実験ウサギさんの里親募集において、よく質問される事項についてまとめてみました。
このページは、随時更新していければと思っています。
(後半、未完成ですみません)
他にもご質問をお寄せいただければ、答えられる範囲で掲載したいと思いますので、ご連絡ください。
ここに記載した回答は、あくまでも管理人の私見によるものなので、過信しないようにお願いいたします。
一つの参考意見としてお読みいただければと思います。
Q ここで里親募集しているウサギはどんな実験に使われていたのですか?A お薬や農薬などの安全性を確認するための実験に使われていました。
具体的にはそのときどきで異なるので、個別にお問い合わせください。
Q 実験に使われていたということで、投与されたお薬の影響や後遺症はないのですか?
そのせいで寿命が短くなることはありませんか?A 里子に出しているのは、いずれも投与の影響がなかった子たちです。
殆どが短期の実験(投薬は1回だけ)に使われた子たちですので、その時点で
何もなければ、その後の影響については、まず心配はありません。
ダッチについては、複数の獣医師から「実験のダッチは長生きの子が多い」
という話を聞いております。
ジャパニーズホワイト(以下JW)については、長期飼育した経験がないので
分かりませんが、体が大きい分、多少短命かもしれません。
我が家では今のところ、4歳のハクが最高齢です。
Q 動物実験に使われていたということで、虐待されていたのではないかと心配です。A ラボでは、経験豊富なウサギ好きのスタッフによりお世話されていました。
仕事に余裕があるときには遊んでもらったりもしていますので、
フレンドリーな子が多いです。
Q 実験のウサギは体が弱そうな気がします。A ダッチはSPF動物といって、クリーンな環境下で繁殖・生育された子たちです。
生まれてからラボにいる間は常に22℃の一定温度の部屋で飼育されていました。
そのため、抵抗力が弱い可能性はあるので、スパルタはしすぎない方が無難です。
しかし、パスツレラなどの病原体フリーの動物ですので、生まれつき持っている
病気がない分、安心です。
ただ、病気のウサギと接触すれば普通に感染しますので、注意が必要です。
ブリーダーでは生後1ヵ月程度で親ウサギから引き離すという話もあり、まれに
腸内細菌叢が 完全ではないと思われる子がおります(軟便が多いなど)。
その場合は、他のウサギの糞を食べさせると良いそうです。
また、ペレットによっても軟便になりやすかったり、なりにくかったりがあるそう
ですので、お腹の不調が多い子はいろいろ試してみると良いようです。
JWはコンベンショナル動物といって、通常の管理下で生育したウサギです。
そのため、まれに軽度の斜頸や首振りの見られる子もいます。
里子に出す際には、そのような可能性の低い子をお選びしています。
(だいたい、顔つきで分かります)
少数ですが、SPFのJWもいる場合がありますので、ご希望の場合はご相談ください。
(かなりお時間をいただくかもしれません)
Q 不正咬合はありませんか?A ダッチは歯質の良い系統らしく、不正咬合を見たことはありません。
ただ、多少歯並びが悪い子はおりますので、定期健診で確認されることを
お勧めします。
JWは、まれに不正咬合(里親さまからの情報及び自分の見た範囲では
前歯の不正咬合)になる子がおります。
歯質の良い子、悪い子、かなりバラツキがあるようです。
Q 健康管理上、気を付けた方が良いことはありますか?A 基本的には普通のウサギさんと変わりませんが、ダッチはメンタル的に弱い子が
多い気がします。
暑さ、寒さ、環境変化などに加え、飼い主さんが忙しくて構ってあげられない時に
体調を崩すことがあります。
うっ滞を起こしたときは命に係わるので、すぐに病院に連れて行ってください。
Q 去勢・避妊手術はした方が良いですか?A 里親さまの判断で決めていただければ結構ですが、女の子については子宮系の
疾患を予防するため、若くて体力のあるうちに避妊手術をしておくことを
お勧めします。
病気になってからでは手遅れの場合もありますし、皮下脂肪が厚いと手術
できない場合があります。
男の子については、スプレーやつきまといなどの問題行動がなければ、
手術の必要はありません。
3歳を過ぎれば落ち着きますので、我慢できるレベルであれば、
そのままで良いかもしれません。
ただ、元気が良すぎる子は、怪我の防止のため去勢手術をした方が良い場合も
あります。
多頭飼いの場合は、全頭去勢・避妊してください。
予め避妊・去勢した子をご希望の場合は、相談に応じます。
(手術費用・交通費などの実費のご負担はお願いいたします)
費用的な面で悩むこともあるかと思いますが、ウサギさん代だと思って
手術費用を出してあげてくださいとお願いしております。
Q 近くにウサギを診られる動物病院がありません。A 個体差もありますが、片道2-3時間くらいは許容範囲かと思います。
遠くてもウサギに精通した病院があれば、いざという時に頼りになります
ので、一度健診に行ってカルテを作っておくことをお勧めします。
常備薬(プリンペランなどのお腹の薬)をもらっておけば安心なので、
相談してみてください。
補液などの応急処置は一般の動物病院でもできますので、近場でも何軒か
当たって、ウサギの扱いがうまそうな病院を見つけておいてください。
病院を探す場合は、以下のサイトも参考になります。
【あなたがウサギに出来ること 診療可能病院】 ただし、ネット情報は不確かな部分も多いので、実際にウサギを飼っている人や
ペットショップなどで聞いた方が確実です。
こちらにお問い合わせいただければ、わずかではありますが里親さま方から
お聞きした情報もございますので、お伝えできることもあるかもしれません。
Q 家族にウサギアレルギーの人がいますが、お迎えできますか?A
Q 乳幼児がいますが、ウサギをお迎えしても大丈夫ですか?A
Q 犬や猫を飼っていますが、ウサギをお迎えしても大丈夫ですか? A
Q 学校ウサギさんとして譲っていただくことは可能ですか?A
Q ケージはどのくらいの大きさのものが良いですか?
また、お勧めのケージはありますか?A
Q サークル飼いにしようと思います。 注意点はありますか?A
Q 室内で放し飼いにしようと思います。
前の子も放し飼いでした。A
Q 室温は何度くらいがいいですか?A
Q 家にエアコンがないのですが、大丈夫でしょうか?A
Q 外で飼いたいです。A
Q ペレットはどこのメーカーのものを準備すればよいですか?A
Q 近くのお店で売っている牧草は、回転が悪く品質が心配です。A
Q ペットシーツは必要ですか? 猫砂でも代用できますか?A
Q お水は給水ボトルの方が良いですか?
ボトルのサイズはどのくらいがいいですか?A
Q 通院やお出かけ用にキャリーを買おうと思います。 どんなものがお勧めですか?A
Q おもちゃは必要ですか?
段ボールハウスなどは齧ったものを飲み込んだ場合、危なくないですか?A
Q JWは体が大きいので食費が心配です。 たくさん食べますか?A
Q 雄ウサギを飼っていますが、ダッチも可愛いのでお迎えしたいです。A
Q 雌ウサギを飼っていますが、お婿さんとしてダッチをお迎えしたいです。A
Q 2匹(以上)ウサギを飼っていますが、ダッチも可愛いのでお迎えしたいです。A
Q お迎え後、近況報告は必要ですか?A
Q お迎え直後に気を付けることはありますか?A
Q お迎えしたのですが、噛まれます。A
Q 緊急です。(ぐったりしている、怪我をした、etc)A 可能であれば、かかりつけの動物病院に電話して指示を仰いでください。
自分でできる応急処置については、こちらを参考にしてください。
【ウサギの応急手当】