされていたので、

「そうそう、待ってる時に後から来たロップちゃんのキャリーがウチのと向かい合わせだったんですよ。
そしたらもう、2人でガン飛ばし合いっこしてて。
ロップちゃん、ずっと怒ってました。」

と、事の発端を説明したのですが。

でもね、ウチにいるときは超強気のらんちゃんが、病院では小さくなっていて初めはロップちゃんに押され気味。
ちょっと、笑ってしまいました。
その後は、ちゃんと盛り返していましたが。


最後に歯を診ていただいて。
前歯はOK。
臼歯は・・・

「おー、きれいだ。 150点!」
だそうです。

ああ、良かった♪
これで、安心してこの子は嫁に出せます。
歯は一生ついて回るので、歯がダメな子は里子に出しにくい。

きちさんだから、毎月歯科処置に通っても大した負担にはならないけれど、1回の処置に麻酔料も含めて数万円かかるようなところもありますから、そうなると、ウサギさんにも飼い主さんにも負担がかかりすぎちゃう。

妊娠の可能性も低そうだし、あとはダニダニを退治すれば完璧です ^^





そして、懸案のりんちゃん。

りんだよ

実は、先週はとんでもなく忙しくて、ウサギたちのお世話は最低限しかできなくて。
りんちゃんの背中の膿も気になっていたけど、なんとなく見た目きれいだったこともあって、そのままになってしまっていました。

シンシアさんでの診断結果をお伝えして、
「ウチに来たときはぐじゅぐじゅだったんですけど、消毒したら傷口がふさがっちゃって。
もしかして、消毒しない方が良かったのかな~なんて思ったりしたんですが・・・」


「そうですね、そういう場合もありますけど。」

きち先生のお見立てでも、ヘタにいじるよりはさっさと取ってしまった方が良いとのことで、妊娠の有無が分かってから手術の日を決めることになりました。
りんちゃんの場合、手術前から抗生剤を飲ませなくてはならないそうです。


りんちゃんも再度、胎児がいないか診ていただいたのですが、今回もなさそうとのこと。

年齢のことも、
「成毛先生には少なくとも1歳には見えない、そこそこ行っているんじゃないかって言われたんですけど、どうでしょう?」
とお聞きしましたら、

「いや、意外に若いんじゃないですか。
毛並みがこんなだから年とって見えるけど、白内障もないし。
4歳ってことはないでしょう。」

とのお返事。

じゃ、間をとって、2、3歳ってことで (^^;;


不正咬合の臼歯は、下の歯が短いので上が伸びてきてしまっている状態だそうです。
3本ほど、いつもより大きいニッパーでパチパチと、かなり大胆に切っていただきました。


「これで、上の歯と下の歯の間に隙間ができましたから、下の歯が伸びてくれるといいんですが。」

きち先生は、単に当たっている部分を切るというのではなく、周りの歯があるべき場所に伸びて行くように道を作るような感じで切ってくださいます。
無逸君の歯のときにしみじみ思ったのですが、やはり、歯のことはきち先生にお任せするのが一番です。

りんちゃんの歯が今後どうなっていくのかはまだ分かりませんが、長い間見過ごされてきた不正咬合ですから、1回や2回の処置で良くなるというのも考えにくいかな~と思っています。


歯の方に余裕ができた分、手術もそんなに焦ってすることもなさそうなので、次回の健診の際にもう一度見ていただいてから決めることにしました。
どの道、りんちゃんは長期戦ですしね。
ちょっと今、自分の方に余裕がないので、無理のないようにいこうかと。


次回まで1ヵ月あるので、その間、りんちゃんの膿はどう対処したらいいのかを確認しました。
傷口がふさがっているので、その時点で、かなりパンパンな状態になっていました。

膿はこのままそっとしておくのがいいそうです。
絞ると隙間が空いて、そこにまた膿が漏れ出して別の袋を作ってしまう可能性があるのでと。
その袋が皮下にトンネルを作って移動して、お腹側に膿もがたまるという事態に発展することもあるそうで。
今は膿が菌をうまく封じ込めている状況なので、いじらない方が良いと。

「もし、傷口がまた開いてしまったらどうしたらいいでしょうか?」

と聞きましたら、
イソジンをレモンティーくらいの濃さに薄めて、傷口を洗浄するようにとのことでした。

その時はなんだかすごく納得して、
「はい、分かりました~♪」
なんて言って帰ってきたのですが、後で考えたら、レモンティーの濃さってどんなんよって(笑)
何パーセントとか言ってくれた方が、分かりやすいんですが。
まあ、ストレートティーよりは薄いってことで!?




この日のお支払いは、3匹あわせて 7,350円也。
里親募集の子については、いつもサービス価格でやってくださるのですが、今回ばかりは
「ちゃんととってください。」
って言わなきゃダメだったな~と。
(だって、この前はりんちゃん1人で同じ値段だったんですもん)

実験ウサギさんのことだから、きち先生も応援したい気持ちがおありだろうと、ありがたく甘えている部分もあったのですが、こっちも身の丈でやっていかなくてはならないことで、善意に頼りすぎてはいけません。



おひなさま

きちさんの待合室には、チーママさま作のお雛さまが
(背景がちょっとなんですが)

もう、お雛祭りだったんですね。
ウチのお嬢さんたちにもお雛さま、作っていただいたのに出していませんでした

ちょっと、余裕なさすぎだわ~
と、あっちもこっちも、反省しきりなのでありました。

PageTop

りんちゃんの状態

前回の記事で簡単にご報告しましたように、りんちゃん、2月19日に背中の傷を診てもらいに病院へ連れて行ってきました。

箱根はさすがにノーマルタイヤでは越えられないし、東名も通行止めが解除されたばかり。
病院へ行くルートが2つしかないというのは痛いです。


背中

18日の写真。

16日に連れて来たときはケージのセッティングで精いっぱいで、きれいにしてあげる余裕もなかったのですが、ようやくお風呂に入れて足の汚れを洗い流しました。
何回変えても、お湯はまっ茶色に
しまいには、りんちゃんのイヤイヤがマックスになって、完全に落とすのは諦めました。

背中の方は傷があるので触らないで置いたのですが、下半分を洗って軽くタオルで拭いてやると、少しさっぱりしました。
でも、かさぶたのふたが取れて、また膿が・・・。

一時は、「うみちゃん」という名前にしようかとも思ったのですが、さすがにそれは可哀想なのでやめました。
膿が後を引いても困りますしね。



傷口

単純に傷が膿んでいるだけなら近くの病院で応急処置をしていただく感じでいいかなと思っていたのですが、ちょっとイヤな予感がして。
何ヵ月もこの状態って、やっぱり、良くないものかも・・・と。

とりあえずは、膿を出して消毒してやったのですが、次の健診日(3月1日)までは待てない感じです。

でも、ちょうど仕事が忙しい時で休めない。
本当は初めからきち先生に診ていただきたいところでしたが、それは諦めて、シンシアさんで診ていただくことに。
シンシアさんは予約なしでいいのと、夜も8時までに入ればOKなので、定時即行すれば何とか滑り込めます。

そんな訳で、週のうちで唯一、早く帰れそうだった19日に東名高速飛ばして行ってきました。



まずは、以前お世話になった、はるの報告とお礼ををして。
昨年の1月に亡くなったことと、病理検査の結果、抗酸菌感染症であったことを伝えると、

「へぇ、それは珍しい。
それで、、、人間は大丈夫だったんですか?」


「ええ、人間は何ともなかったんですけど、その後、ウチのウサギがみんな感染しちゃって・・・エライ目にあいました。
次から次へとみんなくしゃみし始めちゃって。
普通のウサギならそんなに感染するものじゃなかったのかもしれないんですけど、ウチのはみんな実験のウサギなので免疫がなっかったのかもしれません。」


「そうですね、それはあるかもしれないですね。」

「で、やっとそれが一段落して一息つけたので、この子たちを引き受けることにしたんです。」



「元々は小屋で放し飼いだったみたいなんですが、私が引き取りに行った時にはケージに入れられていて。
スノコもなくてチップが敷いてあったんですが、全然足りてなくてオシッコの中に座っているような状態だったんです。
だから、足の裏もちょっと・・・な感じになっちゃってて。」


「確かに、イヤな感じですね。。。
これで落ち着いてくれるといいけど。」




足

18日の写真。
(これでも、一応、洗った後)



足足

足の内側も尿焼けでハゲています。



まずは、聴診器を当てて、
「胸の音は大丈夫です。」

「少しフケっぽいので、ダニの検査をさせてください。」


「はい。 ダニはいるって話なのでいると思うんですが、妊娠の可能性もあるということなので、お薬はやめた方がいいのかなって思っています。」

結果、ヅツキダニがいたのですが、用心してお薬はやめにしてもらいました。
先生としては、ダニは成敗しておきたいと思っていらっしゃるような雰囲気でしたが、やるなら3匹一緒の方がいいですし。

「はるちゃんのときも、ツメダニ全世代って言われましたけど、結局、誰にもうつらなかったんです。
弱り目に祟り目って、まさにこのことだなって納得したんですけど。」


ライオンズ3兄弟を引き取った時もヅツキダニがいて、そのときは経験がなかったから大騒ぎして子ウサギだったハクたんを除く全員に予防投薬したりした苦い経験がありました。

先生は飼い主への被害も考慮して投薬した方がいいとおっしゃってくださるのですが、ダニがいようがゲジゲジが降ってこようがあまり気にしないヒトなので、あえてリスクを冒す必要もないかな~と。

いえね、仕事でウサギの生殖試験なんかも手掛けていますので、胎児に影響が出たときの状態ってリアルに想像できてイヤなんです。
ヘタをすれば、母体にも影響は出ますし。
ダニでウサギは死なないけれど、薬で死ぬことはありますから。


とりあえず、触診では胎児はいないようだとのことで、ホッとしましたが。
全身状態も悪そうだし、これで妊娠してたら可哀想です。



次に歯科チェック。
前歯はOK。
臼歯左側もOK。
が、、、その後、やや間があって。

右側は、激しく不正咬合とのこと。
ほっぺたがえぐれている状態でした。
無麻酔で処置できるレベルではないので、麻酔下での処置が必要になるそうです。

どうりで牧草を食べなかったわけです。
他の2人はバクバク食べているのに、りんちゃんだけいつまでも残ってる。
痛くて食べられなかったんですね。
ペレットはすごい勢いでぱくついていたので、そんなこととはつゆ知らず。



そして、最大の懸案であった背中の膿。
膿瘍でした。


説明書1

皮下に膿の塊があると。

ただ、幸いにも筋肉組織にまでは達していないので外科処置で解決できるそうです。
手術が嫌なら、抗生剤の投薬、定期的な圧迫排膿と消毒が必要になるそうです。
でも、膿は袋の中にたまっているので薬は届きにくいと。

実験ウサギさんでは膿瘍なんて経験のしようもないので、そもそも、何で膿瘍になるのか?
とお聞きしたのですが、

原因は分からないけれど、たとえば、ダニがいて痒くて掻いているうちに傷ができたとか、ケンカして噛まれたとか、交尾した時にオスに噛まれたとか(そんな辺りですね・・・)で菌が入ってということのようです。



説明書2

年齢が1-4歳と大雑把にしか分からないので、麻酔のリスクは若干高いそうです。

何歳くらいに見えるか?
ということもお聞きしたのですが、
「少なくとも1歳には見えない。
そこそこいっているのでは?」

とのことでした。

まあ、3、4歳といったところでしょうか。

確かに言われてみれば、皮膚の張りや毛艶を見れば、らんちゃんに比べてだいぶ見劣りがしますものね。
怪我や衛生状態のことを差し引いて見ても。
過酷な条件下にいたので、実年齢よりは老けて見えるというのもありかもしれませんが。


ご縁を待つにしろ、ウチの子にするにしろ、しっかり治しておかないとというのはあるので、手術をすることになります。
ただ、麻酔のリスクを考慮して、1回の麻酔でできることは全部やっておいた方が良いと。

膿瘍の切除、歯科処置、避妊手術。
3点セットで手術するのが良いと。

「裏も表も前も・・・全部ですか!?」

思わず、
「ねぇ、大丈夫?」
って、りんちゃんに聞いてしまいました。

「強い子だから、大丈夫でしょう。
ね、頑張れるよね?」

って、先生は言ってくださいました。

こんな状態でも元気そうに振舞っていたりんちゃんですから、大丈夫ですね。


問題は、いつ手術するか?
ということになりますが、先生はなるべく急いだ方が良いと。
理由は、不正咬合がひどくて、これ以上痛い思いをさせるのは可哀想だから。

でも、もし、妊娠していたら?
ということを考えれば、タイミングが難しい。
もし妊娠していたとしても、さわっても分からないくらいの今なら危険なく手術できるのでしょう。
開けてみたら妊娠末期だったというのが一番リスキーだそうです。

何が何でも子どもは助けなくてはならないとは考えないけど、りんちゃん自身の安全は最優先です。
ただ、その時はもう少し待ちたい気がしたので、きち先生とも相談してから決めることにしました。
実際、手術をするにしても、きち先生にやっていただきたいですし。


成毛先生にはいつもつなぎの役で申し訳ないと思いつつ、正直、我が家の経済状態ではきち先生の所じゃないとやっていけないというのもあったりして。
(決してシンシアさんが高いというのではなく、きちさんが安すぎるのです・・・)

という訳で、あと10日間持つ程度に無麻酔で歯をカットしていただいてきました。



それでもすぐに牧草が食べられるようになる訳でもないので、しばらくはペレット牧草でということになりそうです。
もしかして二番刈りなら食べられるかも?
と思って入れてみましたが、イマイチでした。

満身創痍のりんちゃん。
それでも、しんどそうなそぶりはみじんも見せず、今日も元気にお部屋を走っていました。
またあと1週間、頑張ってくださいね。

それにしても・・・
今日も朝の通勤時間帯、ものすごい勢いで雪が降りました。
来週になっても箱根が通れなかったら、かなり悲しいです。。。


PageTop